Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

July 2013

結局、獲得した選手は…

WRアーモン・ビンスのシーズンアウトに伴って、ベテランWRローレント・ロビンソンのワークアウトを実施したドルフィンズですが、その他にも元インディアナポリスコルツのWRオースチン・コリーもテストしていました。しかしいずれの選手も獲得しませんでした。ロビンソンもコリーもそれなりに実績があるんですが、2人とも脳震とうのリスクがあり、獲得は難しかったんでしょうね。

それで、結局ビンスの穴埋めとなった選手は、元ドルフィンズのWRジュリアス・プルイットでした。プルイットは2010、11年にドルフィンズに在籍し、2011年は主にスペシャルチームの選手として活躍しました。昨年のシーズン開始前に解雇されていますが、昨年は現政権の下で練習なども行なっているでしょうから、攻撃システムも知っているというのも獲得の要因になったでしょうね。

しかし、今回のビンスの怪我で改めて思うのは、近年のドルフィンズでジャージNo.19をつける選手には不遇が続くということです。2007年にドラフト1巡目指名で入団したWRテッド・ギンは期待外れで2010年にトレードで放出、その後のWRブランドン・マーシャルもそこそこ活躍したものの結局トレードで放出、さらに昨年の開幕ロースターに名を連ねたWRレガドゥ・ナーニーは全く戦力にならずすぐに解雇、そして今年のビンスと、ちょっと考え過ぎかもしれませんが、何か呪われたジャージNo.みたいな気がします。

話がそれましたが、プルイットはスペシャルチーム選手としてはある程度の活躍が期待できそうですので、本業のWRとしてもこれをきっかけに花開いてくれるといいのですが、期待したいですね。


 

若手WR陣の奮起を望む

大きな怪我人が出ないでほしい、と思っていた矢先に、WRアーモン・ビンスがひざの靭帯を損傷して今シーズンの出場が絶望となってしまいました。

ビンスについては、昨シーズン途中にドルフィンズに加入して、今シーズンはキャンプでは非常に調子がよく、WRマイク・ウォレス、ブライアン・ハートライン、ブランドン・ギブソンに次ぐ第4のWRとして期待が高まっていました。それだけに今回のこの怪我は本人にはもちろんですが、チームにとっても非常に痛いものとなりました。

それを象徴するかのように、ドルフィンズは早速FAとなっているベテランWRローレント・ロビンソンのワークアウトを実施しました。ロビンソンは2011年にダラスカウボーイズでブレークし、54回のパスレシーブで858ヤードを獲得、チームトップの11TDパスを記録しました。そしてシーズン終了後にはFAとなって、昨年ジャクソンビルジャガーズと5年で総額3250万ドルという大型契約を結びました。

しかし、ジャガーズでは全く期待外れで、わずか7試合出場(先発4試合)で24回のパスレシーブで252ヤード獲得、0TDパスレシーブという成績に終り、脳震とうを起こすなどもあり、シーズン途中で故障者リスト入りして、今年3月にジャガーズを解雇されていました。

その後はデトロイトライオンズ、ニューヨークジェッツなどが獲得に興味を持ったようですが、いずれも契約までには至らずにここまできています。ちなみに昨年FAとなった時には、確かドルフィンズも興味を示したようですが、ブレークの翌年だったこともあり金銭面で手が出せませんでした。

ロビンソンに関しては、実績はあるものの故障のリスクもあり、この時期での獲得には疑問が残ります。願わくば現有戦力のうちの若手選手の台頭を望みたいところです。リシャード・マシューズ、ジェフ・フラー、ブライアン・タイムズ、マービン・マクナット、ケニー・スタッフォードなどの選手にとっては大きなチャンスだと思います。

 

NFL選手にとって怖いのは怪我

ドルフィンズの話題ではないんですが、今日のNFLのニュースで、フィラデルフィアイーグルスのエースWRジェレミー・マクリンが練習中に前十字靭帯を損傷して、今シーズンはプレーできなくなったと伝えられていました。

チームにとってエースWRを欠くのは非常に痛いことですが、選手本人にとっても辛いことで、今シーズンだけでなく、今後の選手生命にも関わるかもしれない重大事項です。

キャンプ中の怪我ということで思い出すのが、1997年にドルフィンズにドラフト1巡目指名で入団したイェイティル・グリーンという選手がいました。そのグリーンが最初の年のキャンプの初日に右膝の前十字靭帯などを損傷する大怪我を負って、そのシーズンを欠場しました。さらに、復帰を望んだ翌年のキャンプでも同じ所を怪我して、やはりシーズンアウトとなってしまいました。

その後グリーンは1999年にNFLデビューを飾りましたが、過去2年間の怪我の影響が大きかったのか、わずか9試合出場で18回のパスレシーブ、234ヤード獲得、0TDパスレシーブという記録しか残せませんでした。そしてそのシーズン終了後にドルフィンズを解雇され、その後ニューヨークジェッツ、オークランドレイダースと渡り歩きましたが試合に出場することなく、NFLから引退しています。

グリーンが入団した当初はQBダン・マリーノのパスターゲットとして大いに期待されたのですが、怪我がグリーンの人生を大きく狂わせてしまいました。グリーンは3年間で実に10回の手術を右膝にしていたそうです。

もしグリーンが怪我なくプレーしていたらどんな選手になっていたのかと思うと、大変残念です。プロボウルに選出されるようなWRになっていたかどうかはわかりませんが、少なくともある程度の活躍はできていたと思います。

今、ドルフィンズも含めて各チームはシーズン開始に向けてのキャンプが最盛期となっています。それぞれの選手には、くれぐれもシーズンアウトとなるような大怪我だけは避けてもらいたいと思います。



トレーニングキャンプ始まる

2013年シーズンを前にしたトレーニングキャンプが始まりました。開始直前の話題としては、噂のあったプロボウルFBボンテ・リーチとの契約は、結局ありませんでした。契約内容の提示があったかどうかわかりませんが、リーチ側が望む内容では契約できないということなんでしょうか。

それとドラフト1巡目指名のDEディオン・ジョーダンとの契約がまとまりました。しかし、ジョーダンは練習不足などの理由から、このキャンプは故障者リストからのスタートだそうです。ただし、キャンプ中にはチームに合流でき、開幕ロースターには名を連ねることと思います。

そのジョーダンとポジション争いをすると見られていた2年目のDEオリビエ・バーノンがキャンプ初日から目立った動きをしているようです。昨シーズンのバーノンは主にスペシャルチームでの活躍が光りましたが、それでも控えDEとして3.5QBサックを記録しました。

バーノンは、今シーズンは開幕からプロボウルDEキャメロン・ウェイクの反対サイドのDEとして先発出場が予想されます。ジョーダンにポジションを譲らないような活躍をしてくれれば、ドルフィンズのパスラッシュもさらに向上していくことになります。

キャンプはまだ始まったばかりですが、順調なスタートを切っているようです。契約問題が話題となったDTランディ・スタークスとポール・ソリアイ、Sレシャッド・ジョーンズもホールドアウトなどすることなくキャンプに参加しています。

今後のキャンプも順調に練習をこなして、チームの連携などをしっかりと強化して、プレシーズンゲームから本番のレギュラーシーズンに向けて調整を行なってもらいたいです。一番気をつけなければいけないのは大きな怪我ですね。

その他の話題として、フロント内部で最高経営責任者のマイケル・ディーがドルフィンズを去りました。ディーは2009年にドルフィンズの最高経営責任者に就任して経営に携わってきましたが、近年はチーム力の低下もあり観客動員など上手くいかなかったところもあったでしょう。

しかし、それ以前に14年間MLB(メジャーリーグベースボール)の世界で仕事をしてきたディーにとっては、フットボールの世界はまた違った面もあったと思います。その中で6年間にわたってドルフィンズに貢献してくれたことには、ファンとして拍手を送りたいと思います。

今後は1995年から2002年までの間経営に携わっていたMLBのサンディエゴパドレスの社長兼最高経営責任者に就任するようです。古巣での活躍を祈念しています。

 

 

RBミラーの活躍に期待

サマーキャンプ開始がおよそ1週間に迫ってきました。今年のドルフィンズはFAなどによりWR陣の充実と新戦力の守備陣が見どころといえるんですが、もう1つRB陣がどれだけ走れるかというのも期待されるところです。

昨シーズンまでのエースRBレジー・ブッシュがFAで去ったため、現在のドルフィンズではエースRBが不在です。最有力候補は2年目のラマー・ミラーなんですが、このミラーがどれだけの成績を残せるかが今シーズンのドルフィンズの浮沈の鍵を握っていると言っても過言ではない気がします。

ミラーは2012年の新人選手の能力テストとも言えるNFLスカウトコンバインで、40ヤードダッシュで4.40秒を記録しましたが、これは全RB中最高の成績だったそうです。しかし、ドラフトでは4巡目という上位とはいえないところで指名されました。理由は、現在のNFLではRBがそれほど重要視されていないということもあるでしょうが、ドラフト前に肩の手術を行ったというのも評価が下がった原因のようです。

昨シーズンのミラーは51キャリーで250ヤード獲得に止まりましたが、平均獲得ヤードでみれば4.9ヤードとまずまずの成績を残しています。パスプロテクションに難があるということだったので、その関係で出場機会が少なかったのかという見方もできます。しかし、別の見方をすれば、肩の手術をしたために制限して起用していたということも言えるかもしれません。実際にパスプロテクションが上手くできなかったというのも、肩の手術からの回復に不安があったということも考えられます。

今シーズンのミラーは1500ヤード位は走るだろうという期待感がありますが、そのミラーのランプレーを助ける意味でもリードブロッカーん存在は重要です。FAとなっているプロボウルFBボンタ・リーチ獲得の噂が随分前から言われていますが、ドルフィンズからリーチへの具体的なオファーはまだないようです。ドルフィンズ側は1年契約でと考えていますが、リーチ側は複数年契約を望んでいるようで、その差が契約締結につながらない要因となっているんでしょう。あと1周間でこの問題に答えが出るのか、注目されます。

話がそれましたが、ミラーはこのオフにはマイアミ大学の先輩で、サンフランシスコ49ersのエースRBであるフランク・ゴアと一緒に練習をしたそうです。先輩のゴアからいろいろなことを吸収したことと思いますが、その経験を是非とも今シーズンの活躍につなげてもらいたいと思います。


 
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