Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

August 2010

ROSTER MOVE

ドルフィンズの次のプレシーズンゲームは27日の対アトランタファルコンズ戦ですが、HCトニー・スパラノはその試合でもQBパット・ホワイトを起用しない方針だそうです。

そしてこの日、ドルフィンズでは3人の選手が解雇されています。RBトリスタン・デービス、NTトラビス・アイビー、TEコリー・スペリーの3選手です。いずれも最終ロースターに残るのは難しい選手だったんですが、残念でした。特にスペリーはTEデビッド・マーチンが復帰したことで弾き出されましたね。

先日の対ジャクソンビルジャガーズ戦でのQBチャド・ヘニーのプレーについて見ると、パスは14回投中11回成功で失敗が3回あったわけですが、その3回がいずれもレシーバーの落球だったわけで、WRブランドン・マーシャルとブライアン・ハートライン、RBリッキー・ウイリアムスが取り損ねています。それを考えるとあの試合でのヘニーのプレーはほぼ完璧だったわけですね。

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プレシーズンゲーム 対ジャガーズ戦

プレシーズンゲームの第2戦、対ジャクソンビルジャガーズ戦はまた激しい雷雨に見舞われたんですが、ドルフィンズファンにとっては見所の多い試合でした。なんといっても1stチームのオフェンスが先週の対タンパベイバッカニアーズ戦と比べると見違えるようによかったです。

最初の攻撃こそ自陣奥深くに追い込まれてその結果セーフティを献上してしまったんですが、その後の4シリーズではすべて得点をあげました。QBチャド・ヘニーはパス14回投中11回成功で151ヤードを獲得して2TDパスを決めました。またWRブランドン・マーシャルが待望の初レシーブを決めて結局4回のパスレシーブで65ヤードを記録しました。

マーシャルに関してはパスレシーブだけではなく、TEアンソニー・ファサーノへの55ヤードTDパスの時のパスブロックが見事でした。マーシャルひとりで2人のディフェンス選手をブロックしてTDを助けました。あのブロックがなければTDパスは成立していなかったと思われますので、あのようなプレーは非常に貴重ですし、それができるマーシャルはさすがにプロボウラーですね。

さらにマーシャルの加入によるプラス材料としては、マーシャルにマークが集中することによって他の選手にパスが通りやすくなるということですね。この試合で2TDパスレシーブを記録したファサーノなどは昨シーズンよりパスレシーブ数が増えることでしょう。

あと前半最後のシリーズでQBチャド・ペニントンがプレーしました。最初から予定されていたのかどうかわかりませんが、久しぶりにペニントンのプレーを見ることができて、やはりペニントンは上手いですね。マーシャルへの最初の37ヤードパスはマーシャルの高さと強さを利用した素晴らしいパスでした。もちろんマーシャルの個人技も素晴らしかったですが。

オフェンスは素晴らしかったですがディフェンスやスペシャルチームでは気になるところがありました。まずディフェンスですが長いパスをいくつか決められましたね。2年目のCBボンテ・デービスとショーン・スミスがジャガーズの最初のTDドライブで35ヤード、22ヤードのパスを許しています。昨シーズンもパスディフェンスは悪かったんですが、今シーズンも苦戦しそうな雰囲気があります。パスラッシュをあまりかけていなかったようですが、やはり両CBの活躍がパスディフェンスには不可欠です。なんとか向上していってくれるといいんですが。

それからスペシャルチームではキックオフ時のカバーがよくなかったですね。41ヤードと48ヤードという2つのロングリターンを許しています。さらにパントキック時にブロックされてセーフティを与えていますが、パントブロックが不十分なのかもう1本ブロックされそうなのがありました。このあたりも開幕までに修正してもらいたいところです。

ホワイトは戦力外?

HCトニー・スパラノによると、8月21日に行われるプレシーズンゲーム第2戦、対ジャクソンビルジャガーズ戦でのQB起用についてチャド・ヘニーを前半に使い、その後にタイラー・シグペンを使うということです。そしてQBパット・ホワイトについては名前を出さなかったようなので、どうやら戦力外になったという見方が強くなっています。

そのジャガーズ戦ですが、前回の対タンパベイバッカニアーズ戦では1stチームのオフェンスの出来がよくなかったので、プレシーズンゲームとはいえ今回は是非ともいいプレーを見せてもらいたいものです。ジャガーズ戦は日本時間では22日の午前8時30分開始予定です。

オフェンシブライン補強

ОGネイト・ガーナーが少なくとも10月半ばまでプレーができないということで、ドルフィンズは早くもオフェンスラインの補強を行いました。NFL10年のキャリアを誇るОGランディ・トーマスと契約しました。

トーマスは1999年に当時ニューヨークジェッツのHCだったビル・パーセルズがドラフト2巡目で指名した選手です。ジェッツで4シーズンを過ごした後ワシントンレッドスキンズに移籍しました。昨年9月20日の対セントルイスラムズ戦で上腕三頭筋を断裂してシーズンアウトとなり、今年の3月4日にレッドスキンズを解雇されています。

昨年の怪我により1度はキャリアが終わったかと思われた選手ですので最終ロースターに残れるかは疑問です。しかし、通算で143試合に出場していてそのすべてが先発出場ということで実績は十分です。新人時代のボスの下でもうひと花咲かせることができるでしょうか。

ちなみにトーマスと契約したことによってWRライアン・グライス-マレンが解雇されています。WRデボン・ベスとのハワイ大学コンビの実現はなりませんでしたね。

オフェンシブライン

ОGネイト・ガーナーが左足の手術をして少なくとも8週間はプレーができないということです。ガーナーは昨シーズン、8試合の先発を含む16試合すべてに出場し、ОGやОTとしてプレーしました。ドルフィンズのオフェンスラインにあっては複数のポジションをこなせる貴重な選手だけに欠場はちょっと痛いです。

またオフェンスラインの選手ではドラフト3巡目指名のОGジョン・ジェリーも右ひざを痛めて今日の練習を欠席しています。こちらの方はたいしたことはないと思いますが、怪我のニュースを聞くたびにドキッとしますよね。

ドルフィンズのオフェンスラインで先発が決まっているのは両ОTのジェイク・ロングとバーノン・ケアリーのみです。Cもジェイク・グローブとジョー・バーガーが先発争いをしていて、現在のところバーガーの方が一歩リードしているんですかね。あと両ОGは健康ならばジェリーと新加入のリッチー・インコグニトが先発の座を獲得しそうですが、ドナルド・トーマスやコリー・プロクターもいるしまだわかりませんね。

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