Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

August 2011

プレシーズンゲーム始まる

ドルフィンズの2011年シーズンのプレシーズンゲーム第1戦、対アトランタファルコンズ戦は、結果的には28-23でドルフィンズが逆転勝利を飾りました。しかし内容的には不安な要素がありました。1軍戦では完敗、2軍戦では完勝という結果でしたね。0-17になったときには、こりゃダメだ、と思いましたが、いつの間にか逆転したという感じでした。

QBチャド・ヘニーはパス8回投中4回成功で77ヤード獲得、1TD、2インターセプトという内容でした。最初のインターセプトはやや不運な面もあったんですが、基本的に投げミスです。アンソニー・ファサーノがキャッチしやすいところに投げてればインターセプトはなかったと思います。最後にTDパスを決めたのが救いですが、相手が2軍のディフェンスだったことを割り引かなければいけません。ダブルカバーされながらTDパスを決めたマット・ライアンとは対照的で、格の違いを思い知らされました。

そして一番問題なのはランプレーが全く出なかったことです。エースRBとして期待されるダニエル・トーマスは4キャリーでわずか5ヤード獲得という悲惨な結果でした。まあ、これはトーマスだけでなくオフェンシブラインにも問題はあると思うのですが、ロニー・ブラウンとリッキー・ウイリアムスを失った影響は予想以上に大きそうです。まだプレシーズンゲームの段階ですが、ランオフェンスは昨シーズンより酷いような気がします。そうなるとパスオフェンスにも相当影響しますね。

一方で新人選手が活躍するなど明るい話題もありました。まずCBジミー・ウイルソンはパスインターフェアの反則もあったんですが、5タックルとQBサック、ファンブルフォースを記録しました。それとWRクライド・ゲイツもTDパスレシーブを決めて戦力になりそうな気がします。

そして75ヤードのパントリターンTDというビッグプレーを決めたフィリップ・リバスですが、この選手はリターンゲームでは楽しみだし期待が持てそうです。ただ、それだけで最終ロースターに残るのは厳しいし、本職のWRではまず残れないでしょう。今後継続してインパクトのあるプレーを見せれば可能性はあると思います。

逆転勝利を演出した控えQBマット・ムーアですが、NFLでの経験があるだけにさすがでした。ヘニーを押しのけて先発QBになる可能性も0ではないでしょうが、相手のディフェンスが2軍でしたのでその点がどうなんでしょう。ただ、見た感じではヘニーよりは思いきってパスを投げていたように見えましたので、そこは好感が持てました。ヘニーももっと思い切ってパスを投げてくれればと思うんですが…

ディフェンスでは1stチームのディフェンスがあまりよくなかったようですが、これは心配していません。昨シーズンもプレシーズン中は手の内を隠していたところがありますから。控えの選手で昨シーズンを怪我で棒に振った2人、DEジャレッド・オドリックとLB A.J.イーズがいい動きをしていたので安心しましたね。今年はこの2人には期待しています。

以上、他にもいろいろとあったんですが、やはり最も気になるのはランオフェンスです。レジー・ブッシュは出場しなかったですが、ブッシュが出ても大差ないでしょう。ここを開幕までに改善しないと非常にまずいと思いますが…




評価が低いドルフィンズ

今シーズンのドルフィンズの成績について、あるオッズメーカーの予想では7.5勝だという記事がSunSentinelのウェブサイトで紹介されていました。また、NFL.comのエリオット・ハリソン氏が発表したパワーランキングによるとドルフィンズは25位でした。

いずれも低評価なんですが、やはりQBに不安があるからでしょうかね。まあオフェンスに関してはその他にもオフェンシブラインやRB陣にも不安がありますが… しかしシーズンが始まればそんな戦前の予想を覆してくれるような快進撃を見せてもらいたいものです。

ドルフィンズを解雇されたLBチャニング・クロウダーが引退を発表しました。まだ27歳ということで若いんですが、怪我の影響もあるんでしょうか。てっきりどこかのチームと契約してプレーを続けると思っていたので意外でした。ちなみにクロウダーに対してはニューイングランドペイトリオッツの他にバッファロービルズ、フィラデルフィアイーグルス、そしてシカゴベアーズが興味を持っていたようです。


リッキー・ウイリアムス

RBリッキー・ウイリアムスがボルチモアレイブンズと契約したというニュースがありました。できればドルフィンズに復帰してもらいたかったんですが、首脳陣に再契約する気はなかったようですね。

ウイリアムスは昨シーズンは試合すべてに出場して159キャリーで673ヤード獲得、2TDを記録しています。34歳とはいえまだまだ使い方によっては十分に戦力になります。

ドルフィンズは今年最初のデプスチャートでは1stチームのRBがレジー・ブッシュになっています。ブッシュがエースRBでは役不足で、新人のダニエル・トーマスも実力は未知数となると、経験のあるウイリアムスのようなベテランが控えにいればランオフェンスにも厚みが出ると思うんですが…残念です。

ウイリアムスには薬物問題などでガッカリさせられたこともあったんですが、2002年にドルフィンズに移籍して以来、ファンを楽しませてくれました。新天地での活躍を願っています。




first scrimmage

このキャンプで初めて実戦練習が行われ、QBチャド・ヘニーがパス15回投中10回成功で146ヤードを獲得し、3TD、1インターセプトという内容でした。その中でヘニーはWRブランドン・マーシャルに4本のパスを通し、そのうち3本がTDパスだったということです。

ヘニーは1週間前の練習では出来が悪くてファンからブーイングを浴び、あげくに ”We want Orton" という野次を飛ばされていました。しかし今日の練習で本人も自信を回復したのではないでしょうか。この調子がプレシーズンゲームからレギュラーシーズンゲームまで続いてくれることを期待しています。

一方控えQBマット・ムーアは不調で、パス7回投中成功はわずか2回、21ヤード獲得に止まりました。また新人RBダニエル・トーマスも6キャリーで16ヤード獲得に止まりました。

ディフェンスではLBカルロス・ダンスビーがヘニーのパスをインターセプト、LBキャメロン・ウェイクがヘニーからQBサックを奪っています。またDEジャレッド・オドリック、LBジェイソン・テイラーも目立った動きをしていたようです。今シーズンはオドリックの活躍にも期待したいですね。

あとはKダン・カーペンターがFG6本すべて成功させました。昨シーズンは終盤でFGの失敗が目立ちましたが、今シーズンは安定したキッキングを望みたいです。




契約情報

制限付FAだったOTネイト・ガーナーとライドン・マーサ、そしてRBレックス・ヒリアードとコリー・シーツの4人と再契約しました。現段階ではこの4人が結構キーになる選手だと思います。

バーノン・ケアリーのRG転向で先発RTを誰が務めるのかが懸案事項です。ガーナーとマーサはいずれもOTの選手ですが、ガーナーはどちらかというとOGの控えという印象が強いです。したがって、新加入のマーク・コロンボと先発の座を争うのはマーサだと思われます。コロンボ、マーサ共に今ひとつ力不足だという気がしますが、なんとか頑張ってもらいたいと思います。

またRBのポジションは新人のダニエル・トーマスと新加入のレジー・ブッシュに続く3人目が必要です。ヒリアード、シーツ共にチャンスはありますが、シーツは最終ロースターに残るのは難しいでしょうかね。ヒリアードがレベルアップして先発RBの座を争うようになってくれればいいんですが。

その他、QBケビン・オコネルを獲得してその代わりにQBトム・ブランドステイターを解雇しました。どっちがどうということもないし、最終的にはオコネルも解雇されるんだろうと思います。さらにQBに関してはオコネルと契約する前に元サンフランシスコ49ersのQBトロイ・スミスをワークアウトしたようですが契約には至りませんでした。カイル・オートンの獲得が失敗してQBのポジションは迷走を続けているようです。先発QBとなるだろうチャド・ヘニーがしっかりしてくれればいいんですが。

あと直接は関係ないんですが、ドルフィンズを解雇されたLBティム・ドビンスがヒューストンテキサンズと契約、そして同じく解雇されたLBチャニング・クロウダーはニューイングランドペイトリオッツでワークアウトを行ったそうです。ペイトリオッツではWRウェス・ウェルカーやRBサミー・モリス、LBロブ・ニンコビッチが古巣ドルフィンズを相手に活躍していますが、クロウダーも入団してドルフィンズ戦で大暴れ、なんてことにならないことを願いたいです。




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