Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

April 2010

マイク・ノーラン

ニューイングランドペイトリオッツがLBアダリアス・トーマスを解雇したようですが、このトーマスはドルフィンズのDCマイク・ノーランのお気に入りだったようですね。

トーマスはノーランがボルチモアレイブンズのDCだった200204年シーズンにレイブンズでプレーしていました。その後ノーランがサンフランシスコ49ersのHCだった2007年にはFAでトーマスの獲得を狙っていたようですが、結局トーマスは5年契約を結んでペイトリオッツに入団しました。

期待されてペイトリオッツに入団したトーマスでしたが3シーズンで14.5QBサックに終わり、2007年以前の3シーズンで記録した28QBサックの約半分の成績しか残せずに契約途中で今回解雇されました。なお、解雇された原因の1つはビル・ベリチックHCと衝突したことのようです。

ノーランにとってはかつての教え子であるトーマスを再び自分のディフェンスのメンバーに加えることに興味はあるかもしれません。しかしノーランは今はHCではありませんし、ジョーイ・ポーター、ジェイソン・テイラーといったベテランLBを切ったドルフィンズが今年の8月に33歳となるトーマスを獲得するとも思えません。ましてやドルフィンズは先日のドラフトで5人ものLBを指名しておりLBのポジションはいまや飽和状態です。

2007
年にトーマスがペイトリオッツではなくて49ersを選んでいたら、その後のトーマスの成績ももっと違うものになっていたのかもしれませんね。ちなみにトーマスについて興味を持っているチームはいくつかあるようですからいずれどこかのチームと契約することでしょう。

ドラフト終了

3日間のドラフトが終了しドルフィンズは結局8人の選手を指名しました。8人中7人がディフェンスの選手でそのうち4人がLBという偏った指名内容になったんですが、チームの方針というか意図が徹底された結果だったのではないでしょうか。

しかし今年のドラフトは本当に予想が難しかったです。2日目を終了した時点で7個のドラフト指名権があったのでどこかでRBとかTEの指名があるかと思っていたんですが、全くの大ハズレでした。

LBについてはトレードで獲得したティム・ドビンスも含めてドラフト期間中に5人を新たに獲得し、この時点でのロースターにはLBがなんと13人も名を連ねることになりました。当然最終ロースターには全員が残れないのでこれから熾烈な生き残り争いが展開されそうです。

あとОGジャスティン・スマイリーは結局トレードに出されませんでした。まあ条件が折り合わなかったんでしょうが、ドラフト3巡目で指名したジョン・ジェリーが先発LGとして期待できそうなのでスマイリーはいずれ放出でしょうね。

ドラフト2日目

今日はドラフト2巡目、3巡目の選手の指名がありました。ドルフィンズの2巡目はユタ大学のDEコア・ミーシーでした。DEといってもOLBで起用することになります。ミーシー自身は大学時代はほとんどDEとしてプレーしていたんですが、LBとしてプレーするのも全く問題ないようです。ミーシー指名の背景には1月に行われたシニアボウルでの印象がよかったことがあるようです。

余談ですが、ミーシーの名前を読み上げたのは殿堂入りのQBダン・マリーノでした。

なお、この時点でもテキサス大学のセルジオ・キンドルが残っていたんですが指名しませんでした。最初からキンドルは考えてなかったんでしょうね。ちなみにキンドルはその後の2巡目でボルチモアレイブンズが指名しています。

それから3巡目ではSを指名したかったところでしょうが意中の選手がいなかったようでミシシッピー大学のOTジョン・ジェリーを指名しました。ただジェリーはOTといってもドルフィンズはOGとして起用することになるでしょう。

その他の話題としてはDEランディ・スタークスをNTにコンバートするようです。昨日の1巡目指名でジャレッド・オドリックを指名したのがその理由のようですが、果たしてスタークスがNTを務められるでしょうか。オドリックではなくてダン・ウイリアムスを指名できていたらこのコンバートはなかったかもしれませんね。



 

ドラフト初日

ドラフト初日、やっぱり動きがありましたね。ドルフィンズがサンディエゴチャージャースを相手にトレードダウンしました。

内容がかなり複雑なので整理しておくと、ドルフィンズの全体12番目の1巡目とチャージャースの全体28番目の1巡目の指名権を交換し、加えてドルフィンズは2巡目指名権(全体40番目)を獲得、そして4巡目指名権に関してもドルフィンズの全体110番目とチャージャースの全体126番目を交換、さらにドルフィンズが3つあった6巡目指名権のうちの1つ、全体173番目をチャージャースに譲渡しています。

その結果ドルフィンズのドラフト指名権は、1巡、2巡、3巡、4巡、5巡、6巡が2個、7巡が3個の計10個となりました。

さらに、それに加えてドルフィンズはチャージャースからILBティム・ドビンスも獲得しました。27歳のドビンスは昨シーズンは55タックル、1インターセプト、1ファンブルフォースを記録しています。

結局ドルフィンズの1巡目指名選手はDTのジャレッド・オドリックでした。デリック・モーガンやジェイソン・ピエール-ポールといったОLBやDTダン・ウイリアムスはすでに残っていなかったですね。まあこれは仕方がないでしょう。でもまだОLBのセルジオ・キンドルは残っていたのになんで? という気はしてるんですが、キンドルのことをあまり買っていなかったんでしょうか。

しかし残り2日間で誰を指名するのかわかりませんが、初日の結果としてはトレードダウンによって2巡目指名権を獲得したのに加えてLBのデプスも補強できたところが大きかったと思います。

テイラー問題について思うこと

ジェイソン・テイラーがニューヨークジェッツと契約した問題でザック・トーマスがドルフィンズのフロントを非難していますね。まあ気持ちはわかるような気がします。僕自身もテイラーにはドルフィンズと再契約してほしかったし、同じように考えているドルフィンズファンは多いと思います。この問題には賛否両論、というか否の方が多いんでしょうね。

結局テイラーに対して契約のオファーを出したのはジェッツだけだったようですね。昨年ラブコールを送っていたニューイングランドペイトリオッツももう諦めてたんでしょうかね。ただ、ジェッツだけしかオファーしなかったという現実にはやはりテイラーの年齢とか力の衰えというのもあると思います。

昨シーズン、テイラーはチーム2位の7.0QBサックを記録したんですが、最初の6試合だけで5.5個でその後の10試合ではわずか1.5個に止まっています。数字だけではなくてシーズン後半にはテイラーの動きは明らかに落ちていました。特にパスラッシャーというポジションはスピードとかクイックネスといったことが非常に重要になると思います。それがテイラーの衰えを証明しているんじゃないでしょうか。

そういう意味ではドルフィンズの方針というのも間違いではないと思います。それは仮にテイラーが大活躍してジェッツがスーパーボウル制覇を成し遂げたとしてもです。力の衰えたベテラン選手を若手選手に切り替えていくというのはチーム作りの基本だと思いますから。

あとテイラーについて思うことは、2年前にチームそっちのけでダンスに興じていたことがテイラーにとっては予想以上に大きな代償となっているんじゃないかということです。それこそダンスなどは引退してから好きなだけできるのに、チームが変わろうとしていたあの時に何で? という思いは今さらながら感じるところです。

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