Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

February 2012

カナダ人RBと契約間近

LBキャメロン・ウェイクのようにCFL(カナディアンフットボールリーグ)からNFLのスターになれるか… ドルフィンズはCFLのエドモントンエスキモーズのRBジェローム・メッサムという選手と契約するようです。

メッサムはカナダのトロント出身の26歳で、2011年はエスキモーズで18試合に出場して1057ラッシングヤード、6TDを記録して、最も活躍したカナダ人選手に選ばれています。

RBスティーブ・スレイトンが無制限FA、RBレックス・ヒリアードも制限付FAとなるドルフィンズは、エースRBレジー・ブッシュ、控えRBダニエル・トーマスに次ぐRBの補強をする必要があり、このメッサムがその期待に応えることができるでしょうか。

ただしこのメッサム、素行に問題があるようで、チームメイトと乱闘になったとか、ナイトクラブで問題を起こしたとか、いろいろあるようです。

素行に問題があるRBといって思い出すのが、かつてジミー・ジョンソン時代のドルフィンズでローレンス・フィリップスというRBがいました。たしか犯罪を犯して今は刑務所に入っていたと思います。そのフィリップスが試合に出ていたのがテレビ中継されていた時に、ゲスト解説を務めていた大橋巨泉がフィリップスを見て、『問題児みたいな顔をしてるな』 と言っていたのが印象に残っています。

とはいえ、能力的には非凡なものがあるでしょうから、NFLで活躍できる可能性はあると思います。せっかくのチャンスですからこれを生かしてもらいたいですね。




リッキー引退

RBリッキー・ウイリアムスが引退することが報道されました。来シーズンもプレーするだろうと思っていましたのでこのニュースにはちょっと驚いたんですが、引退決定にはビル・パーセルズの助言があったとか。ウイリアムスとパーセルズの信頼関係が強かったことがうかがわれます。

ウイリアムスはNFL11年間のキャリアで、ニューオーリンズセインツから始まってドルフィンズを経て、昨年はボルチモアレイブンズに移籍しました。通算成績では10,009ラッシングヤードだったんですが、そのうちドルフィンズには多大な貢献をしてくれました。

ドルフィンズには6年間在籍し、通算6,436ラッシングヤードは殿堂入りのFBラリー・ゾンカ(6,737ラッシングヤード)に次ぐチーム史上2位、さらにシーズン最多ラッシングTD数(16)、1試合最多ラッシングヤード数(228)、100ヤードラッシング試合数(24)など数々のチーム記録も保持しています。

ドルフィンズは2002年にウイリアムスをトレードで獲得したんですが、交換条件が1巡目指名権2つを含むドラフト指名権4つでした。大きな代償を払って獲得しただけの成績は残したと言えるかもしれません。しかし、ウイリアムス在籍中にプレーオフに進出したのはわずかに2008年シーズンの1度だけ、しかもその年はウイリアムスは控えの脇役でした。この結果を見ると、ウイリアムス獲得が成功だったとは言えないでしょうが、それはウイリアムスがドルフィンズで最も活躍した2002、2003年シーズンの首脳陣の責任大でしょう。

ただ、ウイリアムスがドルフィンズに貢献し、我々ファンを楽しませてくれたことは間違いありません。今後ウイリアムスがどんな道を歩むのかわかりませんが、第2の人生においても成功してくれることを願っています。




スーパーボウルが終わって…

ニューイングランドペイトリオッツとニューヨークジャイアンツの対戦で行われたスーパーボウルは、戦前の予想通りというか、ジャイアンツがペイトリオッツに21-17で勝利しました。個人的に試合前に感じていたことは、ジャイアンツが接戦で勝利するか、ペイトリオッツが対差をつけて勝利するかどちらかだと思っていましたが、どちらかというとジャイアンツの勝利の方を願っていました。

結果はジャイアンツの勝利… しかしこの試合を見ていて、ジャイアンツのしぶとさというか、そういうものを感じました。ジャイアンツは対ペイトリオッツに自信を持っているような気もしました。QBイーライ・マニングもしかりで、4年前のスーパーボウルでもペイトリオッツを破っていますが、今回も非常に落ち着いてプレーしていたような印象があります。

しかしこういう結果を見ると、改めてというかいつもながらプレーオフに進出することの大切さを痛感します。レギュラーシーズン中の成績はペイトリオッツの13勝3敗に対してジャイアンツは9勝7敗でした。ジャイアンツはNFC東地区で優勝したんですが、やっとプレーオフに滑り込んだという印象でした。よくよく見てみると、レギュラーシーズン16試合での総得点より総失点の方が多いチームなんですね。レギュラーシーズン中の成績だけ見ると圧倒的にペイトリオッツが有利でした。ただ1つ、ジャイアンツは対AFC東地区のチームとの対戦は4勝0敗でしたが。

見所もたくさんあって、ジャイアンツの素晴らしい勝利で終わったんですが、後味の悪い部分も残りました。ふつう試合終了後には両チームの選手が健闘を称え合うシーンがあるんですが、テレビで見る限り両HCにはそういうシーンが見られましたが、他の選手はどうしていたのかわかりません。QBトム・ブレイディをはじめペイトリオッツの選手はそういうことをしてなかったような… 負けて悔しいのはわかりますが、何か違和感を感じました。さらに酷いのはブレイディ夫人が落球をしたレシーバー陣を非難するような発言をしています。

ブレイディに関してはスーパーボウル前にバッファローのホテルを批判していたというニュースを見ました。確かにブレイディは数々の記録を塗り替えた一流のQBだと思いますが、ときとして思い上がったような態度が見られるような気がします。そのブレイディにしてこの夫人… 夫婦は似てくるものだと思いますが、ブレイディという人は人間的にはどうなんでしょうかね。

とにかく、ジャイアンツ優勝おめでとうございます。素晴らしい試合を見せてもらえました。




コーチ陣が続々決定

今日も新しいアシスタントコーチの就任が発表されました。新任のジム・ターナーがオフェンシブラインコーチ、そしてディフェンシブラインコーチのケーシー・ロジャース、アシスタントスペシャルチームコーディネーターのデーブ・フィップ、ディフェンシブクオリティーコントロールコーチのデビッド・コラオ、アシスタントストレングスコーチのデーブ・プローカの4人が旧体制からの残留です。

ターナーは過去4年間テキサス農工大学でマイク・シャーマンの下で同職を務めていました。今年はすでにテキサス工科大の同職に決定していたようですが、辞任してドルフィンズに加わりました。この人もシャーマンが引っ張ってきた格好になりました。

また先週留任が濃厚との報道があったロジャースですが、先日のコーチ陣の就任発表に含まれていなかったので戻ってこないのでは、と思っていましたが、結局留任となりました。ロジャースとの契約が切れていたこと、また他チームからも誘いがあったことなどが留任発表が遅れた要因だったようです。

先日のスペシャルチームコーティネーターのダレン・リジーの留任とともに、このロジャースの留任も大きいと思います。昨年のドルフィンズはロジャースの指揮の下でNFL3位のランディフェンスを構築、またプロボウルにも出場したNTポール・ソリアイの成長の陰にもロジャースの手腕があったと思われます。

その他のアシスタントコーチの候補としてルー・アナルモ、クリス・モズリーという名前があがっているようです。アナルモはNFLでのコーチ経験はありませんが、カレッジではディフェンスバックコーチを長く務めていたようです。モズリーの方はタンパベイバッカニアーズでアシスタントコーチの経験があります。

あとはQBコーチ、RBコーチ、レシーバーコーチが決まっていませんが、オフェンスの主要なところなので慎重になっているんでしょうか。ちなみにQBコーチとして噂されていたグリーンベイパッカーズのトム・クレメンツはパッカーズでOCに就任したようです。やはりパッカーズが手放さなかったですね。TwitterではQBコーチとして元ボストンカレッジのHCだったジェフ・ジャゴジンスキーという名前があがっているようですが、果たして公式発表はどうなるでしょうか。





新しいアシスタントコーチ

ドルフィンズの新しいアシスタントコーチとして、LBコーチのジョージ・エドワーズとアシスタントQBコーチのザック・テイラーの就任が発表されました。

エドワーズは2009年までは5年間ドルフィンズでLBコーチを務めていたんですが、その後バッファロービルズのDCに就任、今シーズン終了後に解雇されていました。3年ぶりのドルフィンズ復帰ですね。しかし2009年にエドワーズがドルフィンズで指導していた時にいたLBは現在キャメロン・ウェイクただ1人になっています。選手の入れ替わりが激しいですね。

もう1人のテイラーですが、『ザック・テイラー』とは名前がいいですね。ドルフィンズファンならザック・トーマスとジェイソン・テイラーを思い出すでしょう。ただ、このテイラーはまだ28歳と若いです。ネブラスカ大学ではQBとして活躍し、2007年にタンパベイバッカニアーズにドラフト外で入団しています。しかしNFLでの経験はなく、同じ年にはCFL(カナディアンフットボールリーグ)のウィニペグブルーボンバーズというチームに在籍していました。

昨年はドルフィンズの新OCとなったマイク・シャーマンの下、テキサス農工大学でTEコーチなどを勉強していたようですが、今回のアシスタントコーチ就任にあたってはやはりシャーマンの推薦があったんでしょうかね。ちなみにこのテイラーはシャーマンの娘のサラさんと結婚しています。ザック・テイラー…末永くドルフィンズに貢献してもらいたいと応援したくなりますね。

その他に旧体制からTEコーチのダン・キャンベル、ストレングスコーチのダレン・クライン、スペシャルチームコーティネーターのダレン・リジーの留任が発表されました。スペシャルチームを向上させたリジーの残留はチームにとっては大きいと思います。ディフェンシブラインコーチのケーシー・ロジャースも留任する模様だという情報がありましたが、今回の発表には含まれていませんでした。ロジャース留任は流れたんでしょうか。

他方、暫定HCだったトッド・ボウルズがフィラデルフィアイーグルスのディフェンスバックコーチに就任しました。ドルフィンズにとっては惜しい人材をなくしたという気がします。なんとか残留してほしかったんですが、事実上の降格人事ともなるので仕方がなかったでしょうね。イーグルスでのボウルズの活躍を願いたいと思います。




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