December 17, 2013

Week 15 対ペイトリオッツ戦

やっとニューイングランドペイトリオッツに勝つことができました。ここ4年間負け続けていましたので、今回の勝利は多くのドルフィンズファンの方が溜飲を下げたというか、とても嬉しい気分だったのではないでしょうか。本当に素晴らしい試合で素晴らしい勝利でした。

それにしても、最後のペイトリオッツの追い上げというか猛攻はさすがにすごかったんですが、ドルフィンズのディフェンスは本当によくしのいで守りきりました。一番の殊勲者は最後にインターセプトを決めたDBマイケル・トーマスなんですが、その他の選手も全選手で守りきったという印象でした。

そのトーマスなんですが、この試合の5日前に契約したばかりの選手で、元はサンフランシスコ49ersの練習生でした。そして先週の練習では実戦的な練習にはまったく参加していなかったそうです。そんな選手をあの大事な場面で使わなければいけないほど、その時のドルフィンズはディフェンスバック陣が不足していました。

その理由は、先発CBブレント・グライムスとノーラン・キャロルがともに怪我をしてプレーできなかったということです。代わりに入ったCBウィル・デービスとこのトーマスはQBトム・ブレイディに執拗なまでに狙われていました。相手の弱点を攻めていくのは鉄則なんですが、肝心なところでよく守ってくれたと思います。

トーマスに関しては最後のインターセプトがクローズアップされがちなんですが、その3プレー前のパスディフェンスが非常に価値あるものでした。ブレイディがWRダニー・アメンドーラにTDを狙ったパスを投じたんですが、これをトーマスが防ぎました。スローを見るとアメンドーラが一旦キャッチして、それをトーマスがかき出してTDを防いだように見えましたが、実際はキャッチできてなかったんでしょうかね。ただ、いずれにしてもあのトーマスのプレーはとても実戦経験のない選手の身のこなしとは思えませんでした。

あのインターセプト後、トーマスは感極まったのかサイドラインで涙を流していたように見えました。そのような選手の姿を見るのは嬉しいので、この活躍で今後のトーマスのプレーが楽しみになってくるんですが、これをきっかけにぜひともブレークしてドルフィンズのディフェンスバックを支えてもらいたいと思います。

それにしても、今シーズンのドルフィンズはOGサム・ブレナーといい、このトーマスといい、練習生あがりの選手が活躍してくれています。控えの層の厚さにもつながりますし、ベテラン選手への刺激にもなります。こういう現象はこれからも歓迎したいところです。

さて、話しを試合の方に戻すと、この試合の勝因は最後の逆転TDが非常に大きかったのですが、そのドライブでまずWRマイク・ウォレスへのロングパスを失敗し、その次のプレーでQBライアン・タネヒルがQBサックを受けて大きく後退しました。そして3rdダウン残り16ヤードで1stダウンが更新できなかったところで、もうこれで終りかと思いました。

しかし4thダウン残り5ヤードでタネヒルからパスを受けたTEチャールズ・クレイがしぶとく1stダウンを更新してくれました。クレイはこの試合でペイトリオッツのディフェンスに徹底してマークされていたため、この時までパスキャッチがまったくありませんでした。しかし、最も重大な場面で非常に価値ある仕事をしてくれました。それがドルフィンズの逆転につながったんだと思います。

それと前半終了間際に10-0とリードを広げられた後に、タネヒルがウォレスに39ヤードTDパスを通して7点を返して前半を折り返せたのも非常に大きかったと思います。あの7点と、後半早々のペイトリオッツのFGミスがドルフィンズに試合の流れを引き寄せたのだと思います。

そのウォレスへのTDパスのドライブではWRリシャード・マシューズとマーロン・ムーアが貴重なパスレシーブを決めました。またマシューズについては、第4Qの逆転TDドライブでも素晴らしい24ヤードTDパスレシーブを決めています。マシューズやムーアといった控えのレシーバー陣の活躍もこの試合で見逃せないところでした。

タネヒルはこの試合では10人のレシーバーにパスを投げ分けて、3つのTDパスを決めました。そしてこの3連勝中には計8つのTDパスレシーブを記録しています。この試合を含めた3試合ではオフェンスの強さが目立ちます。相手に点を取られたらすぐに取り返せるオフェンス力があるので、非常に力強く感じられます。タネヒルがそういうオフェンスを指揮できるようになったということでしょうか、その成長のようなものを感じます。

ペイトリオッツは負けたとはいえ、やはり強いですね。ただ、以前のような爆発的な強さではなくて、ブレイディの個人技による上手さで攻めていって得点を重ねる強さです。そして相手の弱点をつくいやらしさもあり、もしTEロブ・グロンコウスキーがいたら果たしてドルフィンズは勝てたかどうか、難しいところですね。

この試合ドルフィンズは素晴らしい勝利だったんですが、気がかりなのはこの試合で怪我をした両CBグライムスとキャロルのことです。今のところ大きな怪我ではないようですが、今後の試合にあとを引くようだとパスディフェンスが苦しいです。新人選手の活躍は喜ばしいことなんですが、やはり試合経験が乏しいとプレー内容も不安定ですから相手チームに付け入る隙を与えてしまいます。怪我人の早期回復を望みたいところです。

これでドルフィンズは8勝6敗となり今シーズンの負け越しはなくなり、4年連続で負け越しシーズンを続けていたんですが、その不名誉な記録も止まることとなりました。この先どこまで勝ち星を伸ばせるのかわかりませんが、この試合のような戦い方をする限り、残り試合の相手から考えて負ける要素はないと思います。ただ、何が起こるかわからないのがNFLの試合ですので、たとえ実力的に劣る相手でも全力で戦ってもらいたいと思います。



 


dolphin_one at 21:18│Comments(2)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック GAME RECAP 

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この記事へのコメント

1. Posted by けん   December 17, 2013 22:59
4thダウンはハラハラしました−!
ディオン・シムズのブロックがよかったみたいですね。
若い選手たちがどんどん育っているのが頼もしい限りです。
2. Posted by $フィンうぉっちん   December 18, 2013 00:41
5 ラストドライブを止めたのは見事!気迫あふれるプレーでしたね。。
本当はドルフィンズには新人が活躍できる環境があったのですね。今年のブログにも色んな名前が出てきて覚えるのが大変…でも嬉しい悲鳴です。DBのマイケルトーマスは最高のスタートを切れて嬉しいです。ブレイディの思考を読み、自分が穴だと自覚しラストドライブを2回も止める事ができたのは若さの勝利でしょうか?これからドルフィンズを支える選手に成長してくれれば最高ですね。
負け越しがなくなり,対ペイトリオッツの連敗を止め,やっと良い方向に向き始めました。このまま行ってプレーオフでタネヒルとラマーミラーの活躍が見たい!

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