Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

July 2014

オフェンシブライン、またも受難

現地火曜日の練習でCサム・ブレナーが右足を痛めてカートで運ばれたようです。怪我の状況はよくわかりませんが、ドルフィンズのオフェンシブラインにまた難問が降りかかりました。

ドルフィンズのCはキャンプ開始時はシェリー・スミスが務めていたんですが、ミスなどもあってブレナーが代わって務めていました。そのブレナーが怪我をしてしまったということで、その後はネイト・ガーナーが入っていたようです。

仮にブレナーの怪我が長引くようならばスミスかガーナーが務めざるを得ないんですが、この先が非常に不安になってきました。

改めて思うことですが、マイク・パウンシーが欠場した時点でなぜNFLでの経験のあるベテランCを補強しなかったのか、非常に疑問です。仮にベテラン選手を補強したとしても、それまでの現有戦力で戦えるということになれば控えにおいておくとか解雇すればいいことだと思いますが。

オフェンシブラインの中のCのポジションは重要でNFLでの経験値が大きな要素になってくると思います。現在のドルフィンズにはそのNFLでの実戦経験のあるCの選手がまったくいないと言ってもいいでしょう。

9月7日の開幕戦で誰が先発Cを務めているのかわかりませんが、現時点では非常に不安です。特に開幕戦の相手はニューイングランドペイトリオッツですので、必ずドルフィンズの弱点であるオフェンシブラインを攻めてきます。そうなればその後対戦する各チームのディフェンスもそれに習ってくるでしょう。ドルフィンズのオフェンシブラインは昨年以上に酷い状況になるかもしれません。この不安が杞憂に終わればいいのですが。

ところで現地日曜日の練習で怪我をしたLBコア・ミーシーは練習に復帰したようです。こちらの方は一安心ということでしょうか。今後はすべての選手について大きな怪我などがないように願いたいものです。


 

トレーニングキャンプ始まる

先週末からトレーニングキャンプが始まっています。キャンプ開始時のオフェンシブラインの1stチームは次の顔ぶれでした。

RTジャワン・ジェームス
RGダラス・トーマス
C シェリー・スミス
LGダリン・カレッジ
LTブランデン・アルバート

マイク・パウンシーの代替のCはスミスで、スミスの後のRGはLGからトーマスを持ってきて、そして先日FA契約したカレッジをLGに配置していました。結局パウンシーの欠場が決まった後に補強した選手はカレッジだけでした。

そしてキャンプ3日目の昨日はサム・ブレナーが1stチームのCを務めていました。今後の内容次第でスミスでいくのかブレナーでいくのかを決めるのでしょうが、2人ともNFLでのCの経験はなく、学生時代に経験したというだけです。

それとドラフト1巡目指名のジェームスはDEキャメロン・ウェイクを止められないようで、やはり新人なのでまだまだNFLのトップパスラッシャーには苦しみそうです。

パウンシーの欠場を割り引いてもかなり見劣りするドルフィンズのオフェンシブラインですが、前評判の悪さはそのあたりが大きく影響しているのではないでしょうか。なんとか開幕までにある程度の形ができてくれればいいのですが。

またMLBにコンバートされたコア・ミーシーが3日目の練習で足を痛めたようです。大怪我ではないようなので一安心ですが、今後に不安が残ります。まだキャンプは始まったばかりなので、無理せずきちんと治してもらいたいと思います。

明るい話題としては新人WRジャービス・ランドリーの評判がいいようです。開幕ロースターには残ってくると思いますが、差し当たってプレシーズンゲームでのプレーが楽しみです。

ドルフィンズのWR陣はマイク・ウォレス、ブライアン・ハートライン、ブランドン・ギブソンの3人はロースター当確と言えますが、残り2つの枠での争いが熾烈です。そのうち1つがランドリーとすると、あと1つは誰になるのか。しかしもしかしたらギブソンも危ないのかもしれません。最後までどうなるかわかりません。



明日からキャンプ開始

いよいよ明日からトレーニングキャンプが開始されます。キャンプが始まるとNFL開幕が近づいてきたという印象があるんですが、このキャンプでの注目ポイントを見てみると、

1 新しいオフェンスシステムの導入
2 ポジション争い
3 ラインバッカー陣のポジションチェンジ
4 オフェンシブラインの一新

などがあげられます。

そんな中で、最新の情報ではCマイク・パウンシーが開幕から2ヶ月間はプレーができないだろうと報じられています。

パウンシーに関しては臀部の手術を行って最低1ヶ月は試合出場ができないだろうということだったんですが、今回の情報が正しいとするとシーズン前半はパウンシー抜きで戦わなければいけないということになります。

ドルフィンズはパウンシーの代役として控えOLネイト・ガーナーか控えCサム・ブレナーを考えているようですが、シーズンのおよそ半分を代替選手で戦わなければいけないということは、ガーナーやブレナーではどう考えても役不足は否めません。

さらにもう1つの代替案であるOGシェリー・スミスの起用についても、スミスはCの経験がほとんどなく不安定であることには変わりがありません。そうかと言ってFAのベテランCを獲得するのもいろいろな面でリスクがあります。

しかしおよそ8試合に出場し先発Cとしてオフェンシブラインの中心を任せられる選手といえば、やはりNFLでの経験者が最適だと思います。一時名前があがっていたFAのCサムソン・サテーレあたりは少なくともガーナーやブレナー、スミスなどよりは総合的にみて安定感があると思われるのですが…

新しい選手を入れるとすればキャンプが始まるまでの間だと思うので、もしかしたら今日にも契約のニュースがあるかもしれません。

ちなみに契約のニュースといえば、あまり関係がないのですが、元ドルフィンズのOLタイソン・クレイボがヒューストンテキサンズと契約したようです。クレイボはドルフィンズでは一時先発失格の烙印を押されたんですが、やはり実績のあるベテラン選手なので需要はあるのですね。




WRウォレスがリターナー?

WRマイク・ウォレスがキックオフ時のリターナーを務めてもいいよ、というようなことを言っているようです。この発言は意外なのですが、その背景にあるのはウォレス自身がもっとプレーに関わりたい、ボールを持ちたいということがあるのではないでしょうか。

ドルフィンズのオフェンスではウォレスに対するマークが最も厳しいです。昨シーズンもウォレスにパスを投げようとしてもマークが厳しくて投げられなかったということが再三ありました。ウォレス自身も自分にパスが投げられないことを不満に感じていたと思います。

今シーズンはオフェンスが変わってQBライアン・タネヒルのパス能力が向上する可能性もありますが、ウォレスに対するマークは相変わらず厳しいことが予想されます。昨シーズン同様、ウォレスに対するパスがなかなか投げられないことが予想されるでしょう。

キックオフ時のリターナーは怪我のリスクが大きいので、できればエースWRの起用はなるべく避けたいところでしょうが、HCジョー・フィルビンはじめ首脳陣がこのウォレスの発言を聞いてどう考えるのか。

ドルフィンズのキックリターナーはRBマーカス・シグペンや新人WRジャービス・ランドリーなどが候補となっていますので、ウォレスがキックリターナーを務めることはまずないと思いますが。

まあ、最初にも触れましたが、この発言のウォレスの意図としては、もっと自分にプレーをさせろという訴えだと思います。実際の試合でどんどんウォレスにボールを集めて活躍させてやればこの話はおさまると思うので、ぜひそんなふうになってもらいたいと思います。ただ、大切なのはオフェンスのバランスですね。


 

トレーニングキャンプ

先週、ドルフィンズのトレーニングキャンプの日程が発表されました。それによると7月25日から始まって8月14日までで、その間にアトランタファルコンズとのプレーシーズンゲームがあります。

トレーニングキャンプではいくつかのポジションでポジション争いが展開されそうですが、そのうち最も懸念されるのはオフェンシブラインです。今シーズンは5人のうち4人が入れ替わるはずだったんですが、Cマイク・パウンシーが怪我で出遅れることから、開幕から数試合は5人すべての先発が入れ替わることになります。

パウンシーの穴を誰が埋めるのか、いろいろな憶測が流れましたが、現時点ではネイト・ガーナーかサム・ブレナーのどちらかになりそうです。パウンシーがシーズンアウトだということなら話は変わってきますが、少なくともシーズン後半には戻ってくることでその選択になったんだと思います。

オフェンスのシステムやプレーブックを覚えて連携を取っていくことは簡単にはできないでしょうから、パウンシーの代わりを外部から入れるのもリスクを伴うことになります。

またLGのポジションは2年目のダラス・トーマスと新人のビリー・ターナーの争いとなるんですが、それに加えて最近契約したベテランのダリン・カレッジもその争いに加わるかもしれません。しかし現時点ではトーマスが先発LGの最有力候補です。

ところでターナーですが、今年のドラフト指名の新人選手の中で唯一契約が完了していません。トレーニングキャンプが始まるまでには契約を完了すると思われますが、いまだに契約発表ができないのは何か問題があるのでしょうか。

ちなみにNFL全体では今年256人の選手がドラフト指名を受けていますが、そのうち現在まで未契約なのはターナーも含めて4人で、他の3人はクリーブランドブラウンズのCBジャスティン・ギルバート(全体8位指名)、テネシータイタンズのOTタイラー・レワン(全体11位指名)、ジャクソンビルジャガーズのWRマーキス・リー(2巡目指名)ということです。

それともう1つ気になるポジションと言えばLBのポジションで、アウトサイドからミドルにコンバートされたコア・ミーシーが果たして上手く機能するのか、また期待外れと言われているフィリップ・ウィーラーが先発の座を守れるのかということが懸念されています。2年目のジェラニー・ジェンキンスがウィーラーの代わりに先発になるのではと言われますが、このキャンプでの内容次第でしょう。

オフェンスではオフェンシブライン、そしてディフェンスではラインバッカーが安定することが今シーズンのドルフィンズの躍進の最低条件だと思うので、このキャンプでしっかりと整備して開幕を迎えてもらいたいと思います。


 
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