Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

January 2014

アイルランドがフィルビンの要求を却下

いまだに新しいGMが決まらないドルフィンズですが、前GMジェフ・アイルランドについて興味深い記事がありました。

Palm Beach Postのウェブサイトによると、今シーズン開始前にカンサスシティチーフスのLTブランドン・アルバートをトレードで獲得する可能性が浮上した時に、HCジョー・フィルビンがアルバート獲得を望んだのに対して、アイルランドはそれを却下したそうです。

アイルランドはLTについてはアルバートを獲得しなくても2年目のジョナサン・マーチンで問題ないと思っていたようです。

こういう話が出てくると、ますますアイルランドが非難の的になってきそうですが、アルバートを獲得するには上位のドラフト指名権が必要だったので、なかなかトレードに踏み切れなかったのは確かです。

ただ、今年のドラフト2巡目、3巡目指名のCBジャマー・テイラー、OTダラス・トーマス、そしてCBウィル・デービスはまったく戦力になっておらず、来シーズン以降も未知数です。それを考えたら出血覚悟でアルバートを取っていてもよかったのではないでしょうか。まあ、これは結果論ですが。

アルバートを獲得したとして、ドルフィンズがプレーオフに進出できていたかどうかはわかりませんが…しかし少なくともチームワーストの被QBサック数を記録することはなかったでしょうし、マーチンに対するハラスメント問題も起こっていなかったでしょう。

 

新しいLBコーチ

正式発表はまだですが、ドルフィンズの新しいLBコーチが決定したようです。先日退団してミネソタバイキングスのディフェンシブコーディネーターに就任したジョージ・エドワーズの後任は、ジャクソンビルジャガーズでLBコーチを務めていたマーク・ダフナーという人です。

60歳のダフナーは2006年からジャガーズのLBコーチを務めていました。1975年にオハイオ州立大学でコーチ歴をスタートさせているようですから、およそ40年間にわたってカレッジ、そしてNFLのコーチを歴任している大ベテランです。

カレッジではヘッドコーチも務めましたが、NFLでは主にLBコーチを務めてきました。1997年のシンシナティベンガルズから始まって2003年からはグリーンベイパッカーズ、そしてその後ジャガーズに移っています。

今回のドルフィンズ入りはHCジョー・フィルビンとのつながりによるものだとおもいます。パッカーズ時代はフィルビンと共にアシスタントコーチを務めていました。

ジャガーズ時代はジャック・デルリオ、マイク・ムラーキー、ガス・ブラッドリーという3人のHCの下でLBコーチを務めていましたが、HCが新しくなっても解雇されなかったのは誰にでも信頼される人物だということでしょうか。ドルフィンズのディフェンス向上に貢献してもらいたいですね。


 

新しいGM候補、そしてLBコーチについて

ドルフィンズは7人目の新GM候補と面談しました。タンパベイバッカニアーズの人事担当のデニス・ヒッキーという人です。ヒッキーは18年間に渡ってバッカニアーズのフロントでチームの人事などに貢献してきました。

ところで、バッカニアーズもドルフィンズ同様、GMのマーク・ドミニクが解雇されて新しいGMを探しているんですが、このヒッキーとは面談を行っていないようです。

ドルフィンズの新GM選びも佳境に入ってきているんでしょうか、今週中には決定すると思っていたんですが、来週まで延びそうな雰囲気です。1月25日のシニアボウルまでには決定したいところで、早々に決着をしてほしいと思います。ただ、新OCのように突然発表されたりするので、目が離せません。

別の話題で、LBコーチのジョージ・エドワーズがドルフィンズを去りました。エドワーズはミネソタバイキングスのディフェンシブコーディネーターに就任することになったようです。

バイキングスの新HCに就任したマイク・ジマーとエドワーズはかつてダラスカウボーイズで共にアシスタントコーチを務めていた仲ですので、そのつながりでのバイキングス入りということでしょう。

エドワーズは2005-09年、そして2012-13年とドルフィンズのLBコーチとしてチームに貢献してくれました。新天地での活躍を祈っています。

なお、エドワーズの後任はまだ決まっていませんが、アシスタントLBコーチのデビッド・コラオが昇格する可能性もあります。



 

新オフェンシブコーディネーター決定!

急転直下、ドルフィンズの新しいオフェンシブコーディネーターがビル・レイザーに決定しました。本当に、えっ!、という感じで驚きだったんですが、前日の報道ではレイザーはデトロイトライオンズのオフェンシブコーディネーターに就任したということになっていました。しかしそれは誤報だったんですね。

41歳のレイザーは2013年シーズンを迎えるにあたって、フィラデルフィアイーグルスの新HCチップ・ケリーの下、QBコーチに就任しました。それ以前は3年間バージニア大学のオフェンシブコーディネーターを務めていました。さらにそれ以前は9年間に渡ってNFLでコーチを務め、ワシントンレッドスキンズとシアトルシーホークスでもQBコーチを務めています。

今シーズンのイーグルスはアップテンポなオフェンスを展開し、レイザーもそれに伴ってさまざまなシステムをコーディネートしてきたようですが、バックグラウンドはウエストコーストオフェンスです。レイザーはNFLでプレーコールをした経験はないので、それについては未知数なんですが、今シーズンのイーグルスが展開してきたオフェンスがドルフィンズでも見られるかもしれません。

イーグルスはエースQBマイケル・ヴィックが怪我をしたんですが、その代わりを務めた2年目のQBニック・フォールズがレイザーの指導の下で大活躍し、NFL最高のQBレイティング119.2を記録しています。

ドルフィンズのQBライアン・タネヒルは2年目の今シーズン、NFL10位の3913パッシングヤードを記録したんですが、QBレイティングは同24位の81.7に終わっています。タネヒルのさらなる成長のためにはレイザーの加入はプラスになるだろうという見方が強いようです。

ただ、レイザーはQBコーチではなくてオフェンシブコーディネーターで、現QBコーチのザック・テイラーは残留すると思われますので、レイザーとテイラーは上手く連携を取ってタネヒルの成長を支援してもらいたいと思います。


 

難航するGM、OC選び

新しいGM、オフェンシブコーディネーターともなかなか決まらないドルフィンズですが、オフェンシブコーディネーターの候補者として面談をしたビル・レイザーとベン・マカドゥがそれぞれ別なチームのオフェンシブコーディネーターに就任してしまいました。

まずレイザーはデトロイトライオンズのOCに就任し、マカドゥとは今日やっと面談をしたんですが、前日に面談を済ませていたニューヨークジャイアンツのOCに就任しました。

これでドルフィンズが面談を済ませたOC候補はカイル・シャナハンだけとなり、新OC選びがますます難航しそうです。もう1人の候補者と言われているゲーリー・キュービアックとはいまだ面談の予定はなく、こちらにも断られる可能性が大きいんでしょうか。

候補者に逃げられるというのは組織が問題なのか。昨年発覚した、いわゆるロッカールーム内でのハラスメント問題も大きく影響していると思いますが、それに加えて来シーズンは絶対に結果を出さなければいけないというプレッシャーも大きいと思います。

他方、新GM候補にまた新しい名前が浮上しました。ライオンズの上級人事幹部であるブライアン・ザンダースです。42歳のザンダースは現在はライオンズですが、2009〜2012年までデンバーブロンコスでGMを務めていました。

その間のブロンコスでいえばあのQBティム・ティーボウを1巡目指名したのもザンダースです。ティーボウの指名は成功とは言えませんが、現在活躍しているWRデマリアス・トーマスやエリック・デッカー、LBボン・ミラーのドラフト指名、さらにはQBペイトン・マニングの獲得にも係わっています。

ドルフィンズの新OC、新GM選びはますます迷走し難航しそうですが、一日も早く適任者を見つけてこの問題に決着をつけてもらいたいと思います。



 
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