Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

April 2012

ドラフト総括

ドルフィンズの2012年のドラフトが終わりました。結局1巡目から7巡目までで9人の選手を指名しました。そのうちオフェンスの選手が6人、ディフェンスの選手が3人という結果でした。大体必要なポジションの選手は指名したようですが、指名していないのはディフェンスバックの選手ぐらいですね。

1巡目指名は大方の予想通り、テキサス農工大学のQBライアン・タネヒルでした。OCマイク・シャーマンの教え子で、どうやらずっと前から決めていたみたいですね。ドルフィンズの現在の先発QBはマット・ムーアで、FAで実績のあるデビッド・ギャラードを獲得しています。しかし、いずれの選手も契約は今シーズン限りですので、早ければ来シーズンからタネヒルが先発QBになる可能性もあります。そうなってくれたらいいんですけどね。

2巡目指名のOTジョナサン・マーチンはスタンフォード大学ではQBアンドリュー・ラックを守るLTでした。しかし、ドルフィンズではRTを務めることになるんでしょうか。ドルフィンズは今のところRTのポジションが確定していません。

3巡目指名ではDEオリバー・バーノンとTEマイケル・エグニューを指名しています。バーノンは地元マイアミ大学出身、2010年は6QBサックを記録していますが、2011年は6試合の出場停止もあり、わずか1.5QBサックに終わっています。エグニューは196cmの大型TEで、過去2年間では140回のパスレシーブで1285ヤードを獲得、8TDを記録しています。

4巡目指名はこちらもマイアミ大学出身のRBラマー・ミラーです。2巡目指名ぐらいの価値があると思われていたようですが、ここまで残っていました。昨年は1272ヤード(平均5.6ヤード)を走って9TDランを記録しています。現エースRBレジー・ブッシュと似たようなタイプでしょうか。

5巡目指名はオレゴン大学のLBジョシュ・カドゥです。過去2年間では27試合に先発出場して、9QBサック、16ロスタックルを記録しています。ハムストリングを痛めていたということで評価が下がっているようです。

6巡目指名ではWR B.J.カニンガムを指名しました。昨年までのエースWRブランドン・マーシャルがいなくなっていますから、このポジションでは新戦力の台頭に期待したいところです。ミシガン州立大学での4年間では218回のパスレシーブで3086ヤードを獲得しています。特に昨年は79回のパスレシーブで1306ヤードを獲得、12TDを記録しています。また、通算51試合で10回の1試合100ヤード以上のパスレシーブも記録しています。

7巡目指名ではDTキーストン・ランドールとWRリシャード・マシューズを指名しました。ランドールはテキサス大学で3年間先発を務め、4QBサック、21ロスタックルを記録しました。またマシューズは昨年は91回のパスレシーブで1364ヤードを獲得、8TDを記録するとともに、パントリターンでもTDを決めています。

計9名の選手ですが、この中から何人の選手が今年の開幕時の最終ロースターに残ってくるのかわかりません。しかし、ひとりでも多くの選手に残ってもらって、NFLの世界で活躍してくれることを期待したいと思います。




注目のドラフト、いよいよ明日

ここ1週間程、引越しでバタバタしていてネットにも集中できなかったんですが、気がついてみればドラフトがいよいよ明日に迫ってきました。

いろいろなドラフト予想を見ると、ドルフィンズの場合はテキサス農工大学のQBライアン・タネヒルを1巡目指名としているものが多く見られます。本当にそうなるのか、あるいは他の選手を指名するのか、いずれにしてもふたを開けてみないとわからないですね。

ただ、このオフの動きを見ていると、無理な動きはしないはずですから、トレードアップして何が何でも欲しい選手を指名する、ということはなさそうです。逆にトレードダウンして指名権を増やすことはあるかもしれませんが、基本的にその時に一番いいと思われる選手を指名することになるでしょう。なにしろドルフィンズの補強ポイントはいろいろとありますから。

どうなるにせよ、明日のドラフトで1巡目で誰を指名するのか楽しみですね。ちなみに、遂に日本でもドラフトの模様がGAORAで生中継されるようです。残念ながら見れませんが、いい時代になりましたね。




レギュラーシーズンスケジュール

2012年シーズンのレギュラーシーズンゲームのスケジュールが現地時間の17日(日本時間18日)に発表されるようです。今シーズンのドルフィンズの対戦相手の昨シーズンの勝敗の合計は127勝129敗(勝率 .496)で、NFL全体で見ると18番目に厳しい数字だそうです。

こういう数字は毎年データとして出てくるんですが、いつも思うのはほとんど参考にならないだろうな、ということです。昨年と今年でチームの状態もムードもガラッと変わってしまう可能性もあるわけですし、昨年プレーオフに出場したからといって今年そうなるとは限らないし、また大きく負け越していたからといって今年も負け越すとも限らないわけです。

ただ、このデータを見ると、最も楽なスケージュールと思えるのがニューイングランドペイトリオッツで、116勝140敗(勝率 .453)なんですね。ペイトリオッツは昨シーズンはスーパーボウルに進出しています。同じくスーパーボウルに進出したニューヨークジャイアンツは140勝116敗(勝率 .547)で最も厳しい数字なのに、この違いはなんなのでしょう。まあ、たまたまの巡り合わせなのでしょうが、ジャイアンツファンが見たら面白くないでしょうね。

ドルフィンズの開幕戦の相手はどのチームなのか、明日のスケジュール発表が楽しみです。

http://miamiherald.typepad.com/dolphins_in_depth/2012/04/nfl-schedule-coming-dolphins-have-18th-toughest.html

 


元ペイトリオッツのガイトンと契約

ニューイングランドペイトリオッツからFAとなっていたLBゲイリー・ガイトンと契約した模様です。契約期間は1年とのこと。

ガイトンは2008年にドラフト外でペイトリオッツに入団して、通算成績は229タックル、4.5QBサック、3インターセプト、15パスディフェンスです。2009年には16試合すべてに先発出場していたんですが、その後先発機会は減ってきて、昨シーズンは6試合の先発を含む13試合出場に止まりました。

LBなのにインターセプトやパスディフェンスが多いのはパスに対するカバー能力が高いのか、それともディフェンスのシステムの問題なのか、どちらかわかりません。ドルフィンズでは先発の座を争うことになりますが、控え選手として、またスペシャルチームの選手としても期待はできそうな気がします。





LBウェイク、ホールドアウトか?

ドルフィンズは今日から、今シーズン初のチームのオフシーズンプログラムを行います。HCジョー・フィルビン以下コーチ陣と選手が初めて顔を合わせるようですが、その中でLBキャメロン・ウェイクはこのプログラムに参加しないようです。詳細はわかりませんが、ウェイクは今年が契約最終年なので、契約問題でうまくいっていないのかもしれません。 

ウェイクは2009年にドルフィンズに入団して以来、これまで3シーズンでチームトップの28QBサックを記録しています。2010年にはプロボウルにも選出されていますし、昨シーズンは8.5QBサックに終わったものの評価はプロボウラー級でした。

ウェイクの年俸は年平均65万ドル(約5200万円)ですが、実績からすればもっともらっていいはずですので、相当大きな契約を望んでいるのかもしれません。パスラッシャーが欲しいドルフィンズとしては、ウェイクを失いたくないでしょうが、LTジェイク・ロングなどその他の選手との契約延長交渉も行われているようですし、頭の痛いところでしょうか。

他方、ドルフィンズからFAとなっていたLBマービン・ミッチェルがミネソタバイキングスと契約したようです。ミッチェルと言えば、昨シーズンはLBカルロス・ダンスビーの控えとして、また最終戦の対ニューヨークジェッツ戦でのインターセプトが思い出されます。ドルフィンズに残るかと思っていたのですが、新天地での活躍を祈念しています。





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