Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

July 2011

ドラフト指名選手との契約完了

今年のドラフト1巡目指名のC/Gマイク・パウンシーとの契約が発表されました。これでドラフト指名選手との契約がすべて完了したことになります。

それにしてもパウンシーとの契約期間は4年間なんですね。現政権に変わってから2008年のOTジェイク・ロング、2009年のCBボンテ・デービス、そして昨年のDEジャレッド・オドリックとドラフト1巡目指名選手とはすべて5年契約を結んでいただけに、今回のパウンシーとの契約はちょっと意外でした。

パウンシーはCもOGも両方こなせる選手なんですが、ドルフィンズはおそらくCとして起用するでしょうね。ただ、何と言っても新人ですからNFLで活躍できるかは未知数、実力はあるんでしょうが全く心配ないとも言い切れません。

またドルフィンズのオフェンスラインはLTロングは不安はないんですが、両OGとRTバーノン・ケアリーについては不安があります。OGはリッチー・インコグニト、ジョン・ジェリー、ジョー・バーガーなどが先発を務めるんでしょうが、決してプロボウル級とは言えません。そしてケアリーは30歳となりやや衰えが出始めています。

昨シーズンのランオフェンスの落ち込みと得点力不足はオフェンスラインによるところが大きいですので、なんとしても今年はオフェンスラインを向上させたいところです。できればFA等で補強を望みたいところですがどうなるでしょうか。ここを整備しないと昨シーズンの二の舞ということになりかねませんが…



契約情報

いろいろなニュースが次々と入ってくるので混乱しそうですが、ここまでのドルフィンズの動きを整理しておきたいと思います。

まずニューオーリンズセインツとのトレードでRBレジー・ブッシュを獲得しました。見返りは下位のドラフト指名権とSジョナソン・アマヤです。ドラフト指名権については詳細は発表されていません。またアマヤは昨シーズンのドラフト外新人ですが期待の選手だったんですが仕方ないですね。新天地での活躍を願っています。

ブッシュは元ハイズマン賞獲得選手で2006年ドラフト全体2番目でセインツに入団しました。しかし16試合すべてに先発出場したのは新人の年だけ、昨シーズンも怪我のためにわずか8試合しか出場していません。あまり目立った記録も残していませんが、元ハイズマン賞のRBでセインツからトレードで獲得といえばリッキー・ウイリアムスを思い出します。ウイリアムスもドルフィンズに移籍してきて大活躍をしましたので、ブッシュにも是非ともドルフィンズでいい成績を残してもらいたいと思います。

そしてQB問題ですが、デンバーブロンコスのQBカイル・オートンとの交渉は上手く行かなかったのか、カロライナパンサーズからFAとなっていたQBマット・ムーアを獲得しました。2年契約で総額750万ドル(約5億7750万円)という契約内容だそうです。一応チャド・ヘニーとの先発QB争いが予想されますが、実績から見ても控えに回るのは確実です。

QBのポジションのグレードアップを期待していただけに、オートンを獲得できなかったのは残念なんですが、ただいろいろな情報を見ていると、ドルフィンズはまだ完全にオートンを諦めてはいないようで今後もしかしたらサプライズがあるかもしれませんが…

そしてサプライズといえば、LBチャニング・クロウダーが解雇されました。サラリーキャップの問題での解雇でしょうが、地元では人気のある選手だっただけにちょっと意外でした。ただ、これまでの成績から見れば解雇されても当然と言えます。加えて昨シーズン終盤にはファンに対して暴言を吐いたりしてましたしね。2005年ドラフト3巡目で入団したクロウダーですが、6シーズンで74試合に先発出場したものの469タックル、2.5QBサック、1インターセプトと期待を裏切りました。

そのクロウダーの代わりという感じで獲得したのがサンディエゴチャージャースからFAとなっていたLBケビン・バーネットです。契約内容は4年間で総額2100万ドル(約16億1700万円)ということです。バーネットはNFL7年目の選手ですが昨シーズンにブレークし、95タックル、6QBサック、2インターセプト、2ファンブルフォースを記録しています。

FAで獲得したムーアとバーネットですが、共にNFLしたのはダラスカウボーイズでした。2人とも現政権のGMジェフ・アイルランドとHCトニー・スパラノがカウボーイズのスタッフだった時に一緒にやっていた選手ですね。そういう意味では今回の獲得もダラスつながりでしたね。



ドルフィンズ、QBオートン獲得か?

ベテランQBの獲得が予想されているドルフィンズはデンバーブロンコスからQBカイル・オートンを獲得すべく交渉している模様です。この交渉の行方がどうなるのか注目されますが、結果は少なくとも今週中には出るものと思います。果たしてドルフィンズ入りが決定するのか。

その他のベテランQBでこのオフにドルフィンズ関連で名前があがっていた選手については、まずドノバン・マクナブはミネソタバイキングスに、またマット・ハッセルベックはテネシータイタンズに入団することが決まったようです。またケビン・コルブはアリゾナカージナルス入りが濃厚のようです。 

そしてドルフィンズはベテランRBの獲得も狙っていますが、オフシーズンに話題に上ったカロライナパンサーズのデアンジェロ・ウイリアムスは結局パンサーズと5年間の再契約で落ち着いたようです。ドルフィンズはニューヨークジャイアンツのアーマッド・ブラッドショー獲得が噂されていたんですが、ブラッドショーは大型契約を望んでいるようでちょっと難しいでしょうか。

その代わりに浮上してきた話がニューオーリンズセインツのレジー・ブッシュ獲得です。両者の間でトレードが成立するかもしれません。またダラスカウボーイズを解雇されたマリオン・バーバー獲得の可能性もあります。QB同様、RBの方も誰が加入してくるのか注目されます。

そんな中で自軍のFA選手の動向としてはDTトニー・マクダニエルとの再契約が決まり、契約期間は2年間のようです。 マクダニエルは昨シーズンはディフェンスラインの控えだったんですが、36タックル、2.5QBサック、4パスディフェンスと活躍しました。このマクダニエルとの再契約はチームにとって大きいと思います。



2011年シーズン開幕!

ロックアウトが終わっていよいよ2011年シーズンが開幕します。ドルフィンズはドラフト外の新人選手8人と契約するようで、その名前が報じられています。それによると以下の選手です。

QBパット・デブリン(デラウェア大学)
RBニック・グリグスビー(アリゾナ大学)
TEブレット・ブラケット(ペンシルベニア州立大学)
OGギャレット・シソルム(サウスカロライナ大学)
OTD.J.ジョーンズ(ネブラスカ大学)
DEジョナサン・フリーニー(ルトガー大学)
CBビンス・アグニュー(セントラルミシガン大学)
WR/KRフィリップ・リバス(ルイジアナ工科大学) 

この中でデブリンとはESPNが報じるところによると3年契約だそうです。デブリンはデラウェア大学での2年間で5696ヤードを投げて38TDパスを記録しています。

また、公式ウェブサイトではトレーニングキャンプの日程も発表されています。それによると、 7月29日から始まって8月19日のプレシーズンゲーム第2戦、対カロライナパンサーズ戦までとなっています。

そして最新の情報では無制限FAとなっていたQBタイラー・シグペンが同地区のライバルであるバッファロービルズと3年契約を結んだということです。

シグペンは2008年のカンサスシティチーフス在籍時に11試合に先発出場していますが、その時のOCはビルズの現HCチャン・ゲイリーでした。ビルズにはライアン・フィッツパトリックがおり、シグペンはフィッツパトリックと先発QBの座を争うことになります。

しかし、これでドルフィンズのQBはチャド・ヘニー、トム・ブランドステイター、そしてデブリンとなり、ヘニー以外は実績のない選手です。したがって噂されているように、ベテランQB獲得が一層現実味を帯びてきました。今後の動向に目が離せませんね。




チーム史上2番目の高得点

ドルフィンズの公式ウェブサイトで紹介されているホームスタジアムの TOP TEN MOMENTS ですが、No.7は1995年シーズンの開幕戦、対ニューヨークジェッツ戦でした。前年の1994年シーズン、ドルフィンズは惜しい敗戦でプレーオフ敗退、1995年シーズンは今度こそスーパーボウルという期待を抱いて開幕しました。

http://bcove.me/tep8luk0

このジェッツ戦、第2Qにドルフィンズが14点をリードしたんですがジェッツに追いつかれ、それでも前半終了時には21-14とドルフィンズがリードして後半を迎えました。

後半になるとドルフィンズの一方的な試合展開…まずRBバーニー・パーマリーの4ヤードTDラン、そしてCBトロイ・ビンセントの69ヤードインターセプトリターンTD、さらにQBダン・マリーノからWRアービン・フライヤーへの50ヤードTDパスとたたみかけました。

なおも攻撃の手を緩めないドルフィンズは第4Qに入ってKピート・ストヤノビッチが29ヤードFGを決め、ダメ押しのダメ押しはRBアービン・スパイクスが17ヤードTDランを決め、終わってみれば大量52得点でした。これはドルフィンズのチーム史上2番目の高得点だったようです。

この試合の結果を見て、今年のドルフィンズは強いぞ、と思いスーパーボウル進出に期待を持ったんですが、チームはシーズン途中で失速し、なんとか9勝7敗でプレーオフに滑り込んだものの、初戦でバッファロービルズに22-37と大敗しました。そしてこれを最後にHCドン・シューラが引退してドルフィンズの一時代が終焉しました。

この試合のように、1試合で50点以上の得点をあげるオフェンスを再び見てみたいものですが、今度はいつになるんでしょう。近い将来に実現してほしいものですね。




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