2013年のNFLドラフトが終了しました。ドルフィンズは当初9つのドラフト指名権を保有していましたが、指名権やWRデボン・ベスのトレードを行った結果、指名順位の変動した部分があったものの、同数の9つの指名権で9人の選手を指名しました。以下、それぞれのドラフト指名選手について触れてみたいと思います。
1巡目 DEディオン・ジョーダン
ドルフィンズは当初全体12位の1巡目指名権を持っていましたが、オークランドレイダースとのトレードで全体3位の指名権を獲得しました。ドラフト開始前からの予想ではトレードアップしてOTの選手を指名するのでは、と言われていましたので、そのとおりになったかと思われました。しかし結果はパスラッシャーのジョーダンでした。
パスラッシャーの指名も予想されており、ジョーダン自身も1巡目の高位で指名されるべき選手なので、この指名は驚きではありましたが、まず順当な選択とも言えると思います。ちなみにこのジョーダンを指名するためにドルフィンズが使ったのは全体12位の1巡目指名権はもちろんですが、その他は全体42位の2巡目指名権だけと非常に効率のいいトレードとなりました。
ジョーダンはDEですが、プロのスカウトからは3-4ディフェンスのOLBとして機能するだろうと考えられていたようです。しかしドルフィンズのディフェンスは4-3ディフェンスですので、その4-3にも対応できるという判断だったのでしょう。ただ、実際はOLBとしても使われるのかもしれません。
2巡目 CBジャマー・テイラー
2巡めでCBの指名となりました。テイラーはボイス州立大学時代は3年間先発を務めて、4年生の時には4インターセプト、2.5QBサック、3.5ロスタックル、9パスディフェンスを記録しています。ドルフィンズではCBリチャード・マーシャルとブレント・グライムスに次ぐ第3CBの座をディミトリ・パターソン、ノーラン・キャロルと争うことになりそうです。
3巡目 OTダラス・トーマス
3巡目の最初でOTの選手を指名しました。トーマスはテネシー大学で3年間先発を務めましたが、25試合連続でLTを務めた後、4年生の時には12試合でLGを務めています。トーマスをOTかOGかどちらで使おうとしているのかはわかりませんが、少なくともLTジェイク・ロングの穴埋めとしては不十分ですので、控え選手として育てていく方向でしょうか。となると、ドラフト後にベテランOTを獲得する動きがあると考えられます。
3巡目 CBウィル・デービス
2巡目のテイラーに次いでCBの選手を指名しました。デービスはユタ州立大学で1年半先発を務め、4年生の時には5インターセプトを記録しています。
4巡目 LBジェラニー・ジェンキンス
ジェンキンスは地元フロリダ大学の出身です。大学4年生の時には怪我をしたこともあり期待を裏切ったシーズンで、29タックル、2QBサック、1インターセプトという記録に止まっています。しかし、スピードのあるLBでOLBとしてパスカバーに優れた選手です。
4巡目 TEディオン・シムズ
ドラフト開始前はTEの選手を1巡目指名する予想もありましたが、ここで初めてTEを指名しました。シムズはミシガン州立大学時代には3年間で39試合に出場して、59回のパスレシーブで707ヤードを獲得、8つのTDパスレシーブを記録しています。今のドルフィンズにはないブロッキングTEとして評価の高い選手です。
5巡目 RBマイク・ギリスリー
2つの5巡目指名権ではいずれもフロリダ大学の選手を指名しました。ギリスリーは4年生の時にチームのNo.1RBとなり、1152ヤードを走って10TDランを記録しました。大学時代通算では20TDランを記録して、平均獲得ヤードは6.1ヤードを記録しています。昨シーズンまでのエースRBレジー・ブッシュが抜けたドルフィンズでは先発RBが正式に決定していません。2年目のラマー・ミラーが有力視されていますが、もしかしたらこのギリスリーが先発争いに勝つかもしれません。
5巡目 Kカレブ・スターギス
フロリダ大学から指名された3人目の選手となったスターギスは、大学時代は79.5%のFG成功率でした。しかし、昨年は50ヤード以上のFGを3本すべて成功させており、キック力の強い選手として知られています。ポジション争いでダン・カーペンターに勝って、正Kの座を奪うかもしれません。
7巡目 Sドン・ジョーンズ
ジョーンズはアーカンサス州立大学時代はSとしてプレーしていました。しかし、ドルフィンズはTEや大きなレシーバーをカバーするスロットCBとして注目しています。ドラフト前の訪問ではドルフィンズのコーチ陣の興味を引いた選手だということです。
以上、9人の選手が指名されたわけですが、全体的に見てまずまずの結果に終わったドラフトだったのではないでしょうか。この中で何人の選手が最終ロースターに残るのかはわかりませんが、1人でも多くの選手がドルフィンズの一員として活躍してくれることを望んでいます。
1巡目 DEディオン・ジョーダン
ドルフィンズは当初全体12位の1巡目指名権を持っていましたが、オークランドレイダースとのトレードで全体3位の指名権を獲得しました。ドラフト開始前からの予想ではトレードアップしてOTの選手を指名するのでは、と言われていましたので、そのとおりになったかと思われました。しかし結果はパスラッシャーのジョーダンでした。
パスラッシャーの指名も予想されており、ジョーダン自身も1巡目の高位で指名されるべき選手なので、この指名は驚きではありましたが、まず順当な選択とも言えると思います。ちなみにこのジョーダンを指名するためにドルフィンズが使ったのは全体12位の1巡目指名権はもちろんですが、その他は全体42位の2巡目指名権だけと非常に効率のいいトレードとなりました。
ジョーダンはDEですが、プロのスカウトからは3-4ディフェンスのOLBとして機能するだろうと考えられていたようです。しかしドルフィンズのディフェンスは4-3ディフェンスですので、その4-3にも対応できるという判断だったのでしょう。ただ、実際はOLBとしても使われるのかもしれません。
2巡目 CBジャマー・テイラー
2巡めでCBの指名となりました。テイラーはボイス州立大学時代は3年間先発を務めて、4年生の時には4インターセプト、2.5QBサック、3.5ロスタックル、9パスディフェンスを記録しています。ドルフィンズではCBリチャード・マーシャルとブレント・グライムスに次ぐ第3CBの座をディミトリ・パターソン、ノーラン・キャロルと争うことになりそうです。
3巡目 OTダラス・トーマス
3巡目の最初でOTの選手を指名しました。トーマスはテネシー大学で3年間先発を務めましたが、25試合連続でLTを務めた後、4年生の時には12試合でLGを務めています。トーマスをOTかOGかどちらで使おうとしているのかはわかりませんが、少なくともLTジェイク・ロングの穴埋めとしては不十分ですので、控え選手として育てていく方向でしょうか。となると、ドラフト後にベテランOTを獲得する動きがあると考えられます。
3巡目 CBウィル・デービス
2巡目のテイラーに次いでCBの選手を指名しました。デービスはユタ州立大学で1年半先発を務め、4年生の時には5インターセプトを記録しています。
4巡目 LBジェラニー・ジェンキンス
ジェンキンスは地元フロリダ大学の出身です。大学4年生の時には怪我をしたこともあり期待を裏切ったシーズンで、29タックル、2QBサック、1インターセプトという記録に止まっています。しかし、スピードのあるLBでOLBとしてパスカバーに優れた選手です。
4巡目 TEディオン・シムズ
ドラフト開始前はTEの選手を1巡目指名する予想もありましたが、ここで初めてTEを指名しました。シムズはミシガン州立大学時代には3年間で39試合に出場して、59回のパスレシーブで707ヤードを獲得、8つのTDパスレシーブを記録しています。今のドルフィンズにはないブロッキングTEとして評価の高い選手です。
5巡目 RBマイク・ギリスリー
2つの5巡目指名権ではいずれもフロリダ大学の選手を指名しました。ギリスリーは4年生の時にチームのNo.1RBとなり、1152ヤードを走って10TDランを記録しました。大学時代通算では20TDランを記録して、平均獲得ヤードは6.1ヤードを記録しています。昨シーズンまでのエースRBレジー・ブッシュが抜けたドルフィンズでは先発RBが正式に決定していません。2年目のラマー・ミラーが有力視されていますが、もしかしたらこのギリスリーが先発争いに勝つかもしれません。
5巡目 Kカレブ・スターギス
フロリダ大学から指名された3人目の選手となったスターギスは、大学時代は79.5%のFG成功率でした。しかし、昨年は50ヤード以上のFGを3本すべて成功させており、キック力の強い選手として知られています。ポジション争いでダン・カーペンターに勝って、正Kの座を奪うかもしれません。
7巡目 Sドン・ジョーンズ
ジョーンズはアーカンサス州立大学時代はSとしてプレーしていました。しかし、ドルフィンズはTEや大きなレシーバーをカバーするスロットCBとして注目しています。ドラフト前の訪問ではドルフィンズのコーチ陣の興味を引いた選手だということです。
以上、9人の選手が指名されたわけですが、全体的に見てまずまずの結果に終わったドラフトだったのではないでしょうか。この中で何人の選手が最終ロースターに残るのかはわかりませんが、1人でも多くの選手がドルフィンズの一員として活躍してくれることを望んでいます。