マイアミドルフィンズとバッファロービルズの今シーズン2度目の対戦となります。前回の対戦ではドルフィンズが38-10と大勝していますが、前回と違うところはビルズのヘッドコーチだったディック・ジャローンが解任されて暫定HCペリー・フェウェルが指揮を執っていることとQBがトレント・エドワーズではなくてライアン・フィッツパトリックであるということですね。

ビルズは今シーズン最初の2試合では24点以上をあげましたがその後の8試合ではすべて17点以下と得点力がありません。先週の対ジャクソンビルジャガーズ戦でも18-15で敗れています。不調だったWRテレル・オウエンスが9回のパスレシーブで197ヤードを獲得する活躍を見せたもののそれが勝利に結びついていません。

ただ、フィッツパトリックからオウエンスへのパスがジャガーズ戦同様数多く決まるようだと要注意です。ビルズにはその他にWRリー・エバンスがおり、エバンスはドルフィンズ戦で通算5つのTDパスレシーブを記録しています。ドルフィンズのCBボンテ・デービスとショーン・スミスは2人とも新人ですのでオウエンスとエバンスを上手くカバーできるのか、このマッチアップは試合の鍵となります。

フィッツパトリックは今シーズンは3試合の先発を含む5試合に出場しており、TDパス3つに対してインターセプトは6つと不安定です。またQBサックも6つ喫しており、ドルフィンズは前回のビルズ戦でエドワーズに対して3インターセプト、6QBサックを記録しています。

またビルズのディフェンスはNFL25位で特にランディフェンスは同31位と弱いです。相手チームに対して1キャリー当たり4.9ヤードを許しており、ドルフィンズは前回の対戦の時にランで250ヤードを獲得しています。しかし最悪のランディフェンスに比べてパスディフェンスは同9位と好調で、特に新人Sジャイラス・バードは8インターセプトを記録しています。ただしバードは怪我をしており体調は万全ではないようです。またパスラッシュの中心はDEアーロン・ショーベルでチームトップの6QBサックを記録しています。