Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

January 2015

今週のドルフィンズ 1.19−1.24

2015年シーズンに開催されるロンドンでの公式戦の試合開始時間が発表されています。それによるとドルフィンズはニューヨークジェッツと10月4日に対戦することになっているんですが、開始時間は現地ロンドン時間の午前9時30分ということで、日本時間では同日の午後10時30分ということになります。

NFLの試合はすべてアメリカ東部時間なので日本とは時差があり、日本でリアルタイムでNFLの試合を観戦するとなるとどうしても月曜日の早朝からとなってしまいます。そのため日本のファンにとっては睡眠時間を削って観戦するか、試合後に時間差で観戦するかどちらかとなります。

睡眠時間を削って観戦すると社会人の方は月曜日の仕事に、学生さんならば学校の授業に影響してしまいます。また試合後に観戦するとなるとすでに結果が出ているんですから、その結果を知らないようにして観戦するという苦労があります。いずれにしても時差があるというのは観戦しづらい状況となっています。

今回発表された試合開始時間だとリアルタイムで観戦するにはかなり都合がよくなりますが、それにしても試合終了時刻は深夜の1時30分から2時ぐらいとなり、月曜日は寝不足になることは間違いないところです。個人的には、この試合をどのようにして観戦しようか、今から悩ましいところです。


ディフェンシブラインコーチのケーシー・ロジャースがジェッツのディフェンシブコーディネーターに正式に就任しました。この話は以前から伝えられていてほぼ決定していたことですが、発表がここまで遅くなったのは契約の問題なんでしょうか。

しかしこれでドルフィンズは新しいディフェンシブラインコーチを探さなければいけなくなりました。というかもうすでに動いているのでしょうね。後任が誰になるのか注目されます。


カレッジフットボールのオールスター戦であるシニアボウルが行われるのを前にして、NFL各チームの人事担当などがその練習を視察に訪れています。ドルフィンズからもHCジョー・フィルビン、GMデニス・ヒッキー、そして上級副社長に就任したマイク・タネンバウムが行っているようです。

ドルフィンズの補強ポイントはLB、DT、OL、CBというところが重点箇所で、これまでのところでのベストプレーヤーはワシントン大学のDTダニー・シェルトンだということです。ただし、ドルフィンズのドラフト1巡目指名は全体14番目ですからそこまで残っていない可能性は大きいでしょうか。

また地元マイアミ大学のWRフィリップ・ドーセットは1巡目で指名するほどの価値はないようですが、2,3巡目での指名は考えられます。高額WR陣の解雇が予想されるドルフィンズですから、もしかしたらドラフト2日目でドーセットを指名するかもしれません。

ちなみにドーセットはドルフィンズの試合は毎試合欠かさず観ているという熱狂的なファンで、ドルフィンズでプレーしたがっているようです。ドーセットのようなドルフィンズを愛する選手にチームに加わってもらいたいですね。


 

プロボウルのQB

NFLの2014年シーズンは、あと残すは現地時間2月1日にアリゾナ州フェニックスで開催される第49回スーパーボウルのみとなりました。今回はニューイングランドペイトリオッツとシアトルシーホークスの対戦となるわけですが、シーホークスの連覇なるかというところが注目されます。

ところで、そのスーパーボウルの前週にはプロボウルが同会場で開催されるわけですが、怪我人やスーパーボウル出場チームの代替選手も含めた最終ロースターが決定しています。

そのロースターを見て?と思うのはQBの顔ぶれです。プロボウル選手は基本的に記者やファンなどの投票により決定しますが、怪我などのために出場できない場合には代わりの選手が選ばれます。誰がどのようにして選ぶのか詳しいことはわかりませんが、本当にプロボウラー?と感じる場合も多々あります。

QBのプロボウラーの中でペイトン・マニングの代わりにマシュー・スタッフォードが、そしてアーロン・ロジャースの代わりにアンディ・ダルトンが選ばれています。その一方でシーホークスをスーパーボウルに導いたラッセル・ウイルソンは投票で選ばれていません。そして我々ドルフィンズファンからするとライアン・タネヒルは代替で選ばれた選手と比較してどうなのか、ということです。

ちなみに前述の各選手の成績(TDパス数、被インターセプト数、総獲得ヤード数、QBレイティング)を比較して見ると次のようになります。

スタッフォード:22、12、4257、85.7
ダルトン:19、17、3398、83.5
ウイルソン:20、7、3475、95.0
タネヒル:27、12、4045、92.8

これを見るとスタッフォード、ダルトンではなくてウイルソンやタネヒルが選ばれてもまったくおかしくありません。というか、ダルトンが選ばれていることには非常に疑問を感じます。まあウイルソンはスーパーボウルに出場するので選ばれないのはわかりますが、ダルトンを選ぶならタネヒルを選べよと言いたくなります。

QBというポジションは数字だけではなくチームを勝利に導くリーダーシップも求められますし、プロボウルに選出されるのはチームの成績に比例するようなところもありますから、プレーオフに出場したスタッフォードやダルトンが選ばれ、出場していないタネヒルが選ばれなかったと考えるのが自然なのかもしれません。

ちなみにQBのパスの成績にはオフェンシブラインのパスプロテクションが大きく影響します。オフェンシブラインの評価ははっきりと数字に表れるものがないので難しいところですが、あるウェブサイトではシンシナティベンガルズのパスプロテクションはNFL5位で被QBサック数はNFLで3番目に少ない23回です。これに対してドルフィンズは同21位で被QBサック数は8番目に多い47回となっており、これを見ても両者の比較がはっきりすると思います。

別にダルトンを非難するわけではありませんが、相手ディフェンスからのプレッシャーが少なかったと思われる中で平凡な成績しか残せなかったダルトンに対して、厳しいプレッシャーに晒されながら数字的には結果を残していたタネヒルをプロボウルに選んでほしかったと感じています。

タネヒルの評価はショートパスばかりでロングパスが投げられない、3rdダウン時や第4Qなど勝負どころでのパフォーマンスが悪いなどと言われ印象がよくないのですが、脆弱なオフェンシブラインの下で本当に素晴らしい成績を残したと思います。そういう意味では、タネヒルはかなり過小評価されているような気がします。

今シーズンのタネヒルは自身の成績よりもチームの成績のために悔しい思いをしたでしょうが、その悔しさをばねにして来シーズンは一層の飛躍をしてくれることを期待しています。



 

今週のドルフィンズ 1.12ー1.17

ドルフィンズの本拠地サンライフスタジアムの改装工事が開始されました。完成後のイメージは次のようになります。

http://www.miamidolphins.com/multimedia/photo-gallery/DOLPHINS-DARKROOM-Sun-Life-Stadium-Renovation-Renderings/8f3f20f6-b067-433d-b01b-f274f53f830a

今までは観客席のシートがオレンジ色だったんですが、2015年シーズンにはアクア色になります。また2016年シーズンには観客席に屋根が作られます。その他にも外構や内部、設備なども新しくなるようです。

サンライフスタジアムには1998年12月に一度行ったことがありますが、その時はプロプレーヤースタジアムという名前でした。またいつか行ってみたいです。


去就が注目されていたDCケビン・コイルですが、どうやら2015年シーズンも留任する見通しだということです。これにはファンの反応も怒りや落胆の声が多く見受けられるようですが、私個人的にもなぜ?と思わざるを得ません。

昨年オフェンシブコーディネーターをマイク・シャーマンからビル・レイザーに変えてある程度オフェンス力が向上したことも、今回コイルを解雇して新しいディフェンシブコーディネーターを望む声が高かった要因となっているでしょう。

ここまで決断が遅れたのはかなり迷走した結果だと思いますが、目当ての候補者に水面下で断られたのかもしれません。しかしこうなった以上は今シーズンの反省をしっかりとして、来シーズンにはより向上したディフェンスを構築できるようにしてもらいたいと思います。

ただ、今シーズンのドルフィンズのディフェンスは最初の11週間はNFLトップ5のディフェンスでした。それが終盤の6試合で一気に崩壊してしまいましたが、その要因の1つは控えの層の薄さにあったと思います。

1例をあげるとシーズン終盤に先発CBコートランド・フィネガンが怪我をして、その代役だったジャマー・テイラーも怪我で離脱した後、その穴埋めとして先発起用したのは、今シーズン1度もプレーしていなかったR.J.スタンフォードでした。スタンフォードは元ドルフィンズでシステムを知っていたということがあったにせよ、そのシーズンまったくプレーしていなかった選手と契約して先発に起用せざるをえないほど控えの層が薄かったと言えます。

ドルフィンズの場合はディフェンスだけでなくオフェンスにも言えることですが、まず控え選手の層を厚くして、先発選手と遜色ないとは言いませんがそれに近いレベルまで上げていかないと、誰がコーチをしても大差がないように思います。NFLでは怪我がつきものですから、まず選手層の充実を図っていくことを再重点課題として取り組むべきではないでしょうか。

そのためにもこのオフにはFA、ドラフトなどに大いに期待したいと思います。



 

ジェッツの新HCは元ドルフィンズのボウルズ

元ドルフィンズのアシスタントHCで、2014年シーズンはアリゾナカージナルスでディフェンシブコーディネーターを務めていたトッド・ボウルズがニューヨークジェッツのHCに就任しました。

ボウルズは2008年にドルフィンズのアシスタントHC兼セカンダリーコーチに就任し、2011年途中に当時のHCトニー・スパラノが解任された後には暫定HCを務め、3試合で指揮を執り2勝1敗という成績を残しています。

ボウルズは過去にいろいろなチームでのコーチ経験があるんですが正式にHCを務めるのは今回が初めてとなります。ちなみに2000年にはジェッツでセカンダリーコーチを務めており、ジェッツにはそれ以来の在籍ということになります。

2011年シーズン終了後にドルフィンズは新しいHCの人選を行ったんですが、ボウルズは現HCジョー・フィルビンと共に最終選考まで残りました。もしフィルビンが就任していなければドルフィンズのHCはボウルズになっていたかもしれません。そしてボウルズはその後もHC候補としていくつかのNFLのチームとの面談を行ったように記憶しています。

ところで、そのボウルズのジェッツHC就任に伴って、ドルフィンズでディフェンシブラインコーチを務めているケーシー・ロジャースがボウルズの下でディフェンシブコーディネーターを務めるのではないかという情報がありますが、ほとんど決定のようですね。

ロジャースは2008年にスパラノと共にドルフィンズ入りしてディフェンシブラインコーチを務めていましたが、スパラノが退団した後もフィルビンの下で同職を務めドルフィンズに貢献してくれました。選手からの信頼も厚いようで、ロジャースが去るのはチームにとって痛手なのですが、まあこれは仕方がないことですね。

ドルフィンズのコーチ編成が変わってくるわけですが、現在でも不透明なのが現ディフェンシブコーディネーターのケビン・コイルの存在です。今まで動きがないので残留する可能性が高いでしょうが、依然として解任の気運が高いです。

またある情報ではフィルビンを解雇して、現シアトルシーホークスのディフェンシブコーディネーターであるダン・クインを新たなHCに就任させるのではないかということですが、すでにフィルビンは2015年シーズンもHCを務めることが内定していますので、この話はあり得ないでしょう。しかしフィルビンは先日報道された契約延長のオファーを正式に受諾していないという情報もありますし、それを受諾しないということになると状況は変わってくるかもしれません。

ただ、クインに関しては今回いろいろなチームが新HC候補として興味を持っており、その1つがジェッツでした。しかしジェッツはボウルズをHCとしましたし、その他のチームもほとんど新しいHCについて目途がつき、まだ未定なのはアトランタファルコンズぐらいです。ということはクインはHC就任に興味を示していないかもしれません。

クインについてはまだシーホークスがプレーオフを勝ち抜いているからでしょうか、名前はあがっているのに目立った情報がまったくありません。シーホークスのシーズンが終了してから何か動きがあるのか、あるとすればマイク・タネンバウムのフロント入りの件もあり、ドルフィンズに来る可能性が高いと思うのは私だけでしょうか。

いずれにしても水面下でいろいろな情報が錯綜している気がしますので、今後の動向に注目したいところです。



 

2人の新人の活躍

Professional Football Writers of America が2014年シーズンのオールルーキーチームを発表しています。そしてドルフィンズからはOTジャワン・ジェームスとWRジャービス・ランドリーが選出されました。

ジェームスはドラフト1巡目指名選手で、今回の選出ではテネシータイタンズのOTテイラー・レワンと共に選ばれています。またランドリーはドラフト2巡目指名選手で、ワイドレシーバーとしてではなく、キックオフのリターナーとして選ばれています。

ジェームスは全体19番目の指名で入団しましたが、ドラフトされた当時はどちらかというと地味で、同じく1巡目指名されたオフェンシブラインの選手の中では最も評価が低かった選手です。しかし16試合すべてに先発出場し、特に11月9日の対デトロイトライオンズ戦で先発LTブランデン・アルバートが怪我で欠場してからは、本来のRTのポジションではなく大学時代にも経験がなかったLTでプレーし、なれないポジションながらほぼ無難にこなしていました。

そしてランドリーは平均28.1ヤードのキックオフリターンを記録しましたが、これは新人の中ではトップで、NFL全体でも4位という好成績でした。第3週の対カンサスシティチーフス戦では74ヤードというロングキックオフリターンを記録しています。

さらにランドリーは本職のWRとしても素晴らしい成績で、ドルフィンズの新人としてのチーム記録を更新する84回のパスレシーブを記録しました。ちなみに今回の選出ではWRの選手はタンパベイバッカニアーズのマイク・エバンスとニューヨークジャイアンツのオデル・ベッカム Jr.が選ばれています。

ドルフィンズの新人選手が2人同賞に選出されたのは2013年シーズンに次いで2年連続で、この時はKカレブ・スタージスとスペシャルチーム選手としてドン・ジョーンズが選ばれています。ただ、2年目はスタージスはキッキングが不安定、ジョーンズにいたってはシーズン前に解雇されてシーズン途中に怪我人の代替として拾われるなど、いずれも成績が降下しています。

ジェームスとランドリーについては来シーズンも成績が降下することなく、さらなる飛躍を期待したいと思います。



 
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