Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

September 2011

対テキサンズ戦

ドルフィンズ、負けました。大変残念なことですが、個人的にはこれでドルフィンズの2011年シーズンが終了したと思っています。まあ、あとは希望的観測として、僕の予想が外れてくれることを望む気持ちもあるんですが、どう考えてもその可能性は低いでしょうね。

この試合、惜しい場面もありました。第3QにQBチャド・ヘニーからWRブランドン・マーシャルへのTDパスで16-10と6点差に迫り、直後のテキサンズの攻撃を抑えて攻撃権を獲得しましたが、その第1プレーでRBダニエル・トーマスがファンブルしてボールを失いました。

さらにそこでもディフェンスがテキサンズの攻撃を止めて再び攻撃権を得て、第4Qにテキサンズ陣内16ヤード地点まで攻め込みました。しかし結局FG止まりで3点しか返せず、3点差になって油断したのか、その直後にTDを返されて逆に点差を広げられました。

この2回の攻撃、特に後者の攻撃をもう少し丁寧にプレーしていてTDをとって逆転していたら、あるいはこの試合勝てたかもしれません。それに試合前半でKダン・カーペンターがFGを2本失敗したのも、1つでもTDを取ってればと悔やまれますね。

新人のトーマスがデビュー戦で100ヤード以上走ったのが唯一の収穫だったんですが、それもあのファンブルで帳消しになってしまいましたね。

LBジェイソン・テイラーは、チームはすでに自信を失ったと言っていますし、マーシャルは去年と同じだと言っています。思えば昨シーズンの終盤にHCトニー・スパラノが来年は巻き返す自信があるというようなことを言っていたんですが、今思えばあれは何だったんだろうという気がします。

次週からロードで3連戦です。巷では昨年の実績からロードゲームで強いだろうというような話題も上っています。しかしその部分は昨年と同じとはいかないでしょうね。今シーズンはいつになったら勝てるんでしょうか…



対テキサンズ戦 プレビュー

明日は第2週の対ヒューストンテキサンズ戦ですが、ドルフィンズにとっては大きな意味を持つ一戦となりそうです。ドルフィンズにとってはホームでのこの試合に負けると、早くも今シーズンが終了といってもいいかもしれません。ファンとしては残念な話ですが、それぐらい重要な試合で勝たなければいけない試合だと思います。

とはいえ、テキサンズとの対戦成績は過去0勝5敗、ドルフィンズにとってはどうしても勝てない相手で相性が悪いです。そういうジンクスも引きずっていますし、テキサンズは先週の対インディアナポリスコルツ戦に大勝していて勢いがあります。先週ニューイングランドペイトリオッツに敗れたドルフィンズとは勢いの差もあります。

テキサンズの武器はオフェンスで、QBマット・ショーブとWRアンドレ・ジョンソン、そしてRBアリアン・フォスターです。ただしフォスターは開幕戦は欠場していて、ドルフィンズ戦にも出場は微妙です。しかしコルツ戦では2年目のRBベン・テイトが116ヤードを走って勝利に貢献しており、この選手も要注意です。さらにパスターゲットではTEオウエン・ダニエルズもいます。ドルフィンズはペイトリオッツに622ヤードを献上したディフェンスが立て直せてないとかなり苦しめられることが予想されます。

ドルフィンズはオフェンスでRBダニエル・トーマスとFBチャールズ・クレイの新人コンビがNFLデビュー戦となりますが、過剰な期待はできそうにありません。となるとランプレーはRBレジー・ブッシュ頼みとなりますが、ペイトリオッツ戦でも11キャリーでわずか38ヤード獲得と十分な活躍とはいえませんでした。オフェンシブラインが安定したプレーを見せてくれれば勝機も見出せるんですが…

ドルフィンズのオフェンスで注目されるのは、ペイトリオッツ戦で自己最高の416ヤードパッシングを記録したQBチャド・ヘニーがそのプレーを持続できるかですが、テキサンズのディフェンスはディフェンスバックが弱いのでチャンスはあります。今のドルフィンズにはこれしか頼れるものがないと言ってもいいので、パスオフェンスで試合の流れをつかみたいところです。

ドルフィンズにとってはホームゲームに勝ち、対テキサンズ戦に初勝利、そして今シーズン1勝目をあげることによってチームに自信と勢いをつけることができます。簡単な相手ではありませんが、明日の勝利を期待したいと思います。




JTが練習復帰

開幕戦の対ニューイングランドペイトリオッツ戦で足首を痛めたLBジェイソン・テイラーが練習に復帰したようです。あの試合でも痛めた後にプレーしていたみたいなので心配はしてなかったんですが、その後練習を休んだということで不安でした。しかしこの調子だと次のヒューストンテキサンズ戦にはプレーしそうですね。また開幕戦に欠場した新人2人、RBダニエル・トーマスとFBチャールズ・クレイも練習に復帰しています。

心配なのはDTトニー・マクダニエルとSクリス・クレモンズです。ペイトリオッツ戦で手を痛めたマクダニエルは2週間ぐらい欠場する見込みで、ハムストリングを痛めているクレモンズも練習を休んでいるようです。特にマクダニエルは昨年活躍して今年は期待していただけに、このまま故障者リスト入りなんてならないことを祈ります。

あとあまり関係ないんですが、OGドナルド・トーマスがペイトリオッツと契約しています。トーマスといえば2008年にドラフト6巡目指名でドルフィンズに入団し2009年には先発RGを務めました。しかし昨シーズン開幕前にドルフィンズを解雇され、その後はデトロイトライオンズに在籍していたようです。



対ペイトリオッツ戦

やっぱり負けたかと思う反面、非常に悔しい気持ちにもなりました。小さなミスはいろいろとあったものの、試合の流れを変えるような大きなミスはなかっただけに、やっぱり実力の差が大きいんでしょうかね。

しかしそんな中でQBチャド・ヘニーのプレーには希望が持てました。パス49回投中30回成功(成功率61%)で自己最高の416ヤード獲得、さらに昨シーズン全体で37回しかなかった20ヤード以上のパスをこの試合だけで10回決めています。確かにレッドゾーン内での決定力不足を露呈しましたし、インターセプトされそうなパスもありました。しかし不安定なオフェンシブライン、ほぼ無力に近いランプレー、そして大きなプレッシャーの中でのこの内容は評価できると思います。願わくば試合に勝っていればもっとよかったんでしょうが、次に期待を抱かせるに十分な内容でした。ただ気がかりなのは、スクランブルからのランプレーなどで怪我をしないかということですね。

そのオフェンシブラインとランプレーですが、最初にRBレジー・ブッシュのロングゲインが決まった時には、『おおっ!』と思ったんですが、その後は全くダメでしたね。敵陣1ヤード地点まで攻め込んだ場面が2度ありましたが、1度目はNTポール・ソリアイをリードブロッカーに入れたランプレーを敢行したが失敗、2度目は4thダウンギャンブルではありましたが、ランプレーをトライすらしませんでした。オフェンシブラインの状況を見たらとてもランプレーはコールできなかったんでしょうが、何度でもやらなきゃよくならないと思います。いっそのことソリアイにボールを持たせて走らせたら面白いかもしれませんね。

ディフェンスがここまでやられるとは思いませんでした。マイク・ノーランのディフェンスがここまで酷いのは珍しいでしょう。どういう戦術でこの試合に臨んだのかわかりませんが、パスラッシュもあまり効いていなかったように思えます。ただしペイトリオッツのオフェンシブラインもよかったんでしょうね。QBトム・ブレイディにあそこまで自由に投げられてはどうにもなりません。WRウェス・ウェルカーへの99ヤードTDパスなんて、ブレイディに遊ばれてるんじゃないかと思ったぐらいです。

ただ、確かにドルフィンズのディフェンスも悪かったんですが、この試合を見ていてペイトリオッツの戦術の勝利ではないかと思いました。ドルフィンズのディフェンスがいいことは試合前からわかっていたことですから、それを崩すことを考え、それがノーハドルオフェンスだったのではないかと思いました。いくらいいディフェンスでもブレイディのようなQBにノーハドルで次々とパスを決められたら戦意喪失というか、かなり疲れてくると思います。実際に試合後半に失点が多かったのもその影響でしょう。

さらにペイトリオッツのいやらしいところは、試合途中にCBボンテ・デービスが一旦退いたことがあったんですが、その直後からデービスの代わりに入ったCBノーラン・キャロルやジミー・ウイルソンを連続して狙ってきました。いつも言ってるんですが、相手の嫌がることをするのが勝つためには必要なので、そういう意味ではこの試合はペイトリオッツの実力を思い知らされました。また、何をやったら相手が嫌がるか、ダメージを与えられるかを実戦できるチームが本当に強いチームなんでしょうね。残念ながらドルフィンズにはそれがないです。

まだシーズンも始まったばかりなんですが予想通りというか、早くも弱点を露呈して敗れました。ホームで勝てないジンクスも続いたままです。来週もまたホームゲームですが、ここで負けるとズルズルといってしまいそうな気がします。唯一の救いはオフェンス力の向上なんですが、それを持続させるにはこの試合で壊れたディフェンスの立て直しも必要です。早速CBベニー・サップが解雇されたみたいですが、また今シーズンも迷走が始まったような気がします。まあ、とは言っても何が起こるかわからないのがNFLですから、次に期待したいと思います。 




対ペイトリオッツ戦 プレビュー

2011年シーズンの開幕戦、ドルフィンズはマンデーナイトでニューイングランドペイトリオッツと対戦します。今シーズンのペイトリオッツはDTアルバート・ハインズワース、WRチャド・オチョシンコ、DEショーン・エリスといった実績のあるビッグネームを攻守に補強しています。

しかしペイトリオッツといえばQBトム・ブレイディですから、このブレイディ対策が勝利の鍵になることは間違いないです。序盤に得点を取られて点差を広げられると勝ち目はないので、なんとかブレイディにプレッシャーをかけ続けて接戦に持ち込みたい、そうすればチャンスも出てきます。

オフェンスではQBチャド・ヘニーの安定したプレーが必要になります。今シーズンのヘニーはOCがブライアン・ダボールに代わったことで、プレシーズンゲームを見る限り安定感が出てきたようですし、それに加えてチームキャプテンにも選ばれています。この変化がヘニーにとっていい方に作用することを望みたいです。

ドルフィンズの最大の不安要素はオフェンシブラインですが、その中で新人Cマイク・パウンシーにとってはNFLの公式デビュー戦で、DTビンス・ウィルフォークとハインズワースという超難関のディフェンシブラインと対峙することになります。いきなり大きな壁にぶち当たるわけですが、逆にパウンシーにとってはここできちんと仕事ができれば大きな自信となり、加えてオフェンシブライン全体の向上にもつながります。その意味ではこの試合に今シーズンのドルフィンズの行方がかかっていると言ってもいいかもしれません。

ランオフェンスの補強にRBラリー・ジョンソンと再契約しました。新人RBダニエル・トーマスがハムストリングを痛めて出場が微妙であるためで、RBレジー・ブッシュだけでは不安なのでしょうが、どちらにしてもノーマルなランプレーはほとんど期待できそうもありません。それよりも短いパスを通して走らせるのがブッシュを生かす有効な戦術だと思いますし、相手チームもそれを嫌がるはずです。どういうプレーを組み立ててくるのか、ダボールのプレーコールに注目です。

ホームでの開幕戦、しかもマンデーナイトゲームとなれば大いに盛り上がるはずですが、昨年来ドルフィンズはホームで勝てないチームだというレッテルを貼られています。そういったプレッシャーとも戦わなければいけませんし、ヘニーはもちろん、HCトニー・スパラノも大きなプレッシャーを背負って迎えるシーズンです。この試合の結果が大きな意味を持つことになるでしょうが、ファンとしては最高の結果で終わることを期待しています。




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