Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

September 2010

2選手を解雇

TEジョン・ナルボーンとRBクリフトン・スミスが解雇されたようです。ナルボーンはデビッド・マーチンが解雇されたことによってロースターに残ったんですが、結局チャンスを生かせなかったようですね。

ナルボーンの代わりには練習生のTEジェロン・マストラッドがロースター入りしました。マストラッドはカンサス州立大学時代は現タンパベイバッカニアーズのQBジョシュ・フリーマンのNo.1パスターゲットとして活躍していたようです。スピードはないんですがブロッカーとしては使えそうだということです。

そしてスミスの方は開幕戦後にHCトニー・スパラノにそのプレー内容について不評を買っていたようですが、やはり解雇されました。2008年シーズンのオールプロKRとして期待されたんですが、これまでの2試合で最長のキックオフリターンが19ヤードでは仕方ないですね。

ただスミスの場合は昨年起こった2回の脳震とうの影響があるんでしょうね。そのために思い切った走りができないようになっているんじゃないでしょうか。今後スミスが他チームと契約するのかどうかわかりませんが、実力のある選手が怪我のために活躍の場を失うというのは残念なことですね。

ちなみにスミスの代わりに誰がロースター入りするのかはまだわかりません。

対バイキングス戦 Part 2

対ミネソタバイキングス戦でのドルフィンズのオフェンスですが、結果的にはオフェンスで7得点のみでその他はFGを狙える位置にすらボールを進められませんでした。バイキングスはディフェンスラインが強いですからかなり苦戦すると思っていましたが、それにしても1TDは少なすぎました。

最初のプレーでいきなりQBチャド・ヘニーからWRブランドン・マーシャルにロングパスが決まったので、この試合ではいいオフェンスが見られるかなと思いましたが、その後が続かなかったですね。

ヘニーはパス15回投中9回成功で114ヤード獲得に終わったんですが、マーシャルへのロングパスとWRブライアン・ハートラインへのTDパスは見事でした。そして何よりもインターセプトもファンブルもなくターンオーバーをしなかったというのがよかったですね。

パスプレー15回に対してランプレーは29回と2倍近かったです。ランディフェンスの強いバイキングスに対してあえてランで攻めていったのはパスラッシュを恐れてのことだったんでしょうか。

ただそのランプレーもやはり出ませんでした。数字的には29キャリーで120ヤード獲得(平均4.1ヤード)ですから悪くはないんですが、RBロニー・ブラウンの51ヤードランというのがありましたから、それを除けば平均2.4ヤードという結果でした。ワイルドキャットも前半は少し出してTDドライブでは有効だったんですが、後半はまったく出しませんでした。

それとランプレーで2つのファンブルロストがありました。試合に勝ったのでよかったものの、いずれも致命的なものでした。実際最初のリッキー・ウイリアムスのファンブルでは試合の流れがバイキングス側に移りましたので、やはりターンオーバーは怖いです。

逆にドルフィンズは4つのターンオーバーを奪いながら、それをきっかけにあげた得点はディフェンスが記録した7点だけでした。まあフィールドポジションの問題もあったんですが、オフェンス的にはこれでは物足りないかな、という気がします。せっかくマーシャルを獲得したんですから、今後調子を上げていってもらいたいところです。

全体的に見るとオフェンスは安全なプレーを選択していたと思います。もう少し強気にいってもよかったんでしょうが、敵地ですし点の取り合いみたいな展開になると絶対的に不利ですからロースコアの試合に持ち込みたかったんでしょうかね。

対バイキングス戦 Part 1

本当にきわどい勝利で、特に試合終盤は攻められっぱなしみたいな印象だったんですが、よく逃げ切りました。開幕2連勝も素晴しいんですが、メトロドームで勝ったというのも非常に大きいと思います。

この試合の勝因も先週同様にディフェンスでした。CBボンテ・デービス、LBキャメロン・ウェイクとコア・ミーシー、そしてカルロス・ダンスビー、Sイェレマイア・ベル、DEランディ・スタークスとケンドール・ラングフォード、さらにCBショーン・スミスとディフェンスのヒーローを数え上げればきりがないほどなんですが、1番の殊勲者はCBジェイソン・アレンですね。

アレンはQBブレット・ファーブから2つのインターセプトを記録したんですが、反則で取り消されたのもありましたので実質的には3つですね。そして11タックルも見事でした。

2006年のドラフト1巡目指名選手のアレンだったんですが、過去4シーズンはほとんど使えない選手でした。今シーズン開幕前にはひょっとしたら解雇されてしまうんじゃないかと思っていましたが、実際にウィル・アレンが故障者リスト入りしなければあるいはカットされていたかもしれませんね。

しかし今シーズンはスミスとの先発CB争いに勝利したのがきっかけになったんでしょうか、先週、今週と素晴しいプレーを見せています。ドラフト失敗の代名詞みたいに言われていたのが、この活躍で消えつつあります。NFL5年目でブレークしてくれればいいですね。

それともう一つのインターセプトを決めたデービスですが、空中に浮いているボールをフィールドに倒れながら確保したあの集中力は見事でした。さらに素晴しいタックルもありましたしパスカバーも完璧でした。今シーズンはプロボウル級の活躍をするかもしれませんね。

パスラッシュもよかったです。1.5QBサックを記録したウェイクとファンブルリカバーTDを記録したミーシー、この2人がファーブにかなりプレッシャーをかけていました。ミーシーに関しては開幕前にLBイカイカ・アラマ-フランシスに先発の座を奪われたような格好になっていましたが、いざ開幕してみるとミーシーが先発で素晴しい動きをしています。

RBエイドリアン・ピーターソンには28キャリーで145ヤードとかなり走られたんですが、肝心なところではしっかり止めました。第4Q、逆転されそうなピンチで1stダウンゴールで4回連続でピーターソンのランを止めたのは素晴しかったですね。

ロースコアゲームをディフェンスで守りきって勝つというのはジミー・ジョンソン時代のドルフィンズを見ているようですが、このディフェンスがある限り大崩れはしないだろうという気がします。ただ、シーズン終盤になって疲弊してくるのが不安ですね。そのためにはオフェンスにもっと得点を取ってもらってディフェンス陣を楽にしてもらいたいですね。



対バイキングス戦 プレビュー

開幕戦で勝利を飾ったドルフィンズですが第2週の試合もロードゲームで、相手は昨シーズンNFCのチャンピオンシップまで勝ち上がったミネソタバイキングスです。しかしバイキングスは開幕戦でニューオーリンズセインツに14-9で敗れています。

バイキングスといえばブレット・ファーブですが、そのファーブにドルフィンズのフロント7がどのように挑むかですね。先週の対バッファロービルズ戦でQBトレント・エドワーズに見せたようなパスラッシュが決まればファーブ攻略もそう難しくはないと思います。ただ、バイキングスのオフェンスラインはビルズよりは手強いでしょうけどね。

足の骨折で欠場するDEジャレッド・オドリックが不在なのがドルフィンズとしては痛いんですが、どうやらオドリックの代わりにはトニー・マクダニエルが入るようですね。そして控えNTポール・ソリアイのプレー機会も増えてくると予想されています。

バイキングスのパスオフェンスはエースWRシドニー・ライスが欠場しており、WRパーシー・ハービンも出場できるかどうかわからないんですが、ファーブの第1ターゲットとなっているのはTEビザンテ・シアンコーです。先週の対セインツ戦では4回のパスレシーブで76ヤード獲得、1TDパスレシーブを決めています。

ドルフィンズではこのシアンコーをカバーするのがLBボビー・カーペンターであると思われます。カーペンターはビルズ戦ではパスシチュエーションでのLBとして14プレーに絡んでいますが、このカーペンターがシアンコーをしっかりとカバーできないとバイキングスのオフェンスを止めるのは難しくなるでしょうね。

一方ドルフィンズのオフェンスですが、バイキングスのディフェンスは過去4シーズンいずれもランディフェンスがトップランクです。特に強いのがウイリアムスの壁と呼ばれている2人のDT、ケビン・ウイリアムスとパット・ウイリアムスです。さらにDEジャレッド・アレンも強力です。RBロニー・ブラウンとリッキー・ウイリアムスのランアタックがどこまで通用するかが問題ですね。

バイキングスのパスディフェンスはランディフェンスほど強力ではないです。CBアントワン・ウィンフィールドは33歳で全盛期を過ぎており、もう1人のCBアッシャー・アレンはNFL2年目です。ドルフィンズのWRブランドン・マーシャルとデボン・ベスはビルズ戦では2人合わせて14回のパスレシーブで104ヤードを獲得しています。ドルフィンズにとってはバイキングスのディフェンスを崩すのはパスが鍵となりそうです。

ちなみに先週バイキングスを破ったセインツは試合前半パスプレー21回に対してランプレーはわずかに3回しか出しませんでした。バイキングスのランディフェンスの強さを意識したプレーコールだったと思いますが、これが勝利の一因となったのかもしれませんね。

ドルフィンズが開幕2連勝をしたのは2002年シーズンまでさかのぼりますし、開幕からロードゲームを連勝したというのは1977年シーズンまでありません。メディアの予想も圧倒的にバイキングス有利ですが、つけ入る隙は十分あると思います。ビルズ戦のようにまずディフェンスで流れをつかんで勝利してもらいたいですね。



オドリック、骨折で数週間欠場

DEライオネル・ドットソンとLBエリック・ウォルデンの契約が公式に発表されました。その代わりに解雇されたのはDEクリフトン・ギャザーズとLBマイカ・ジョンソンでしたね。

そして怪我をしたDEジャレッド・オドリックですが、足を骨折して2〜6週間欠場する見込みだということです。このオドリックの欠場は非常に痛いんですが、シーズンアウトなど最悪の事態にならなかったのが救いですかね。早く復帰して元気なプレーを見せてもらいたいです。

そのオドリック欠場の影響でしょうか、ベテランLBアダリアス・トーマスをテストしたようです。トーマスはボルチモアレイブンズ、ニューイングランドペイトリオッツでプレーした後、今年の4月にペイトリオッツを解雇されていました。

トーマスはもともとDEの選手だったんですがレイブンズ時代にアウトサイドLBにコンバートされて、200406の3シーズンで28QBサックを記録しています。ちなみにその時のディフェンシブコーディネーターは現ドルフィンズのマイク・ノーランでした。

2007
年からペイトリオッツでプレーしていたんですが、レイブンズ時代より成績が落ちて期待はずれに終わっていました。ちなみにペイトリオッツでは3-4ディフェンスでのインサイド、アウトサイド両方のLBを務めていましたが、仮に契約したとしても33歳という年齢もあり大きな期待はできないでしょうね。

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