HCトニー・スパラノのインタビュー記事がいろいろなウェブサイトに掲載されていました。それによると、スパラノはОCダン・ヘニングのことを擁護して、『ヘニングは素晴らしい仕事をしてくれている』というようなことを言っています。
ところが、トータルオフェンスは平均321.1ヤードでNFL23位、1試合あたりの平均得点は17.1点でNFL31位、オフェンスが記録したTD数も21個でNFLで2番目に少なく、ラッシングTD数にいたってはNFL最下位のわずか6個… こんなオフェンスで一体どこが素晴らしいんでしょうか。
このスパラノの発言には本当に失望させられました。なぜ彼はそれほどヘニングのことを擁護して持ち上げなければいけないんでしょう。じゃあ結果が出せずに解雇されたスペシャルチームコーチのジョン・ボネイムゴはどうなるんでしょう。同じように結果が出せなかったのにボネイムゴは首を切られて、かたやヘニングは大切に扱われる… こういう状況は組織として非常にまずいと思うのですが。
他方、新しいHC候補としてビル・カウアーとジョン・グルーデンの名前が話題に上っています。カウアーは現場復帰を望んでおり、ニューヨークジャイアンツ、ヒューストンテキサンズ、そしてドルフィンズが有力候補だとのことです。このうちジャイアンツはプレーオフに進出できそうですしオーナーがHC交代を否定しています。またテキサンズもオーナーが現HCゲーリー・キュービアックのことを気に入っているようです。そうなると残るはドルフィンズだということになりますがどうでしょうか。それにしても、まだシーズンも2試合残っているというのにこういう話題で盛り上がるのも寂しいことですね。
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