ここまで3連勝してきたドルフィンズが、同じく3連勝中で地区首位のカウボーイズを相手にしてどういう試合をするのか、大いに期待して見ていたんですが、ロングパスなどビッグプレーも決まって楽しめました。あともう少しで勝てたとか、よくやった、惜しかったと思う反面、冷静に見たら改善すべきところは改善されず、その結果の敗戦だったという気がします。
ドルフィンズの得点はTD1つとFG4本でしたが、FG4本はいずれも敵陣レッドゾーン内まで侵入しながらTDが取れなかった結果でした。シーズン前半に7連敗していた頃にTDが取れない決定力不足が深刻でしたが、3連勝後でもそれは全く変わっていなかったですね。相手チームの力が落ちればTDは取れるが、少し力のあるチーム相手だとTDが取れない、これでは勝ち続けるとこは難しいですしプレーオフ進出など論外でしょう。
唯一のTDはWRブランドン・マーシャルへのロングパスでした。あのパスは見ていて気持ちよかったんですが、少しギャンブル的なプレーで、結果オーライのところもありました。それにしてもマーシャルはディフェンスの選手に首を絞められながらパスキャッチしていましたが、もう一度同じプレーをしろといってもできないようなプレーでしたね。
そしてもう1つ改善されていないのが試合終盤にきてのボールコントロールです。この試合でも残り試合時間5分を切ったところでボールを保持しながら、結局1stダウンを1回も更新できずに相手に攻撃権を与えてしまっています。いままでそれで痛い目を見ていても、どうも上手くいかないですね。本当に強いチームならばこういうところでしっかりとボールをキープしていくものなんですが…
QBマット・ムーアはパス32回投中19回成功で288ヤード獲得、1TD、0インターセプトでQBレイティングは99.5でした。対するカウボーイズのQBトニー・ロモがパス34回投中22回成功で226ヤード獲得、2TD、2インターセプトでQBレイティングが78.8だったので数字的にはムーアの方がよかったと言えるでしょう。ただ、この試合でのムーアの内容がよかったかというと、やはり疑問ですね。この3連勝中、ムーアは週間MVPに選出されるなど素晴らしい活躍だったと思います。これで一気にブレークしてくれればという期待も込めてこの試合を見ていたんですが、それも裏切られたような気がしています。
大事なところでパスを決められない、それを証明する場面が少なくとも2つありました。まず1つ目は第3Q最初の攻撃、カウボーイズ陣内9ヤード地点で3rdダウン残り4ヤード、FBチャールズ・クレイへのパスです。そしてもう1つは残り試合時間5分を切ったところの攻撃で絶対に1stダウンを更新したいところで、3rdダウン残り9ヤード、WRデボン・ベスへのパスでした。この2つはいずれもムーアの投げミスだったと思います。クレイへのパスは通っていればその後TDに結びつけられたかもしれませんし、ベスへのパスは通っていれば勝利を大きく引き寄せられたところだったでしょう。
この試合のムーアはカウボーイズディフェンスのプレッシャーにさらされながらよくやったという場面もあったんですが、派手なプレーばかりではなく、試合のポイントとなるところでは確実にパスを決めるということができないと一流のQBとは言えないでしょうね。相手のロモが一流かどうかは別として、インターセプトなどミスを犯しながらも、パスを決めるべきところはしっかりと決めていました。
ドルフィンズのディフェンス陣は、CBボンテ・デービスとショーン・スミスがインターセプトを決めるなどよく守っていたと思います。しかし試合終盤はちょっと力尽きた感もあり、やはりオフェンスがTDを取れないというマイナス4点の積み重ねが、ディフェンスを苦しくしていくという悪循環がこの試合でも見えたような気がします。
両チームとも敵陣レッドゾーン内に4回侵入しながら、カウボーイズは2TDを決め、かたやドルフィンズは0TDに終わる、これが両チームの差をよく表していると思います。1点差での敗戦ですが、なにか点差以上の差をつけられて負けたように思えました。
ドルフィンズの得点はTD1つとFG4本でしたが、FG4本はいずれも敵陣レッドゾーン内まで侵入しながらTDが取れなかった結果でした。シーズン前半に7連敗していた頃にTDが取れない決定力不足が深刻でしたが、3連勝後でもそれは全く変わっていなかったですね。相手チームの力が落ちればTDは取れるが、少し力のあるチーム相手だとTDが取れない、これでは勝ち続けるとこは難しいですしプレーオフ進出など論外でしょう。
唯一のTDはWRブランドン・マーシャルへのロングパスでした。あのパスは見ていて気持ちよかったんですが、少しギャンブル的なプレーで、結果オーライのところもありました。それにしてもマーシャルはディフェンスの選手に首を絞められながらパスキャッチしていましたが、もう一度同じプレーをしろといってもできないようなプレーでしたね。
そしてもう1つ改善されていないのが試合終盤にきてのボールコントロールです。この試合でも残り試合時間5分を切ったところでボールを保持しながら、結局1stダウンを1回も更新できずに相手に攻撃権を与えてしまっています。いままでそれで痛い目を見ていても、どうも上手くいかないですね。本当に強いチームならばこういうところでしっかりとボールをキープしていくものなんですが…
QBマット・ムーアはパス32回投中19回成功で288ヤード獲得、1TD、0インターセプトでQBレイティングは99.5でした。対するカウボーイズのQBトニー・ロモがパス34回投中22回成功で226ヤード獲得、2TD、2インターセプトでQBレイティングが78.8だったので数字的にはムーアの方がよかったと言えるでしょう。ただ、この試合でのムーアの内容がよかったかというと、やはり疑問ですね。この3連勝中、ムーアは週間MVPに選出されるなど素晴らしい活躍だったと思います。これで一気にブレークしてくれればという期待も込めてこの試合を見ていたんですが、それも裏切られたような気がしています。
大事なところでパスを決められない、それを証明する場面が少なくとも2つありました。まず1つ目は第3Q最初の攻撃、カウボーイズ陣内9ヤード地点で3rdダウン残り4ヤード、FBチャールズ・クレイへのパスです。そしてもう1つは残り試合時間5分を切ったところの攻撃で絶対に1stダウンを更新したいところで、3rdダウン残り9ヤード、WRデボン・ベスへのパスでした。この2つはいずれもムーアの投げミスだったと思います。クレイへのパスは通っていればその後TDに結びつけられたかもしれませんし、ベスへのパスは通っていれば勝利を大きく引き寄せられたところだったでしょう。
この試合のムーアはカウボーイズディフェンスのプレッシャーにさらされながらよくやったという場面もあったんですが、派手なプレーばかりではなく、試合のポイントとなるところでは確実にパスを決めるということができないと一流のQBとは言えないでしょうね。相手のロモが一流かどうかは別として、インターセプトなどミスを犯しながらも、パスを決めるべきところはしっかりと決めていました。
ドルフィンズのディフェンス陣は、CBボンテ・デービスとショーン・スミスがインターセプトを決めるなどよく守っていたと思います。しかし試合終盤はちょっと力尽きた感もあり、やはりオフェンスがTDを取れないというマイナス4点の積み重ねが、ディフェンスを苦しくしていくという悪循環がこの試合でも見えたような気がします。
両チームとも敵陣レッドゾーン内に4回侵入しながら、カウボーイズは2TDを決め、かたやドルフィンズは0TDに終わる、これが両チームの差をよく表していると思います。1点差での敗戦ですが、なにか点差以上の差をつけられて負けたように思えました。