ドルフィンズはハラスメント問題におけるテッド・ウェルズ氏の報告書に名前が記載されていたオフェンシブラインコーチのジム・ターナーとヘッドアスレチックトレーナーのケビン・オニールを解雇したということです。

ターナーはOGリッチー・インコグニトとジョン・ジェリー、Cマイク・パウンシーがOTジョナサン・マーチンに対して差別的な嫌がらせを行っていたことを黙認したほか、現カロライナパンサーズのOTアンドリュー・マクドナルドに対する嫌がらせを行っていました。

また、オニールもマーチンに対する差別的行為を黙認したほか、部下である日本人トレーナーの井上なおひささんに対するインコグニトらの嫌がらせも知っていながら黙認するどころか、一緒になって面白がっていたということが報告されています。

両者とも解雇されて当然と言えるのですが、特に自分より下のものというか立場の弱いものに対する差別的行為で、管理職的な立場の人間のすることではありません。

オニールは18年間に渡ってドルフィンズでトレーナーを務めていたそうですが、18年前というとジミー・ジョンソンがHCに就任した時からですね。まさかその当時からそういうことを行っていたということはないと思いますが。

今回は上に立つものがまず処分されたわけですが、インコグニト、ジェリー、パウンシーも当然なんらかの処分を受けることになるはずです。

それにしてもこの問題に関しては、ファンとしては非常に心が痛みます。もうファンを辞めるとかグッズを身につけないというファンの方もいらっしゃると思いますが、その心中お察しします。

しかし私はドルフィンズファンを辞めませんし、ジャケットなどのグッズも身につけています。そしてこれからも応援していくつもりでいます。

とにかく前を向いていくしかないので、今回の問題を重く受け止めて一刻も早くチームをきれいにして、新しいチームに生まれ変わってもらいたいと思います。それをこれから、1人のファンとして見守っていきたいと思っています。