December 2011

December 30, 2011

JT引退

LBジェイソン・テイラーが今シーズン残り1試合の時点で引退を表明しました。ここまでチーム2位の7.0QBサックを記録しており、まだまだその実力が健在であることを証明してみせました。来年もやってくれると思っていたんですが、本当に残念です。

テイラーは1997年ドラフト3巡目指名でドルフィンズに入団したんですが、入団当初はDEで、そのポジションの選手としては線が細いというようなことを言われており、評価は決して高くなかったように記憶しています。しかし、NFL15シーズンで歴代6位となる139.5QBサックを記録し、プロボウル選出6回、また2006年には最優秀守備選手にも選出されるなど偉大な選手となりました。

ビル・パーセルズとの確執などから2度ドルフィンズを去っていきましたが、いずれも翌年には復帰してくれたのは、やはりドルフィンズを愛していたんでしょうね。昨年、スーパーボウルリングという目標のために長年の怨敵であったニューヨークジェッツに移籍した時には再びドルフィンズに戻ってくることはないと思っていましたが、最後の試合がそのジェッツとの対戦というのは、何か因縁めいた巡り合わせというものを感じますが、古巣相手に有終の美を飾ってもらいたいと思います。

ドルフィンズでは殿堂入りしたQBダン・マリーノに次ぐスーパースターとなり、将来の殿堂入り、そして永久欠番は間違いないでしょう。長年にわたって我々ファンを楽しませてくれたテイラーに感謝の言葉を贈るとともに、その労をねぎらいたいと思います。

ありがとうJT、そしてお疲れ様でした。でももう1試合、最後の試合では全世界のドルフィンズファンに素晴らしいプレーを見せてください。






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December 28, 2011

対ペイトリオッツ戦

シーズン後半好調だったドルフィンズが、AFC東地区優勝を決めているニューイングランドペイトリオッツに対してどういう戦い方をするのか、注目だったんですが、前半と後半では全く別な試合のようでした。そして、やはり最後には敗れました。

試合前半のドルフィンズはオフェンスもディフェンスも本当に素晴らしかったです。オフェンスはQBマット・ムーアが2つのTDパスを決めるなどで17得点を連取、他方ディフェンスはQBトム・ブレイディをパス19回投中7回成功で87ヤード獲得に止め、QBサックも3度記録して、ペイトリオッツを無得点に抑えました。

ドルフィンズがリードされた場面で、ムーアがどんなプレーをするのか見たいと思っていたんですが、前半終わった展開で、ひょっとしたらこのままドルフィンズがリードを保って逃げ切るんじゃないかと思っていました。しかし、そう甘くはなかったですね。どうやらペイトリオッツはハーフタイムにHCビル・ベリチックの檄が飛んだようで、それに応えて勝ってしまうペイトリオッツはさすがと言うしかないですね。

後半開始直後にペイトリオッツがFGで3点を返したんですが、その後からムーアは、まだ14点リードしているのに浮き足立ってしまったように見えました。スナップをファンブルしそれをきっかけに7点を取られると、次のオフェンスでは2度QBサックを受けて攻撃を続けられず、同点に追いつかれた後のオフェンスでは敵陣に進入しながらインターセプトを犯してしまいました。

シーズン後半のムーアはQBレイティングも100を超えるなど内容がいいんですが、リードされたりプレッシャーを受けている場面ではプレー内容が非常に悪いです。最後にWRデボン・ベスにTDパスを決めたところは評価できるものの、そのTDもどちらかといえばキャッチしたベスが上手かったというものでした。こういう試合で再逆転を演出できるようになればムーアにも信頼がおけるんでしょうが…

それと残念だったのは、ムーアからベスへのTDパスが決まって3点差になった後、残り試合時間1分50秒ほどでドルフィンズはオンサイドキックをしませんでした。あの場面、ペイトリオッツにボールを渡したら再び攻撃権を得るのは難しかったのに、タイムアウトが3回残ってたので何とかなるかと思ったんでしょうが、ちょっと甘かったですね。その点では暫定HCトッド・ボウルズは評価を下げたんじゃないでしょうか。

明るい話題としては、RBレジー・ブッシュが4試合連続100ヤード以上ラッシングを決めて自身初のシーズン1000ヤードラッシングを記録しました。加えて、すでにWRブランドン・マーシャルも1000ヤードパスレシーブを記録していますが、ドルフィンズのチーム史上でラン1000ヤードとパスレシーブ1000ヤードが同シーズンに記録されたのは初めてだそうです。この2人には今後も同様の活躍をしてもらいたいが、ただマーシャルには落球癖を直してもらいたいです。





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December 24, 2011

対ペイトリオッツ戦 プレビュー

明日の対ニューイングランドペイトリオッツ戦ですが、ペイトリオッツはすでにAFC東地区の優勝を決めており、一方のドルフィンズは地区最下位争いをしている、というわけでチーム力を比較してもペイトリオッツの有利は間違いないところです。ペイトリオッツもプレーオフでの第1シード獲得がかかっていますから戦力を温存したりすることなく、全力でぶつかってくるでしょう。

勝ち負けは別として、注目したいところはQBマット・ムーアがどんなプレーをするかですね。ムーアは過去7試合で5勝2敗、11TDパスに対してインターセプトはわずかに2つ、QBレイティングは104.6で、そのスパンだけで比較すればNFLで5番目にいい成績です。ただ、対戦相手を見るとやはり力の落ちたチームとの対戦が多かったです。ペイトリオッツを相手にしてどんな内容のプレーができるのかで来シーズンのムーアの立場も変わってくるでしょう。

ペイトリオッツのディフェンスは総喪失ヤード数414.4でNFL最下位、パス喪失ヤード数296.7も同最下位です。ここが弱点のようにも見えますが、しかし『攻撃は最大の防御』という言葉にもある通り、その爆発的なオフェンス力、得点力でそれを帳消しにしてしまいます。試合の中ではドルフィンズがリードされて追いかけるという展開が必ず来ます。その時にムーアがどんなプレーを見せてくれるかですね。

ペイトリオッツの攻撃の中心はQBトム・ブレイディと2人のTE、ロブ・グロンコウスキーとアーロン・ヘルナンデスです。グロンコウスキーが75回のパスレシーブで1141ヤード獲得、15TDパスレシーブ、ヘルナンデスが68回のパスレシーブで736ヤード獲得、6TDパスレシーブとなっています。よく言われるのが、ペイトリオッツ攻略には2人のTEをカバーするのが不可欠だということですが、はっきり言ってほとんど無理だと思います。であればディフェンスとしてはやはりブレイディにプレッシャーをかけていくしかないと思います。

WRウェス・ウェルカーが104回のパスレシーブで1380ヤード獲得、9TDパスレシーブという成績を残していますが、前述の2人のTEがいなければこの成績もないと思います。さらに言うと、ブレイディやペイトリオッツの成績もこの2人のTEがいるからこそだと言っても過言ではないと思います。ペイトリオッツにとってはそれぐらい大きな武器になっているのではないでしょうか。

ドルフィンズもWRブランドン・マーシャルが1000ヤードパスレシーブを記録しましたし、RBレジー・ブッシュも1000ヤードラッシングが確実となっています。攻撃の武器はありますが、ペイトリオッツと決定的に違うのはTEとQBです。ドルフィンズはこの試合ではTEアンソニー・ファサーノが欠場する模様ですので、オフェンスの武器が1つ減ることになります。ペイトリオッツ相手にこの喪失はかなり大きいのではないでしょうか。

ディフェンスがどれだけブレイディにプレッシャーをかけられるかにかかっていると思いますが、開幕戦では622ヤード喪失、特にブレイディには517ヤードも投げられました。あの時よりはディフェンス力は向上していると思いますので、是非ともその試合のリベンジを果たしてもらいたいと思います。 






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December 21, 2011

対ビルズ戦

ビルズのホームゲームだったのでややビルズ有利かとも思ったんですが、ドルフィンズの快勝でしたね。心配されたQBマット・ムーアは先発出場して無難なブレーで2TDパスを決めて勝利に貢献、またLTジェイク・ロングが欠場したオフェンシブラインは代役出場のジョン・ジェリーがこちらも無難にこなしました。風雪の中の悪コンディションでの試合でターンオーバーなどが起こりましたが、大きな怪我人はなかったようでよかったです。

この試合は何と言ってもRBレジー・ブッシュの活躍でしょうね。25キャリーで203ヤード獲得は素晴らしい内容でした。これで3試合連続で100ヤード以上のラッシングを記録すると同時に、今シーズン通算973ラッシングヤードで自身初の1000ヤードは確実になりました。試合序盤ではファンブルを犯して先制点を奪われるきっかけを作ってしまったんですが、見事なカムバック、そして活躍でした。

それからムーアですが、先週の試合での怪我の影響は全くなかったと言っていいでしょう。記録的にはパス20回投中10回成功ですからパス成功率としてはよくないんですが、10回のパスのうち半分の5回が22ヤード以上のパス成功でした。特に第3Q開始直後のWRブランドン・マーシャルに決めた65ヤードのTDパスは試合の流れの中で大きな一発でした。

ただ、試合の流れの中でターニングポイントとなったのは、第1Q終了間際のビルズのオフェンスにあったと思います。先制点を取ったビルズが第1Q残り3分を切ったところからオフェンスを開始してボールを進めていましたが、3rdダウン残り1ヤードとなったところでワイルドキャットフォーメーションから1stダウン更新を狙いました。ところがQBの位置に入っていたRBタシャード・チョイスがスナップをファンブルして結局1stダウンを更新できずにパントに終わりました。

そしてその直後にドルフィンズがムーアからTEアンソニー・ファサーノへのTDパスで同点に追いつき、その後は完全なドルフィンズペースになりました。 あのチョイスのファンブルがあるまではなんとなくビルズペースで試合が進んでいただけに、あの場面もビルズは普通にRB C.J.スピラーに走らせていれば1stダウン更新はできたと思います。目立たないところなんですが、ビルズはほとんどやらないプレーをやって墓穴を掘ってしまった気がします。逆にドルフィンズ側から見ればあのファンブルは本当にラッキーな結果でした。

ディフェンスも3つのインターセプトを決めましたが、そのうち2つはCBボンテ・デービスが決めました。特に2つ目のインターセプトは素晴らしかったです。それからあとの1つはSレシャッド・ジョーンズが決めていますが、これはラッキーでしたかね。ただ、この時はCBノーラン・キャロルがパスを弾いた結果でのものですから、ドルフィンズのディフェンスが自ら引き寄せたものでした。

それとこの試合のディフェンスで素晴らしかったのはビルズの3rdダウンコンバージョン11回すべてで1stダウンを更新させなかったところですね。それが勝利の大きな要因になったのは間違いないところです。

ドルフィンズにとっては本当に素晴らしい勝利だったんですが、課題はやはり残っています。まずレッドゾーンでのオフェンスですが、今シーズン再々指摘されている決定力不足はこの試合でも改善されませんでした。敵陣レッドゾーン内に4回侵入しながら、結果はFGに終わったのが3回、ファンブルでのターンオーバーが1回でした。プレーコールに問題があるのか、それとも精神的なものか、どちらにしても大きな課題ですね。

それともう1つの課題は勝っている試合をすんなりと終わらせられないところですね。この試合でも普通ならブッシュの76ヤードTDランで30-13となったところで残り試合時間は5分半ほどですからそのまま試合終了ですよね。しかしそれからビルズに10点取られています。接戦だったら当然負けているところで、こういう傾向も今シーズンはこの試合だけではなくいくつか見られるところです。これも改善してもらいたいと思います。

最後になりますが、この試合から指揮を執った暫定HCトッド・ボウルズですが、時折映像で見る姿は非常に落ち着いた印象がありました。前任のトニー・スパラノとは対照的ですが、あの姿にはどこか好感が持てました。おそらくボウルズが来シーズンもドルフィンズの指揮を執っているということはないでしょうが、残り2試合いい形で終わらせてあげたいと思いました。 






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December 18, 2011

対ビルズ戦 プレビュー

ドルフィンズはHCトニー・スパラノが解任されアシスタントHCだったトッド・ボウルズが暫定HCとして指揮を執る初めての試合です。このボウルズがどんな采配を見せるのか興味がありますが、相手のバッファロービルズは現在6連敗中ですので初采配としてはやりやすいのか、ただし場所はビルズのホームなのでそこは油断できません。ビルズはここまでホームで4勝2敗と勝ち越しています。

両チームとも怪我人が深刻です。ドルフィンズで心配なのは先週の対フィラデルフィアイーグルス戦で怪我をしたLTジェイク・ロングとQBマット・ムーアです。このうちムーアはどうやらこの試合には出場しそうですが、ロングの方はおそらく欠場するでしょう。そうなったときに代わりに入るのはOGジョン・ジェリーでしょうか。ジェリーは今週LTの練習をしているようです。

イーグルス戦ではロングが欠場した後、ドルフィンズのオフェンシブラインは崩壊しました。それが試合に敗れた大きな要因だったんですが、代わりに入ったOTネイト・ガーナーがイーグルスのディフェンスに狙われ、その結果もあって合計9個のQBサックを受け、さらにムーアも痛められました。当然ビルズのディフェンスもロングの穴を狙ってくるでしょうが、ジェリーがどんなプレーを見せるのか注目されます。

一方のビルズも怪我人が多いです。ここまで9人のレギュラー選手が故障者リスト入りするという非常事態で、それが現在の6連敗の要因と言ってもいいでしょう。ビルズは6連敗中の平均得点がわずかに12.8点で、先週の対サンディエゴチャージャース戦では10点をあげていますが、唯一のTDはディフェンスのファンブルリカバーによるものでした。エースRBフレッド・ジャクソンも故障者リスト入りし、オフェンスの唯一といってもいい武器はWRスティービー・ジョンソンだけです。

そしてビルズはディフェンスの方も故障者の影響で落ち込んでおり、過去6試合中5試合で27失点以上を記録しています。ランディフェンスも相手チームに対して平均4.7ヤードを許しています。QBサック数もNFL最下位のわずか19ですので、オフェンシブラインに不安があるドルフィンズもパスラッシュの影響はあまり受けない可能性はあります。

ドルフィンズで注目されるのはRBレジー・ブッシュです。先週、先々週と2試合連続で100ヤード以上のラッシングを記録し、今シーズンはここまで自己最多の770ヤードラッシングを記録しています。残り3試合で自身初の1000ヤードラッシングも見えてきましたので、このビルズ戦でどれだけ走れるのかがポイントですね。ただし、前回のビルズ戦では15キャリーで32ヤード獲得に抑えられているので今回の対戦でまた抑えられるようだと1000ヤード達成は厳しくなるでしょうね。シーズン負け越しも決定しているドルフィンズにとって、ブッシュの活躍は明るいニュースの1つですので、是非ともシーズン1000ヤードラッシュを達成してもらいたいですね。

HCが解任されたとはいえ、チーム状態を比べればややドルフィンズの方が有利かと思われるんですが、要注意なのはビルズのホームでの試合ということです。あと試合の勝ち負けは別として、これ以上大きな怪我人が出ないようにしてもらいたいですね。






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