Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

April 2014

ドルフィンズ、思い出の対ビルズ戦

過去の思い出の試合を振り返る企画、今シーズンの開幕カードである対ニューイングランドペイトリオッツ戦で2回やりましたが、好評であるし自分でも楽しいので、今シーズンの対戦相手毎に続けてみたいと思います。

というわけで、今回はレギュラーシーズン第2週の相手であるバッファロービルズについてです。第2週はビルズのホームゲームなので、過去のアウェイの対ビルズ戦の思い出の試合にふれてみます。

ビルズに関してはドルフィンズと同地区なので、毎年ホーム&アウェイで2試合ずつ行われます。それだけに過去の試合でもいろいろあるのですが、特に印象に残っているのはレギュラーシーズンゲームではなくてプレーオフでの試合です。

1990年シーズン、ドルフィンズは12勝4敗の成績でAFC東地区2位となりプレーオフに進出しました。プレーオフ第1ラウンドではカンサスシティチーフスを相手に第3Qまで3-16の劣勢でしたが、第4QにQBダン・マリーノが2つのTDパスを決めて逆転勝利しました。そして第2ラウンドでビルズと対戦することになります。

ビルズの本拠地(当時はリッチスタジアムという名称でした)で行われたこの試合は、氷点下で雪の降る、ドルフィンズにとっては苦手とするコンディションの下でのものとなりました。

QBジム・ケリーからWRアンドレ・リードへの40ヤードTDパスでビルズが先制した試合は、前半を終わってビルズが20-3とリードしました。後半に入ってマリーノがWRマーク・デューパーに64ヤードTDパスを決めれば、ケリーもWRジェームス・ロフトンに13ヤードTDパスを通しました。しかしその後マリーノが自ら2ヤードTDランを決めるなど激しく点を取り合いました。

第4Qに入って、マリーノがレシーバーとしてプレーに参加していたOGロイ・フォスターに2ヤードTDパスを決めて、ドルフィンズは30-27と3点差に迫りました。しかしRBサーマン・トーマスの5ヤードTDランで突き放したビルズは、直後のキックオフ時にファンブルリカバーでボールを奪うと、ケリーがリードに26ヤードTDパスを決めて44-27と試合を決定づけました。

敗色濃厚のドルフィンズは残り試合時間1分15秒でマリーノがWRトニー・マーチンに8ヤードTDパスを決めましたが、直後のオンサイドキックをリカバーすることができず、結局44-34でドルフィンズはビルズに敗れてしまいました。

1stダウン数は両チームとも24で同数、総獲得ヤード数もビルズの493ヤードに対してドルフィンズが430ヤードとあまり差がない中で、勝敗を分けたのはドルフィンズが2つのインターセプトを含む3つのターンオーバーを犯したのに対して、ビルズはターンオーバーが2つだったことが要因となりました。

この試合はNHKが衛星放送で初めてプレーオフの試合を生中継したものであったと記憶しており、私も早起きをして観戦しましたが、ビルズに終始リードされっぱなしで敗れたことで非常に落胆しました。特にビルズには80年代終りから90年代前半は負けることが多かったので、この試合もそうですが、何とかビルズにだけは勝ってほしいという気持ちで、いつもビルズ戦を見ていました。

ちなみにこの試合に勝ったビルズはスーパーボウルに進出し、ニューヨークジャイアンツと対戦しました。湾岸戦争の最中に行われた試合で、故ホイットニー・ヒューストンさんのアメリカ国歌斉唱が感動を呼びました。試合はKスコット・ノーウッドがFGを失敗したことによりビルズが敗れましたが、ビルズにとってはその後のスーパーボウル4連敗の始まりとなりました。


 

ドルフィンズ、思い出の開幕戦 その2

前回に続き、今シーズンの開幕戦であるドルフィンズとニューイングランドペイトリオッツの過去の開幕戦を振り返ってみたいと思います。

今回は1996年の開幕戦です。1996年といえばドルフィンズにとっては大きな転換期となる年でした。偉大なHCドン・シューラが勇退し、新しいHCとしてジミー・ジョンソンが就任しました。ジョンソンはダラスカウボーイズを2年連続スーパーボウル王者に導き、カウボーイズの黄金時代を築いた名将でした。当然、ドルフィンズでもその手腕が多いに発揮されることが期待されました。

そのジョンソンのドルフィンズHCとしてのデビュー戦となったのが1996年の開幕戦、ホームでの対ペイトリオッツ戦でした。その試合でジョンソンはRBカリム・アブドル-ジャバー、LBザック・トーマス、DTダリル・ガードナー、FBスタンリー・プリチェットといった新人選手を先発として起用して周囲を驚かせました。

その中でもひときわ目立ったのがトーマスでした。トーマスはディフェンスの要のミドルLBとして先発してその試合で大活躍、チームトップとなる9タックルと1QBサックを記録して勝利に大きく貢献しました。結果、ドルフィンズは24-10でペイトリオッツに快勝しています。

トーマスはドラフト5巡目(全体154番目)指名という下位で入団しました。体も小さくNFLで使いものになるのかという懸念もあったようですが、そのスピードとハードタックルで一躍注目されました。

実はドルフィンズはオフのFAでLBジャック・デルリオを獲得しており、本来ならば先発ミドルLBはデルリオが務めるはずでした。しかしトーマスの印象があまりにもよかったために、デルリオはドルフィンズでプレーすることなく開幕前に引退してしまいました。それほどトーマスがすばらしい選手だったということでしょうね。

また、その試合ではアブドル-ジャバーも26キャリーで115ヤードを獲得してTDランを記録、プリチェットも6回のパスレシーブで77ヤードを獲得するとともにランプレーを助けるブロッキングでも貢献しました。さらにガードナーも3タックル、1QBサックを記録するなど他の新人選手も活躍しました。

そして先発QBはダン・マリーノだったんですが、マリーノのパスプレーは試合全体で22回、それに対してランプレーを39回行っています。前年までのマリーノのパスに比重を置いたオフェンスから一変して新しいスタイルのオフェンスを印象付けた試合でもありました。

『3年でスーパーボウル制覇を実現する』これはジョンソンの就任時の公約とも言われた言葉ですが、結局実現できず、ジョンソンも4年間ドルフィンズのHCとして采配を振るいましたが、3回プレーオフに進出したものの、スーパーボウル進出はおろか、AFCチャンピオンにも届きませんでした。

しかしその試合はいまでも鮮明に記憶として残っています。新人選手ももちろんですが、ベテラン選手も非常に活き活きとプレーしていた印象がありました。その中で最も光っていたトーマスでしたが、その後のドルフィンズのディフェンスの中心、そしてチームのハート&ソウルとしての活躍はファンの皆さんもご存知のことと思います。

もしあの試合でジョンソンがトーマスを先発として起用しなかったら、その後のトーマスの栄光もありませんし、もしかしたらすぐにNFLの世界から消えていたかもしれません。近年ドルフィンズのドラフト指名選手(特に2巡目以降)がほとんど活躍できていない現状を見ると、ジョンソンの新人発掘に関する眼力は非常に優れていたと思います。

今年のドラフトでも何人かの選手を指名しますが、ジョンソンHC時代のように多くの新人選手が活躍してくれればチームも向上していけることでしょうね。



 

ドルフィンズ、思い出の開幕戦

今シーズンの開幕戦が地元マイアミでのニューイングランドペイトリオッツ戦に決まりましたが、ホームでのペイトリオッツとの開幕戦といって思い出すのは、1994年シーズンです。

今から20年前なので新しいファンの方にはよくわからないかもしれませんが、そのシーズンはドルフィンズのHCはドン・シューラ、エースQBはダン・マリーノという時代でした。

特にその開幕戦は、前年にアキレス腱を断裂してシーズンの半分以上を棒に振ったマリーノが、怪我からの復活をかけた最初の試合でした。マリーノとペイトリオッツのQBドリュー・ブレッドソーとの壮絶な投げ合いとなった試合でしたが、結果は第4QにマリーノからWRアービン・フライヤーへの35ヤードTDパスが決まってドルフィンズが逆転、39-35でペイトリオッツに勝利しています。

当時はホームスタジアムがMLBのフロリダマーリンズ(現マイアミマーリンズ)との共用だったため、9月の試合では野球のフィールドが残っており、芝の部分と土の部分が混在していました。加えて雨が降った影響で土の部分がぬかるんでおり、グラウンドコンディションはあまりよくなかったんですが、マリーノは怪我の影響を感じさせない素晴らしいプレーで復活をアピールしたのが印象的でした。

この試合、前半を14-10とペイトリオッツのリードで折り返したんですが、特にすごかったのは後半で、第3Qは共に2本のTDパスを決めた後、第4Qにマリーノからフライヤーへの50ヤードTDパスがヒットしてドルフィンズが32-28と逆転しました。しかしペイトリオッツもすぐにブレッドソーが23ヤードのTDパスを決めて35-32と再逆転しました。

しかしドルフィンズは残り試合時間3分19秒でマリーノがフライヤーに35ヤードTDパスを通して39-35とし、そのまま逃げ切りました。なお、このTDパスは4thダウンでのギャンブルプレーが成功したものでした。ペイトリオッツ陣内35ヤード地点、4thダウン残り5ヤードで3点差でしたので、ギャンブルをせずに52ヤードFGを蹴る選択もあったんですが、距離があることのリスクを考え、マリーノの能力を信頼した強気のプレーコールが勝利を呼び込んだと思いました。

この試合でマリーノはパス42回投中23回成功で473ヤード獲得、5TD、1インターセプト、一方のブレッドソーはパス51回投中32回成功で421ヤード獲得、4TD、2インターセプトという内容で、2人合わせてのパス獲得ヤード894は当時のNFL記録だったような気がしますが、違っていたらごめんなさい。

ちなみに、この時のペイトリオッツのHCは後にドルフィンズのフロント入りすることになるビル・パーセルズでした。まさかこの時はパーセルズがドルフィンズ入りするとは誰も思っていなかったでしょうね。

ドルフィンズのチーム史上に限らず、NFL全体で見てもこの開幕戦は歴代トップ10にもピックアップされるような素晴らしい試合だったと思います。

この試合の逆転TDドライブの模様はYouTubeにアップされていますので、参考までに紹介しておきます。

2014年シーズンのスケジュールが決定!

NFLの2014年シーズンのスケジュールが発表されました。各チームの詳細は次のページをご覧ください。

またドルフィンズに限ってのスケジュールは次のページです。
http://www.nfl.com/schedules/2014/REG/DOLPHINS

ドルフィンズについては、開幕戦は2011年シーズン以来のホームゲームとなり、対戦相手はその時と同じくニューイングランドペイトリオッツです。ただし3年前と違うのは、その時はマンデーナイトでの開幕で全米注目の試合だったんですが、今回は日曜日の昼の試合です。

いきなりペイトリオッツとの試合で厳しいのですが、逆にこれに勝てば一気に波に乗っていけそうな気がします。ただ、昨シーズンも開幕3連勝の後、結局失速してしまい最終的にプレーオフ進出も逃してしまったので、本当にどうなるのかわからないのですが。

プライムタイムゲームは2試合、ホームでの対バッファロービルズ戦とアウェイでの対ニューヨークジェッツ戦で、いずれもシーズンの後半です。これは第11週と第13週に行われるのですが、その間にアウェイでの対デンバーブロンコス戦があるということですから、ここの18日間での3試合がシーズン後半の大きな山になりそうです。

第4週の9月28日にロンドンでの対オークランドレイダース戦があり、その翌週はバイウイークとなっており、バイウイーク明けの第6週からの5試合は比較的勝ち星が稼げそうかなとも思うんですが、これもやってみなければわかりません。そして12月はホームゲームが3試合あり、最終戦は昨シーズン同様ホームでの対ジェッツ戦です。

しかし今年のスケジュールをよく見ると、開幕戦と最終戦は共にホームゲームなんですが、ホームでの連戦というのが最後の2試合になるまでありません。これがどのように影響してくるのか、ホームでプレーオフ進出、または地区優勝決定なんてことになると最高なんですがね。

ホームゲームでの試合、そして同地区対決での勝率を上げることがプレーオフへの近道だと思います。今シーズンは特にその部分に重点を置いた戦い方ができて、結果がそのとおりついてくればいいと思います。

まあ何はともあれ、レギュラーシーズンゲームのスケジュールが発表されると、さらに開幕が待ち遠しくなってきますね。



 

2014レギュラーシーズン日程…明日発表

2014年のレギュラーシーズンゲームの日程が4月23日(日本時間24日)に発表されるようです。

ドルフィンズの日程に関して現在わかっていることは、オークランドレイダースとのロンドンでの試合は第4週の9月28日に行われ、その翌週はバイウイークでお休みだということです。それ以外は明日のお楽しみというところですかね。

ところで、ドルフィンズは元カンサスシティチーフスの練習生だったマット・シマンスキーというパンターの選手と契約しました。これは公式にも発表されています。

ドルフィンズのパンターといえば、昨年プロボウルに選出されたブランドン・フィールズがいるのになぜ?という気がするんですが、このシマンスキーという選手はキッカーの経験もあるそうです。

したがって、今回の契約はスペシャルチームの層を厚くする意味の他に、Kカレブ・スタージスへの刺激材料および競争相手という意味もあると思われます。

昨年のトレーニングキャンプで、ドルフィンズにはプロボウルKダン・カーペンターと新人のスタージスがいました。しかし、キャンプで結果を出したスタージスが開幕ロースターに残り、カーペンターは解雇されたという現実があります。

シマンスキーがスタージスやフィールズとのポジション争いに勝って開幕ロースターに残る可能性は低いと思われますが、怪我などの不測の事態もあり得ます。特にNFLはサラリーキャップの枠があるだけに、安くていい選手がいればベテランはすぐにカットされてしまいますから、仮にシマンスキーが開幕ロースターに残っても不思議ではないでしょう。


 
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