ドルフィンズの新しいGMが決まったわけですが、新GMデニス・ヒッキーの記者会見は現地時間火曜日に行なわれるようです。

ところで、ヒッキーが新GMに決定したというニュースが出た直後に候補者だったニック・カセリオについてある情報が流れました。それによると、カセリオがドルフィンズのオファーを断った理由は、カセリオはHCジョー・フィルビンを解雇したかったが、ドルフィンズはフィルビンの解雇を許さなかった、ということでした。

この情報を見たときに個人的に思ったことは、ドルフィンズがフィルビンを解雇しないのは公然の事実だったのに、なぜカセリオはドルフィンズの面談に応じたのか、そしてなぜオファーを出させるところまでいったのか、ということでした。

また別の情報によれば、カセリオのサラリーはニューイングランドペイトリオッツでは低いほうだったということですが、ドルフィンズのオファーを断った後にサラリーがアップしたという話も見かけました。

以上のことから推測すると、カセリオはわざとオファーをさせて自身の利益のためにドルフィンズを利用した、という見方ができると思います。またはペイトリオッツ側がサラリーを上げることを条件にカセリオにドルフィンズの内情をスパイさせた、という憶測も広がってきそうです。

ただ、その数時間後には以上の情報を打ち消すかのように、カセリオ自身はフィルビンはもちろん、誰も解雇する気はなかった、さらにはフィルビンやドーン・アポンテ、そしてブライアン・ゲインに対して好意を持っているという報道がされています。

こうなってくるとどっちの話が本当なのかわからなくなってきますが、新GMがヒッキーに決まった今となってはどうでもいいことです。ただ、こういう話が出てくるというのはカセリオ自身、あるいはその周囲が何か怪しいと疑ってしまいます。以前ペイトリオッツにはスパイ疑惑がありましたしね。