WRアーモン・ビンスのシーズンアウトに伴って、ベテランWRローレント・ロビンソンのワークアウトを実施したドルフィンズですが、その他にも元インディアナポリスコルツのWRオースチン・コリーもテストしていました。しかしいずれの選手も獲得しませんでした。ロビンソンもコリーもそれなりに実績があるんですが、2人とも脳震とうのリスクがあり、獲得は難しかったんでしょうね。

それで、結局ビンスの穴埋めとなった選手は、元ドルフィンズのWRジュリアス・プルイットでした。プルイットは2010、11年にドルフィンズに在籍し、2011年は主にスペシャルチームの選手として活躍しました。昨年のシーズン開始前に解雇されていますが、昨年は現政権の下で練習なども行なっているでしょうから、攻撃システムも知っているというのも獲得の要因になったでしょうね。

しかし、今回のビンスの怪我で改めて思うのは、近年のドルフィンズでジャージNo.19をつける選手には不遇が続くということです。2007年にドラフト1巡目指名で入団したWRテッド・ギンは期待外れで2010年にトレードで放出、その後のWRブランドン・マーシャルもそこそこ活躍したものの結局トレードで放出、さらに昨年の開幕ロースターに名を連ねたWRレガドゥ・ナーニーは全く戦力にならずすぐに解雇、そして今年のビンスと、ちょっと考え過ぎかもしれませんが、何か呪われたジャージNo.みたいな気がします。

話がそれましたが、プルイットはスペシャルチーム選手としてはある程度の活躍が期待できそうですので、本業のWRとしてもこれをきっかけに花開いてくれるといいのですが、期待したいですね。