まだプレーオフ進出に望みを残しているドルフィンズですが、今度こそ本当に負けたら終わりの対ニューヨークジェッツ戦です。ジェッツの方もドルフィンズと同じく5勝6敗ですので、こちらも負けたら終わり、すなわちこの試合で負けた方がプレーオフ進出争いから脱落します。
ジェッツはランオフェンスがNFL8位に対してパスオフェンスは同31位、ランディフェンスが同1位に対してパスディフェンスは同21位、対するドルフィンズはランオフェンスが同26位に対してパスオフェンスは同20位、ランディフェンスが同25位に対してパスディフェンスは同14位となっています。
これをみると、ジェッツはランを主体に攻めてくる、それをドルフィンズは抑えられない。ドルフィンズはランを出せないからパスで攻めざるをえないということになりますが、当然両チームともそれはわかりますので、スタッツどおりの試合になるかどうかはやってみなければわからないでしょうね。
ジェッツのランオフェンスはRBクリス・アイボリーが中心で、過去2試合では33回のキャリーで237ヤードを獲得(平均7.2ヤード)しており、TDランも2つ記録しています。しかし先週の対ボルチモアレイブンズ戦で足首を痛めたようで、100%の状態かどうかはわかりません。ただ、すでに普通に練習をこなしているようなので、ほぼ万全の状態でこの試合には臨んでくるでしょう。
ドルフィンズにとってはジェッツのランを止めることが試合に勝つためには不可欠です。ランが止められた場合、ジェッツのパスオフェンスは新人QBジーノ・スミスが不安定なので、パスディフェンスが勝るドルフィンズには脅威とはならないでしょう。
そのスミスですが、レイブンズ戦ではパス22回投中わずか9回しか成功できず、127ヤード獲得に止まりインターセプトも2つ犯しています。 しかも11月に行われた3試合では計25回しかパス成功がなく、20ヤード以上のパスもわずか5回しか記録していません。そして過去2試合でのQBレイティングはなんと15.3となっています。加えてスミスはNFL最悪の18インターセプトを記録し、そのうち5つを過去2試合で記録しています。
ドルフィンズはこれまでの11試合で相手チームにTDパスを12回しか許しておらず、インターセプトも14個記録しています。ドルフィンズにとってはスミスのパスを封じることは容易にできると思いますが、ただし、ランプレーでかき回されたあとにパスを投げられると苦戦しそうで、数字は悪くても決して侮れません。
一方勝つためには得点を取らなければいけないんですが、ドルフィンズは先週の対カロライナパンサーズ戦ではQBライアン・タネヒルが310ヤードを投げてTDを記録したものの、16点しか取れず敗れています。ドルフィンズの得点力不足は深刻で、8試合連続で23得点未満でその間の成績は2勝6敗です。
ドルフィンズはランオフェンスが機能した試合では勝利していますが、RBラマー・ミラーは1試合平均43.2ヤードしか走れておらず、RBダニエル・トーマスは足首を痛めて今シーズンの出場はほぼ絶望です。控えRBマーカス・シグペンのプレー機会が増えてきますが、ジェッツのランディフェンスを相手にドルフィンズのランオフェンスが機能する可能性は極めて低いと思われます。
タネヒルはパンサーズ戦でWRマイク・ウォレスに2本のロングパスを通しました。ウォレスとのコンビネーションもよくなってくる可能性もあり、この試合もパス主体で攻めることになりそうですが、ジェッツのパスラッシュも巧妙なのでインターセプトなどミスを犯せばそこから一気に試合の流れを持っていかれそうです。
ドルフィンズにとってはオフェンシブラインのプレーも試合の流れを左右するところですが、病気で欠場していたCマイク・パウンシーが復帰してくるので、その点はプラス要素です。しかしそれにしても不安定なオフェンシブラインでどこまで持ちこたえられるか、どれだけバランスのとれた攻撃ができるかが大きな課題です。
このところWRリシャード・マシューズ、OGサム・ブレナー、CBノーラン・キャロルなど控え選手の活躍が目立っているドルフィンズなので、シグペンあたりがいい活躍をしてくれると勝利にも近づき、今後も楽しみになるのですが…そのあたりに期待したいですね。
ドルフィンズは現在ロードゲームで3連敗中、逆にジェッツはホームで強く4勝1敗です。しかしドルフィンズの対ジェッツ戦の成績は2008年以来4勝1敗と相性がいいです。両チームとも得点力が乏しくロースコアの試合が予想されますので、1つのミスが命取りになります。
ジェッツはランオフェンスがNFL8位に対してパスオフェンスは同31位、ランディフェンスが同1位に対してパスディフェンスは同21位、対するドルフィンズはランオフェンスが同26位に対してパスオフェンスは同20位、ランディフェンスが同25位に対してパスディフェンスは同14位となっています。
これをみると、ジェッツはランを主体に攻めてくる、それをドルフィンズは抑えられない。ドルフィンズはランを出せないからパスで攻めざるをえないということになりますが、当然両チームともそれはわかりますので、スタッツどおりの試合になるかどうかはやってみなければわからないでしょうね。
ジェッツのランオフェンスはRBクリス・アイボリーが中心で、過去2試合では33回のキャリーで237ヤードを獲得(平均7.2ヤード)しており、TDランも2つ記録しています。しかし先週の対ボルチモアレイブンズ戦で足首を痛めたようで、100%の状態かどうかはわかりません。ただ、すでに普通に練習をこなしているようなので、ほぼ万全の状態でこの試合には臨んでくるでしょう。
ドルフィンズにとってはジェッツのランを止めることが試合に勝つためには不可欠です。ランが止められた場合、ジェッツのパスオフェンスは新人QBジーノ・スミスが不安定なので、パスディフェンスが勝るドルフィンズには脅威とはならないでしょう。
そのスミスですが、レイブンズ戦ではパス22回投中わずか9回しか成功できず、127ヤード獲得に止まりインターセプトも2つ犯しています。 しかも11月に行われた3試合では計25回しかパス成功がなく、20ヤード以上のパスもわずか5回しか記録していません。そして過去2試合でのQBレイティングはなんと15.3となっています。加えてスミスはNFL最悪の18インターセプトを記録し、そのうち5つを過去2試合で記録しています。
ドルフィンズはこれまでの11試合で相手チームにTDパスを12回しか許しておらず、インターセプトも14個記録しています。ドルフィンズにとってはスミスのパスを封じることは容易にできると思いますが、ただし、ランプレーでかき回されたあとにパスを投げられると苦戦しそうで、数字は悪くても決して侮れません。
一方勝つためには得点を取らなければいけないんですが、ドルフィンズは先週の対カロライナパンサーズ戦ではQBライアン・タネヒルが310ヤードを投げてTDを記録したものの、16点しか取れず敗れています。ドルフィンズの得点力不足は深刻で、8試合連続で23得点未満でその間の成績は2勝6敗です。
ドルフィンズはランオフェンスが機能した試合では勝利していますが、RBラマー・ミラーは1試合平均43.2ヤードしか走れておらず、RBダニエル・トーマスは足首を痛めて今シーズンの出場はほぼ絶望です。控えRBマーカス・シグペンのプレー機会が増えてきますが、ジェッツのランディフェンスを相手にドルフィンズのランオフェンスが機能する可能性は極めて低いと思われます。
タネヒルはパンサーズ戦でWRマイク・ウォレスに2本のロングパスを通しました。ウォレスとのコンビネーションもよくなってくる可能性もあり、この試合もパス主体で攻めることになりそうですが、ジェッツのパスラッシュも巧妙なのでインターセプトなどミスを犯せばそこから一気に試合の流れを持っていかれそうです。
ドルフィンズにとってはオフェンシブラインのプレーも試合の流れを左右するところですが、病気で欠場していたCマイク・パウンシーが復帰してくるので、その点はプラス要素です。しかしそれにしても不安定なオフェンシブラインでどこまで持ちこたえられるか、どれだけバランスのとれた攻撃ができるかが大きな課題です。
このところWRリシャード・マシューズ、OGサム・ブレナー、CBノーラン・キャロルなど控え選手の活躍が目立っているドルフィンズなので、シグペンあたりがいい活躍をしてくれると勝利にも近づき、今後も楽しみになるのですが…そのあたりに期待したいですね。
ドルフィンズは現在ロードゲームで3連敗中、逆にジェッツはホームで強く4勝1敗です。しかしドルフィンズの対ジェッツ戦の成績は2008年以来4勝1敗と相性がいいです。両チームとも得点力が乏しくロースコアの試合が予想されますので、1つのミスが命取りになります。