明日の対ニューヨークジャイアンツ戦ですが、WRブランドン・マーシャルは今シーズン初勝利に自信のコメントを残しています。しかし現実はかなり厳しいと言わざるを得ないでしょう。

オフェンスで唯一の強みとも言えるランニングゲームではRBダニエル・トーマスが欠場、またWRクライド・ゲイツも出場が微妙です。さらにLTリッチー・インコグニトも足首を痛めていて体調万全ではないようです。ジャイアンツはこれまで22QBサックを記録しており、もともとパスプロテクションに不安のあるドルフィンズはさらに苦境に立たされる可能性があります。

ディフェンスでもCBボンテ・デービスが欠場して新人CBのジミー・ウイルソンが先発するようです。ジャイアンツのQBイーライ・マニングはQBレイティング101.1を記録していますので、ディフェンスバック陣の弱いドルフィンズはこのマニングのパス攻撃には相当苦戦するでしょう。

ドルフィンズは選手間でもRBレジー・ブッシュの発言を巡ってSイェレマイア・ベルがブッシュを批判したりするなどチームワークにも問題が起こってきています。さらにHCトニー・スパラノも更迭が確実視されている中で、チームの指揮を執らなければいけない状況におかれており、すでにやる気を失っているかもしれません。

とにかくドルフィンズがNFC東地区首位を走るジャイアンツより優れている状況は皆無に等しいのですが、少しでも多くいいプレーを見せてもらいたいものです。