Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

February 2014

フリーエージェント

およそ1ヶ月後の3月11日(日本時間3月12日)にはNFLの2014年シーズンがスタートし、他チームのフリーエージェント選手との契約交渉が解禁となります。今年のドルフィンズはチーム内に多くのフリーエージェント選手を抱えています。

フリーエージェントには無制限フリーエージェントと制限付きフリーエージェントがあります。無制限FAは契約期間が満了したり、解雇されるなどでどこのチームにも所属していない選手です。一方制限付きFAはチームには所属しているが、どこのチームからもオファーを受けることができる選手ですが、所属チームが同等以上の条件で引き留めを行ったり、その選手を手放す代わりにドラフト指名権を補償してもらうことができるなどのルールがあります。

ドルフィンズには無制限、制限付きFAの選手が20人います。一般的にフリーエージェントというと、無制限フリーエージェントのことを指しますが、その無制限FAには多くの先発選手が含まれています。

OTタイソン・クレイボ、ブライアント・マッキニー
OGジョン・ジェリー、リッチー・インコグニト
TEダスティン・ケラー
CBブレント・グライムス、ノーラン・キャロル
DTポール・ソリアイ、ランディ・スタークス
Sクリス・クレモンズ

これらの選手はいずれも先発経験のある無制限FA選手ですが、その他にもLBオースチン・スピットラーやWRマーロン・ムーアなど地味ながら控えやスペシャルチームとして貴重な選手も含まれています。

もちろんこれらの選手全員との再契約はできないわけで、優先順位をつけていかなければいけません。さらに、当然他チームのFA選手の獲得も考えられますし、難しい決断を迫られるなど、新しくGMに就任したデニス・ヒッキーには大きな仕事が待っています。



RED ZONE OFFENSE

興味深いデータがありましたので紹介します。2013年シーズン、ドルフィンズのレッドゾーン内でのTD取得率は56.2%で、これはNFLで11位の成績です。

ちなみにこの数字はスーパーボウルを制覇したシアトルシーホークスより高い数字で、シーホークスは53.23%でNFL14位です。

ただし総得点を比べてみると、シーホークスはNFL9位に対してドルフィンズは同26位です。この数字から判断すると、ドルフィンズは敵陣のレッドゾーンに侵入する回数がシーホークスよりも少なかったということが言えます。

ドルフィンズのレッドゾーン侵入回数は1試合平均で2.9回でこれはNFL23位、1試合当り3回侵入できるかどうかというところで、いかに得点チャンスが少なかったかということがわかります。

来シーズンはオフェンスを向上させて敵陣のレッドゾーンに攻め入る回数を増やせば、TD取得率は高いし、仮にTDが奪えなくてもFGで得点することができます。そうすれば得点力も自然に上がってきますね。


 

第48回スーパーボウル

第48回スーパーボウルが終了しました。結果はシアトルシーホークスが43-8でデンバーブロンコスに圧勝しました。結果はともかく、この得点差でシーホークスが勝つとは、そしてブロンコスが1TDしかあげられないとは誰も予想ができなかったのではないでしょうか。

試合を見ていて、ここまで一方的な試合展開になったのは、開始直後のセーフティが非常に大きかったと思います。特にあのセーフティはシーホークスのディフェンスが奪い取ったものではなくて、ブロンコスのスナップミスによるものだったので、思った以上にブロンコスにダメージがあり、それが結局最後まで尾を引いていたのではないかと思いました。

あと、ブロンコスのQBペイトン・マニングのプレーを久しぶりに見ました。ブロンコスに移籍してからのマニングの試合は全く見たことがありませんでしたし、インディアナポリスコルツ時代でもコルツがAFC東地区に在籍していた時にはドルフィンズとの試合で必ず見たんですが、AFC南地区に移動した後はほとんど見た記憶がありません。

改めてマニングのプレーを見たんですが、試合展開が劣勢だったこと、そしてシーホークスのディフェンスが素晴らしかったことを割り引いても、何かプレーに切れがないと感じました。年齢からくる衰えもあるでしょうが、昔ドルフィンズ戦で見せつけられていたマニングのプレーとは違っていました。

しかし、今シーズンのマニングは55TDパスを記録しているわけで、対戦相手のディフェンスはどうだったんだろうと思ってしまいますが、このスーパーボウルがたまたま悪かったということなのでしょうかね。ただ、シーホークスのディフェンスはマニング対策をしっかりと立ててこの試合に臨んだんだと思います。

それにしてもNFLというのは本当に恐ろしいスポーツです。たった1つのミスでレギュラーシーズン、プレーオフとほとんどつけ入るスキがなかったチームが最低のパフォーマンスに終わってしまうんですから。しかし、裏を返せば1つ勢いがつくとどんなチームでも最高の結果を得ることができるということでしょう。

スーパーボウルが終わった翌日、早くもブックメーカーが来年のスーパーボウル制覇の賭け率を出していました。それによるとドルフィンズは下から数えた方が早いところに位置しているんですが、NFLはやってみなければ何が起こるかわかりません。来年、ドルフィンズがスーパーボウルの舞台に立ち、栄冠をつかむ可能性は決してゼロではありません。


 

2013 SEASON REVIEW

遅くなりましたが、ドルフィンズの 2013 SEASON REVIEW をどるふぃんわんホームページの方でアップしました。

http://www.dolphin-one.com/MDmain.html


ドルフィンズの2013年シーズンを自分なりに振り返って見ていますが、個人的な見解の部分もあり、もしかしたら間違っているところもあるかもしれませんが、ファンの皆さまもそれぞれに今シーズンを振り返ってみてください。

2013年シーズンもいよいよ明日のスーパーボウルで終了となります。デンバーブロンコスとシアトルシーホークスの対戦ですが、個人的にはどちらが勝ってもいいというか、勝敗には興味がないので純粋に試合を楽しめるかなと思っています。

いつの日か、近い将来にドルフィンズがスーパーボウルの舞台に登場することを期待していますが、さていつのことになりますかね。


 
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