ドルフィンズの2014年シーズンのオフェンシブラインについては、総入れ替えになるかどうかはわかりませんが、先発メンバーが大幅に代わることは確かです。
その中で、QBライアン・タネヒルのブラインドサイドを守るLTの選手は重要です。FAで獲得するのか、そうでなければドラフト指名ということになります。
ポジション的に新人選手よりも経験のあるベテラン選手の方がよりいいと思いますが、現時点でドルフィンズが興味を持っているのは、ボルチモアレイブンズのユージン・モンローとカンサスシティチーフスのブランデン・アルバートです。
ただし、モンローについてはレイブンズも残留を希望しています。アルバートについては昨年ドルフィンズがトレードで獲得する一歩手前までいったので、可能性は高いかもしれません。ただ、両者ともアリゾナカージナルスなど他チームと契約する可能性もあります。
FAで獲得する場合、契約内容も問題になりますが、そんな中でフィラデルフィアイーグルスがLTジェイソン・ピータースとの契約延長を発表しました。契約内容は4年間の延長で総額4130万円(約42億円)ということです。
ピータースは1月で32歳になっており、現在26歳のモンローや29歳のアルバートより高齢です。このピータースの契約内容がモンローやアルバートの契約締結に影響を及ぼすのは確実でしょうから、両者の獲得はかなりの高額になることが予想されます。
他方、一連のハラスメント問題の被害者であるジョナサン・マーチンについて、ドルフィンズが自チームへの復帰を望んでいるという記事を見ました。ただ、マーチン自身は他チームでの再出発を望んでいるということですし、この記事の信ぴょう性は低いと思います。
マーチンについては、かつて大学時代のチームメイトだったインディアナポリスコルツのQBアンドリュー・ラックが、コルツへの移籍を歓迎するコメントを出していますので、コルツでの再出発は理にかなっているかもしれません。
ところで、マーチン側はドルフィンズから他チームへの移籍に関して解雇によるFA契約よりもトレードでの移籍を希望しているようです。その理由はもしトレードで移籍した場合には今後2年間の年俸が82万5000ドル(約8400万円)、104万ドル(約1億600万円)となりますが、解雇された場合はリーグ最低年俸の57万ドル(約5800万円)となるからです。
トレード先としては、前述のコルツか大学時代の恩師であるジム・ハーボーがHCを務めているサンフランシスコ49ersが有力候補ですが、果たしてドラフト指名権などと交換でマーチン獲得に動くでしょうか。ドルフィンズはトレード先が見つからなければマーチンを解雇せざるを得ない状況になるはずですから、獲得する方としては解雇されるまで待っても遅くはないでしょう。
実力的に見て今のマーチンはドラフト指名権を放出してまで獲得すべき選手とは思えませんし、今回のハラスメント問題ではマーチンがチーム内で扱いにくい選手であることが証明されたところもあると思います。NFLは100%ビジネスの世界ですから、例えば気の毒だから実力が劣っていても拾ってやろう、という考え方は一切ないでしょう。したがって、NFLの各チームのGMに対して、ドラフト指名権と交換にマーチンを獲得したいか、と尋ねた時に、即座にイエスと応える人が果たして何人いるでしょうか。決して多くはなく、下手をすると全くいないかもしれません。
まあマーチンの動向も気になりますが、2014年シーズンのドルフィンズのオフェンシブラインのメンバーがどうなるのか、大いに注目されます。
その中で、QBライアン・タネヒルのブラインドサイドを守るLTの選手は重要です。FAで獲得するのか、そうでなければドラフト指名ということになります。
ポジション的に新人選手よりも経験のあるベテラン選手の方がよりいいと思いますが、現時点でドルフィンズが興味を持っているのは、ボルチモアレイブンズのユージン・モンローとカンサスシティチーフスのブランデン・アルバートです。
ただし、モンローについてはレイブンズも残留を希望しています。アルバートについては昨年ドルフィンズがトレードで獲得する一歩手前までいったので、可能性は高いかもしれません。ただ、両者ともアリゾナカージナルスなど他チームと契約する可能性もあります。
FAで獲得する場合、契約内容も問題になりますが、そんな中でフィラデルフィアイーグルスがLTジェイソン・ピータースとの契約延長を発表しました。契約内容は4年間の延長で総額4130万円(約42億円)ということです。
ピータースは1月で32歳になっており、現在26歳のモンローや29歳のアルバートより高齢です。このピータースの契約内容がモンローやアルバートの契約締結に影響を及ぼすのは確実でしょうから、両者の獲得はかなりの高額になることが予想されます。
他方、一連のハラスメント問題の被害者であるジョナサン・マーチンについて、ドルフィンズが自チームへの復帰を望んでいるという記事を見ました。ただ、マーチン自身は他チームでの再出発を望んでいるということですし、この記事の信ぴょう性は低いと思います。
マーチンについては、かつて大学時代のチームメイトだったインディアナポリスコルツのQBアンドリュー・ラックが、コルツへの移籍を歓迎するコメントを出していますので、コルツでの再出発は理にかなっているかもしれません。
ところで、マーチン側はドルフィンズから他チームへの移籍に関して解雇によるFA契約よりもトレードでの移籍を希望しているようです。その理由はもしトレードで移籍した場合には今後2年間の年俸が82万5000ドル(約8400万円)、104万ドル(約1億600万円)となりますが、解雇された場合はリーグ最低年俸の57万ドル(約5800万円)となるからです。
トレード先としては、前述のコルツか大学時代の恩師であるジム・ハーボーがHCを務めているサンフランシスコ49ersが有力候補ですが、果たしてドラフト指名権などと交換でマーチン獲得に動くでしょうか。ドルフィンズはトレード先が見つからなければマーチンを解雇せざるを得ない状況になるはずですから、獲得する方としては解雇されるまで待っても遅くはないでしょう。
実力的に見て今のマーチンはドラフト指名権を放出してまで獲得すべき選手とは思えませんし、今回のハラスメント問題ではマーチンがチーム内で扱いにくい選手であることが証明されたところもあると思います。NFLは100%ビジネスの世界ですから、例えば気の毒だから実力が劣っていても拾ってやろう、という考え方は一切ないでしょう。したがって、NFLの各チームのGMに対して、ドラフト指名権と交換にマーチンを獲得したいか、と尋ねた時に、即座にイエスと応える人が果たして何人いるでしょうか。決して多くはなく、下手をすると全くいないかもしれません。
まあマーチンの動向も気になりますが、2014年シーズンのドルフィンズのオフェンシブラインのメンバーがどうなるのか、大いに注目されます。