Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

August 2009

オフェンシブライン

昨日行われたプレシーズンゲーム、対カロライナパンサーズ戦でドルフィンズはランオフェンスが好調でした。28キャリーで141ヤード(平均5.0ヤード)獲得だったんですが、その原動力となったのがオフェンシブラインで、特にRGドナルド・トーマスのランブロックがよかったようです。

RBリッキー・ウイリアムスの11ヤードラン、RBレックス・ヒリアードの39ヤードTDラン、そしてRBロニー・ブラウンの11ヤードランの陰にはすべてトーマスの好ランブロックがありました。

トーマスは昨年ドラフト6巡目指名の新人選手ながら開幕戦では先発RGを任されました。しかしその開幕戦で怪我をしてしまってシーズン全休を余儀なくされました。今シーズンはその怪我からの回復具合が懸念されたんですが、全力で走れるようになり復活してきたようです。

トーマスの今シーズンの活躍を期待したいですね。
 

プレシーズンゲーム第2戦

ドルフィンズのプレシーズンゲーム第2戦は地元マイアミでのカロライナパンサーズとの対戦でした。結果は27-17の逆転勝利でした。プレシーズンゲームはこれで連勝です。

試合全体を通してランオフェンスが好調でしたね。合計28キャリーで141ヤード獲得(平均5.0ヤード)で、個々に見るとRBロニー・ブラウンが7キャリーで31ヤード(平均4.4ヤード)、RBリッキー・ウイリアムスが3キャリーで21ヤード(平均7.0ヤード)でした。

あと目立ったのが第4RBのレックス・ヒリアードで9キャリーで52ヤード(平均5.8ヤード)を記録しました。しかしドルフィンズはRB3人体制ですのでブラウン、リッキー、そしてパトリック・コブスの3人が有力です。これにヒリアードが割って入るというのは現時点ではちょっと苦しいんではないでしょうか。

そしてこの試合で今シーズン初めてワイルドキャットオフェンスを試しました。5回の攻撃で獲得ヤードは3,0,11,4,35ヤードという結果でした。11ヤードはダイレクトスナップを受けたブラウンが自ら走ったプレーで35ヤードはブラウンからウイリアムス、そしてペニントンに渡ってペニントンからコブスへのフリーフリッカーのパスプレーでした。ちなみにこのプレーは昨シーズンの対ヒューストンテキサンズ戦でも見せていて、その時もロングゲインしています。

昨シーズン大成功を収めたワイルドキャットオフェンスですが今シーズンはマークも厳しくなり効果薄が予想されています。しかし要所で使うとやはりある程度の武器にはなると思いますので、今シーズンもワイルドキャットには期待しています。

その他オフェンスではQBが好調でした。チャド・ペニントンはパス11回投中8回成功で105ヤード獲得、QBレイティングは132.8と相変わらずの安定感を誇っています。チャド・ヘニーもパス16回投中10回成功で75ヤード獲得、QBレイティングは94.5でいい感じです。そしてパット・ホワイトですが、こちらは出番も少なくてパス3回投中2回成功で4ヤード獲得に止まりました。しかしその中でも動きは先週よりもよかったようです。

両チームのオフェンスで明暗を分けたのは3rdダウン時の1stダウン更新率でした。ドルフィンズは14回中6回の更新で43%、一方のパンサーズは11回中わずか2回の更新で18%でした。このへんはドルフィンズのディフェンスが上回ったということで勝敗を分けたところでしょう。

あとディフェンスではQBサックをわずかに1つしか記録できませんでしたが、QBに対するプレッシャーはかなり多かったようです。

しかしディフェンスで大きなミスだったのはパンサーズのRBデアンジェロ・ウイリアムスが25ヤードのTDランを決めたプレーで、少なくとも3つのミスタックルがありました。ウイリアムスが上手かったのかもしれませんが、反省ポイントでしょうね。

注目のCB2人、ボンテ・デービスとショーン・スミスですがスミスの方はこの試合は体調不良で出場しませんでした。インフルエンザの疑いもあったようですがどうやらそれはシロだったようでひと安心です。先週3つの反則を犯したデービスはこの試合では無難にこなしていたようで、特にランプレーに対して強さを見せていたようです。

それからスペシャルチームはまだまだ不安定ですね。この試合では58ヤードのパントリターンを許しています。しかもそれが主力選手で固めたユニットだったのでちょっと不安が残りますね。さらに新人リターナーのクリス・ウイリアムスもパントキックをキャッチし損ねてそれをきっかけに得点を奪われています。ウイリアムスは先週もパントキックをファンブルしていますので最終ロースターに残るのは難しいですかね。

全体的に見ればドルフィンズ快勝の試合だったんですが、主力選手で戦った前半だけを見ると14-10と4点リードを奪われていました。まあそのへんはパンサーズも実力のあるチームだということでしょうね。このまま開幕まで順調に仕上げていってもらいたいですね。
 

今度はウイリアムス姉妹

マイアミドルフィンズは今年に入って実業家であり歌手のジミー・バフェット、グラミー賞歌手のグロリアとエミリオのエステファン夫妻、歌手・俳優として活躍しているマーク・アンソニーをオーナー陣に加えていますが、最新の情報ではプロテニス界のスーパースターであるビーナスとセレーナのウイリアムス姉妹を新たにオーナー陣に加えるということで、現地時間の8月25日に正式発表がされるようです。

ウイリアムス姉妹といえばプロテニス界では向かうところ敵なしで、グランドスラムと呼ばれるテニスのメジャー4大大会(全豪オープン、全仏オープン、ウインブルドン、全米オープン)でも姉妹合わせて18回の優勝を誇っています。今年7月に行われたウインブルドン大会でも姉妹は決勝で対戦して妹のセレーナが勝利しています。

現在姉妹はフロリダ州のパームビーチガーデンに住んでいるそうでドルフィンズは地元チーム、当然2人ともドルフィンズファンなんでしょうね。

ちなみに現在NFLにはアフリカ系アメリカ人のオーナーが存在しないということで、今回のウイリアムス姉妹のオーナー陣加入はNFLにとっても大変意義のあることになるようです。

しかしこれだけいろんな有名人がオーナー陣に名を連ねることになると、私も加わりたいという人も出てくるんでしょうね。次はどんな大物が加わるんでしょうか。
 

CBグリーン、解雇される

3月にFAで獲得したCBエリック・グリーンとの契約を打ち切って解雇しました。グリーンのプレーは春のチーム練習の時から不安視されていたんですが、先日のプレシーズンゲーム第1戦、対ジャクソンビルジャガーズ戦でも3本のパスを連続で防ぐことが出来ませんでした。

9月1日にロースターが75人まで絞られるので解雇するのはその時でもよかったと思いますが、よほど不評を買っていたんでしょう、早々と解雇されました。昨シーズンはアリゾナカージナルスで先発を務めていましたが、シーズン半ばに新人CBドミニク・ロジャース-クロマティにポジションを奪われました。しかし今シーズンはそれより早く、シーズン開幕前に新人CBショーン・スミスにポジションを奪われた恰好になりましたね。

ちなみにそのグリーンですが、早くもサンフランシスコ49ナーズと契約したようです。
 

引き際

引退していたQBブレッド・ファーブがミネソタバイキングスと契約したようですね。先月末にもう現役復帰はしない旨の態度を表明したばかりで、何で今さらという気がしますし、何回引退撤回をすれば気が済むんだと呆れ返りますね。

別に何歳になっても、力が衰えてもプレーすること自体はいいと思いますが、だったら最初から引退なんてしなきゃいいのにと思います。

まあしかしこれでバイキングスは一気にスーパーボウル優勝候補になりました。ただ、バイキングスのスーパーボウル優勝を予想する人は少ないと思うんですけどね。

人間引き際が肝心、なんてことをよく言いますが、このファーブの引き際の悪さはなんなんでしょうか。確かにファーブのこれまでの栄光は殿堂入りに値する素晴しいものだと思いますが、この引き際の悪さはその栄光を曇らせてしまうと思うのは僕だけでしょうかね。

ちなみに、このファーブのバイキングス入りでかわいそうなのはQBセイジ・ローゼンフェルズであり、QBタバリス・ジャクソンですね。2人とも春のチーム練習からトレーニングキャンプと先発QB争いを続けていましたが、ファーブがきたおかげで先発QBを務める可能性は限りなく低くなりました。それどころかジャクソンはチームを放出される可能性大です。まあこうなったからには放出された方がいいと思うかもしれませんけどね。
 
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