ドルフィンズの公式ウェブサイトで紹介されているホームスタジアムの TOP TEN MOMENTS ですが、No.7は1995年シーズンの開幕戦、対ニューヨークジェッツ戦でした。前年の1994年シーズン、ドルフィンズは惜しい敗戦でプレーオフ敗退、1995年シーズンは今度こそスーパーボウルという期待を抱いて開幕しました。

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このジェッツ戦、第2Qにドルフィンズが14点をリードしたんですがジェッツに追いつかれ、それでも前半終了時には21-14とドルフィンズがリードして後半を迎えました。

後半になるとドルフィンズの一方的な試合展開…まずRBバーニー・パーマリーの4ヤードTDラン、そしてCBトロイ・ビンセントの69ヤードインターセプトリターンTD、さらにQBダン・マリーノからWRアービン・フライヤーへの50ヤードTDパスとたたみかけました。

なおも攻撃の手を緩めないドルフィンズは第4Qに入ってKピート・ストヤノビッチが29ヤードFGを決め、ダメ押しのダメ押しはRBアービン・スパイクスが17ヤードTDランを決め、終わってみれば大量52得点でした。これはドルフィンズのチーム史上2番目の高得点だったようです。

この試合の結果を見て、今年のドルフィンズは強いぞ、と思いスーパーボウル進出に期待を持ったんですが、チームはシーズン途中で失速し、なんとか9勝7敗でプレーオフに滑り込んだものの、初戦でバッファロービルズに22-37と大敗しました。そしてこれを最後にHCドン・シューラが引退してドルフィンズの一時代が終焉しました。

この試合のように、1試合で50点以上の得点をあげるオフェンスを再び見てみたいものですが、今度はいつになるんでしょう。近い将来に実現してほしいものですね。