Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

QBグループランキング

近年のNFLでは控えQBの重要性がよく言われています。昨シーズンもニューイングランドペイトリオッツにおいてエースQBトム・ブレイディが開幕戦でシーズンアウトの大怪我を負って危機が囁かれたんですが、控えQBだったマット・キャッセルがチームを率いて、終わってみればチームは11勝5敗、惜しくもプレーオフ進出は逃したものの地区優勝したドルフィンズと同率の好成績を残して改めて控えQBの重要性を認識させられました。

ということもあってか、NFL.COMのウェブサイトでは各チームのQBグループのランキングが掲載されていました。

http://www.nfl.com/news/story?id=09000d5d8122fd8b&template=without-video-with-comments&confirm=true

これによると1位はマイケル・ヴィックが加入したフィラデルフィアイーグルスで、これはもう誰が見ても異論はないところでしょうね。ちなみにドルフィンズは14位、まあこのあたりがいいところでしょうか。ただ、今後このランキングを上げるような活躍をチャド・ヘニー、パット・ホワイトに期待したいですね。

ところで、このランキングをずっと見ていて目を引いたのは5位のニューオーリンズセインツです。ドリュー・ブリーズ、マーク・ブルネル、ジョーイ・ハリントンの3人の名前が連なっていますが、名前だけを見たらそうそうたるメンバーですよね。第3QBがハリントンっていうのがすごいなと思いました。QB3人がすべてベテラン選手というのはあまり見ませんよね。

あの人は今… ジャマー・フレッチャー

8月29日にシンシナティベンガルズが CBジャマー・フレッチャーを解雇しました。ジャマー・フレッチャー… ドルフィンズファンにとっては懐かしい名前ですね。というか、ベンガルズにいたんですね、まったく知りませんでした。

フレッチャーは2001年ドラフト1巡目指名でドルフィンズに入団しました。1巡目指名ですので期待されての入団だったんですが、当時のドラフト評価ではフレッチャーの指名は疑問視されていました。確かに当時のドルフィンズはディフェンスよりもオフェンスを強化しなければいけない状態でした。

ちなみにフレッチャーよりあとに指名された選手としてはWRレジー・ウェイン、TEトッド・ヒープ、QBドリュー・ブリーズなどのちにプロボウラーとなる選手がいましたし、ドルフィンズは2巡目でWRクリス・チャンバースを指名していますから1巡目で前述の選手を指名していてもよかったはずです。

話がそれましたが、フレッチャーは3年間ドルフィンズでプレーした後、サンディエゴチャージャースにトレードされました。そこまでは覚えていてその後は失礼ながらNFLから消えたかと思っていましたが、チャージャースの後2006年にはデトロイトライオンズ、2007年にはヒューストンテキサンズ、そして2008年にはベンガルズに在籍していずれも10試合以上でプレーしていたようです。

今後フレッチャーがどうなるのかわかりませんが、どのような形になるにしろ彼の活躍を期待したいですね。
 

どうなる? LBロス

トレーニングキャンプ開始以来、股関節の怪我のためにまったく練習に参加していないLBマット・ロスですが、プレシーズンゲーム最終戦の対ニューオーリンズセインツ戦も欠場する見込みで開幕ロースター入りも難しくなってきました。

ロスは昨シーズンはDEからLBにコンバートされて、16試合すべてに出場してキャリア最多の53タックル、5QBサック、2ファンブルフォースを記録しました。そして今シーズンは体重を約5.3kg落として臨んだんですが、ここまではまったく不本意な結果となっています。この結果は本人が一番残念に思っていることでしょうね。

このまま開幕ロースターに入れなければリザーブリストに置かれ、10月半ばまでに復帰することができなければ故障者リスト入りして今シーズンすべてを欠場することになります。ロスにとって契約最終年にあたる今シーズンですが、ドルフィンズは契約延長を視野に入れていただけにこのまま復帰できないとなるとチームにとっても大きなマイナスです。

まさかここまで大きな怪我だとは思ってなくて非常に残念なんですが、LBとして2年目を迎えるロスには期待していただけになんとか早期の復帰を望みたいです。ただ、結果的にこうなってくるとジェイソン・テイラーと契約しておいてよかったなと思います。
 

スペシャルチーム

昨シーズン、マイアミドルフィンズのスペシャルチームは特にキックオフ、パントのカバーチームの内容がよくなかったんですが、ここまでのプレシーズンゲームを見る限りあまり改善されていないですね。

先週の対カロライナパンサーズ戦では58ヤードのパントリターンを許し、昨日の対タンパベイバッカニアーズ戦でも30ヤードのパントリターンを許して失点の一因を作ってしまいました。

昨日はパントブロックも決めたんですが、ブロックした後のボールを確保し損ねて相手に攻撃権を与えてしまう場面もありました。

キッキングのカバーチームについては今シーズンもハラハラさせられそうです。
 

プレシーズンゲーム第3戦

マイアミドルフィンズのプレシーズンゲーム第3戦はタンパベイバッカニアーズとの試合でした。結果は10-6というロースコアでドルフィンズが第3Qにこの試合両チームを通じて唯一のTDを決めて逆転勝利を飾りました。これでドルフィンズはプレシーズンゲーム3連勝、結果としては非常にいい感じです。ただ、この試合の内容はあまりよくなかったですね。

まず前半はほとんどバッカニアーズのペースでした。試合開始直後のバッカニアーズの攻撃でパントに終わり、なおかつパントブロックされたプレーでドルフィンズの選手が触れたボールをバッカニアーズの選手がリカバーして再び攻撃権を得ましたが、これがバッカニアーズに試合の流れをもたらしました。

バッカニアーズはラン、パスともに好調でドルフィンズのディフェンスが止められませんでした。ランでは前半だけで92ヤードを走られましたし、パスではWRモーリス・ストーバルに6回のパスレシーブで74ヤードを稼がれました。

逆にドルフィンズのオフェンスはまったく機能せず、前半終了前2分を切るまで1stダウンを1回しか更新できませんでした。しかもそれも反則による1stダウン更新でしたから完全に負けムードですよね。

しかしそんな状況でもバッカニアーズに与えた得点はFG2本による6点のみでした。少なくともレッドゾーンでのディフェンスはよかったです。要所でよく抑えました。そして前半終了間際にFGで3点を返したのも大きかったですね。

そして後半開始最初の攻撃でドルフィンズが逆転したんですが、このドライブでのQBチャド・ペニントンから新人WRブライアン・ハートラインへの54ヤードパスは見事でしたね。ペニントンにしては珍しいロングパスでしたが、プレーアクションからのパスでハートラインはナイスキャッチでしたね。これがその後のTEアンソニー・ファサーノへの逆転TDパスを呼んだといえるでしょう。 

そのペニントンですが最初の9回のパスのうち5回を失敗していたんですがその後調子を取り戻して、結局第3Q途中で交代したんですが、パス16回投中9回成功で128ヤード獲得と帳尻を合わせました。このあたりはさすがベテランという感じですね。

しかしその後にプレーしたQBチャド・ヘニーは今日は調子が悪かったです。最初の5本のパスを連続で失敗し、さらに第4Qには敵陣深く攻め込みながらまるでディフェンスの選手目がけて投げたかのようなパスでインターセプトを喫し、加えて合計4回のQBサックを浴びました。結局パス8回投中わずか2回成功で55ヤード獲得に止まりました。

先週の試合で好調だったランプレーもこの試合では不発で、チーム全体で25キャリーで79ヤード獲得(平均3.2ヤード)に終わりました。

ドルフィンズはターンオーバーが3回、そして攻撃時間もバッカニアーズに比べて約10分間も少なかったんですが、それでも試合に勝つことができました。その要因としてはターンオーバー3回のうち2回は敵陣でのもので失点に結びつきませんでしたし、バッカニアーズの反則(13回で85ヤード罰退)に助けられたこともあったでしょう。

この試合は天候も悪く、第2Q途中に雷のために45分間も試合が中断したようです。コンディションも悪く選手も試合に集中できない場面もあったと思います。何よりも怪我がなくてよかったですね。

さて、プレシーズンゲームも残すところあと1試合です。最後の試合では主力選手はほとんどプレーしないでしょうからこの試合が最後の実戦練習といってもいいかもしれません。内容はいまひとつでしたが結果として勝ったというのはよかったのではないでしょうか。とにかく勝ち癖を付けるというのも大事なことですからね。
 
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