Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

March 2013

注目のロング、ラムズと契約

注目のLTジェイク・ロングの去就ですが、セントルイスラムズと契約したようですね。契約期間は4年間で総額3600万ドル(約34億1000万円)と見られていますが、提示額はやはりラムズの方が高かったようです。

ひょっとしたらドルフィンズと再契約かな? とも思いましたが、ラムズに決まって、それはそれで仕方ないですね。ただ、これでドルフィンズとしてはRTエリック・ウィンストン獲得に向けて動く可能性が高くなりました。

しかしこれでラムズには2008年のドラフト全体1位と2位のジェイク・ロングとクリス・ロングが揃ったことになります。これも珍しい現象なのではないでしょうか。

その他の話題としては、先日ドルフィンズを解雇されたLBケビン・バーネットがオークランドレイダースと契約したようです。結果的にはドルフィンズとレイダースとの間で、バーネットとフィリップ・ウィーラーをトレードした形になりましたね。

そしてもう1人、ドルフィンズを解雇されたLBカルロス・ダンスビーですが、こちらの方はまだ動きがないようです。



大型FA補強のチームは勝てない?

FAで大型補強をしたチームの成績はほとんどよくなく、補強が必ずしも勝利に結びつかないということはよく言われることです。今年のドルフィンズのFA補強についても、疑問視されているようです。

しかしドルフィンズのこれまでの補強をよく考えてみると、WRマイク・ウォレスについてはエースWRが必要であり、一番いいWRを獲得したというので当然の選択でしょう。

またLBダネル・イラーブとフィリップ・ウィーラーについては、その代わりにカルロス・ダンスビーとケビン・バーネットを解雇しているということで、単純に高齢の選手を若い選手と入れ替えるという、チーム作りとしては当然の策です。ただ、イラーブやウィーラーが過大評価されている可能性は全くないとは言えないかもしれません。

そしてWRブランドン・ギブソンについては、2014年にはいないかもしれないWRデボン・ベスの代わりの選手を獲得したという意味もありますし、何よりも昨年酷かったWRのポジションをさらに補強したいという意図が考えられます。

TEダスティン・ケラーについては、先発TEアンソニー・ファサーノが離脱してその穴埋めが必要となるということで、これも当然の補強でしょう。しかもリスクの少ない1年間の高くない契約ということで、これも理にかなっていると言えます。

大型FA補強をしたチームの成績が必ずしもよくないというのは、いろいろな理由が考えられるでしょうが、一つには対戦相手がより警戒し、研究して試合に臨んでくるということが大きいのではないでしょうか。その結果、ちょっとつまずくと、チーム内ではこんなはずではなかった、という雰囲気となり、それがどんどん悪い方向にいってしまい、チームワークが乱れることが最大の要因であるような気がします。

2013年シーズンのドルフィンズが決してそうならないことを望んでいます。



 

FA補強、続々

積極的なFA補強をしているドルフィンズですが、WRマイク・ウォレス、LBダネル・イラーブとフィリップ・ウィーラーに加えて、TEダスティン・ケラー、WRブランドン・ギブソンの2人を獲得しました。

ケラーは昨シーズンまでの先発TEアンソニー・ファサーノが抜けた穴を埋める意味での補強ですが、ギブソンについてはWRブライアン・ハートラインとの再契約、ウォレスの獲得があったのでどうかな、と思ったのですが、3年契約という結果となっています。

これでドルフィンズのWR陣はウォレス、ハートライン、ギブソン、そしてデボン・ベスとかなり厚みを増しました。ベスがいるのにギブソンを獲らなくても、という見方もありますが、ギブソン獲得の背景にはベスが2013年シーズン終了後にFAになるということもあるはずです。普通に考えればベスとの再契約はかなり高額になりそうなので、放出の可能性が高く、今回のギブソンはその保険みたいな意味もあるんでしょうね。

その他にはアトランタファルコンズからFAとなっているCBブライアン・グライムスと面談したようですが、グライムスはその後クリーブランドブラウンズと面談しています。グライムス獲得は流れたかな、と思いますが、どうでしょう。ちなみにCBのポジションはショーン・スミスがカンサスシティチーフスと契約したために要補強ポジションなんですが、FA解禁以来目立った動きがありません。最初からドラフトでの指名に的を絞っているんでしょうが、それとは別にベテランの補強も十分考えられます。

そしてもう1つの注目点は、OTジェイク・ロングの去就です。ロングはセントルイスラムズと面談していますが、現在はマイアミに帰ってきています。ラムズかドルフィンズのいずれかと契約をするようで、間もなく決断するものと思われます。ロングの動向によって、またその後の補強が変わってきますが、ロングは怪我のリスクが大きいような気もしますし、ウエストコーストオフェンスには向いていないようなところもあるので、難しいところですね。





 

FA市場解禁

FA市場が解禁となり、いきなりドルフィンズに激震が走りました。大型契約あり、サプライズありで例年になく派手なスタートとなっています。これまでの結果を以下に整理をしておきます。

IN
WRマイク・ウォレス…5年契約、総額6000万ドル(約57億3900万円)
LBダネル・イラーブ…5年契約、総額3500万ドル(約33億4775万円)
LBフィリップ・ウィーラー…5年契約、総額2600万ドル(約24億8690万円)
Sクリス・クレモンズ…再契約、1年

ОUT
LBカルロス・ダンスビー…解雇
LBケビン・バーネット…解雇
TEアンソニー・ファサーノ…チーフスと契約
RBレジー・ブッシュ…ライオンズと契約

その他に獲得を狙っていたTEジャレッド・クックはセントルイスラムズと契約、興味を持っていると報じられたRBラシャッド・メンデンホールはカージナルスと契約しました。


ウォレスは予定どおりとしても、イラーブとウィーラーの獲得は驚きでした。その結果、ダンスビーとバーネットを解雇していますから、先発LBを入れ替えた格好になっています。LB入れ替えは思い切った策でしたが、若返りを図ったということで、綿密に計画されていたことなんでしょうね。

予定外なのはクックを逃したことですが、クックは特にHCジェフ・フィッシャーとのつながりでラムズを選んだでしょうし、提示額もラムズの方が高かったようで、これは仕方がないです。ただ、ファサーノがいなくなりましたので、TEをどこかで補強しなければいけません。ダスティン・ケラーと面談したようですが、どうなりますか。

しかし、ダンスビーは守備の要として、またベテランのリーダーシップという面では損失は小さくないような気がします。その他にもドルフィンズではLTジェイク・ロングの離脱の可能性が高くなっており、リーダーシップを持った選手を一気に失うことになります。

彼らの代わりとなる選手がいるのかどうかわかりませんが、ビッグネームを補強してもチームが一丸とならなければ試合には勝てません。チームが窮地に陥った時に選手の中でリーダーシップを発揮できる選手が出てくること、そしてドリームチームと言われた何年か前のフィラデルフィアイーグルスの二の舞にならないことを望みます。

それにしてもブッシュはライオンズと契約したものの、決して高い金額ではないようですし、ドルフィンズ残留を望んでいました。ダンスビーも契約見直しに応じる姿勢を見せていたような記事があり、チームのことを考えていたんでしょう。しかし、NFLの世界はビジネスですから、厳しいですね。

その他に絶対に補強が必要なのはCBとパスラッシャーのポジションですが、4月のドラフトでの指名は考えられるにしても、FAで誰かを獲得することも十分考えられます。GMジェフ・アイルランドにとっては勝負の年でしょうから、いろいろと仕掛けてくるでしょうね。今後の動向に注目したいと思います。

 


 

続・ドルフィンズが興味を持っているFA選手

ドルフィンズがRBラシャード・メンデンホール、WRブランドン・ギブソンに興味を持っているというニュースが報じられています。

メンデンホールは2009年と2010年に1000ヤードラッシングを記録しており、現在25歳と若いです。しかし2011年シーズンの最終戦で膝を痛め、2012年シーズンはわずか6試合しかプレーしておらず、平均獲得ヤードも3.6ヤードと低調でした。

ドルフィンズはエースRBレジー・ブッシュの離脱が決定的で、そのブッシュはアリゾナカージナルスやデトロイトライオンズが興味を持っているという報道がされています。ドルフィンズとブッシュの再契約はほぼ100%ないでしょう。

ブッシュがいなくなったドルフィンズでは、2年目となるRBラマー・ミラーがエースRBとなることを期待されていますが、経験不足で未知数です。加えてRBダニエル・トーマスもエースRBとなるには力不足、現ロースターの中では他に頼れるRBがいません。

いずれにしてもFAかドラフトでのRBの補強は必要ですので、メンデンホール獲得という選択も考えられます。ただし、メンデンホールについてはデンバーブロンコスも興味を持っており、競合すると獲得は難しいですかね。それに怪我のリスクもあります。

そしてギブソンですが、2012年シーズンは自己最高の51回のパスレシーブで691ヤードを獲得、5TDパスレシーブを記録しています。エースWRとしては力不足かもしれませんが、第2、第3のレシーバーとしては十分な実力を備えています。

ただし、ドルフィンズはマイク・ワラスやグレッグ・ジェニングスといったエースWR獲得を目論んでいますし、ブライアン・ハートラインとも再契約を結びました。ギブソンを獲得するにはそれなりの金銭も用意しないといけないとなると、ワラスやジェニングスが獲得できなかった時にギブソン獲得に動くのではないでしょうか。

FA解禁を前にして様々な憶測が報じられています。ドルフィンズが一番最初に獲得するのはどのポジションのどの選手なのか、非常に興味深いところです。FA解禁は12日の午後4時(日本時間13日午前6時)です。






 
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