ここ数日間、FAの動きが止まっていたドルフィンズなんですが、オフェンスとディフェンスのラインマンの補強を相次いで行なっています。

まずオフェンシブラインの補強としてOGランス・ルイスを獲得しました。ルイスは4年間シカゴベアーズでプレーしていました。昨シーズンは開幕から先発RGを務めていました。ベアーズではベストラインマンという評価もされていたようですが、11月に靭帯を損傷して故障者リスト入りし、残りのシーズンを全休しています。

現在はその怪我の回復具合が100%ではないようですが、トレーニングキャンプまでにどこまで回復してくるかが問題ですね。怪我が完治すればRGのポジションをジョン・ジェリーと争うことになりそうです。

そしてディフェンシブラインの補強としては、DTボーン・マーチンを獲得しています。こちらは4年間サンディエゴチャージャースに在籍し、過去2シーズンは先発として活躍しており、4年間通算で78タックル、3QBサックを記録しています。

ドルフィンズは控えDTトニー・マクダニエルがシアトルシーホークスと契約したようで、ボーンはその穴埋めとしての位置づけだと思うのですが、2013年シーズン終了後にFAとなるDTポール・ソリアイにとって代わるような選手に成長してくれれば、という目論見もあるかもしれませんね。

その他にずっと噂されていたOTエリック・ウィンストンですが、本人はドルフィンズでプレーしたい意向があるようですが、ドルフィンズ側が本気で獲得に乗り出さない現状です。おそらく金額などのオファーは提示しているのでしょうが、本人にとって満足できる内容ではないのかもしれません。

いずれにしてもOTの補強は必須だと思うのですが、FAでダメならドラフトでということなのでしょうか。引き続き動向が注目されます。