Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

March 2015

18年目に入りました

1998年3月28日に開設した『どるふぃんわんホームページ 〜マイアミドルフィンズ非公式ウェブサイト〜』が18年目に入りました。

この時期になるといつも思うことですが、ここまで続けてこれたのはこのウェブサイトを訪れていただいているファンの皆さまのお陰です。大変感謝しており、この場を借りてお礼申し上げます。

そしてウェブサイトの一部である Dol-fan Blog も2009年1月の開設以来、7年目に入っていますが、ドルフィンズファンの方だけでなく、他チームのファンの方にも見ていただいているようで、その点でも大変感謝しております。

時々内容に誤りや的外れな部分もありますが、そういう時には遠慮なくご指摘をいただけると、今後続けていくためにも大いに助かります。

少なくともドルフィンズがスーパーボウル制覇を成し遂げるまでは続けていきたいと思っていますが、仮にそれが叶わなくても、ドルフィンズが存続する限りは私のライフワークとして作り上げていきたいと思います。

これからも一年一年、可能な限りこのウェブサイトを続けていき、ここを訪れていただく方々のためにできるだけわかりやすく、そして迅速にいろいろな話題などを提供していきますので、今後も変わらぬお付き合いをどうぞよろしくお願いします。



 

今週のドルフィンズ 2.23ー2.27

今週はNFLのオーナー会議がアリゾナ州フェニックスで行われ、オーナーのスティーブン・ロスをはじめマイク・タネンバウム、GMデニス・ヒッキー、HCジョー・フィルビンなどがそちらに出席していました。その関係であまり目立ったニュースはないんですが、いくつかの話題を紹介します。

ドルフィンズはLBのフィリップ・ウィーラーを解雇、ダネル・エラビーをトレードで放出してLB陣の層が薄くなっています。FAでもLBの補強は行われず、今シーズンの先発LBがどうなるのか不透明な状況です。

そんな中で、以前から噂されていたDEディオン・ジョーダンのLB転向ですが、現時点ではジョーダンはDEのままのようです。また昨年ミドルLBに転校したコア・ミーシーですが、今シーズンも同じポジションを務めることが予想されています。

昨年ブレイクして先発LBの座をつかんだジェラニー・ジェンキンスとミーシーの2人は先発確定として、もうひとりのアウトサイドLBは誰になるかというと、2年目のクリス・マッケインが有力視されています。

ただし、ドラフトで即戦力のLBを指名する可能性もあり、そうなった場合にはまたポジションの変更があるのかもしれません。いずれにしてもかなり層が薄いので、FAとなっていて去就が決まっていないジェイソン・トゥルースニックを呼び戻す可能性もあるでしょう。


ベテランWRマイケル・クラブツリーと面談したんですが契約までには至らず、もうひとりベテランのWRグレッグ・ジェニングスとも面談を行ったようです。しかしこちらも契約のニュースはなく、両者とも不適格なのか、あるいはドラフトでWRを指名するのか、こちらもまだわかりません。

まあ、ジェニングスについてはフィルビンがグリーンベイパッカーズ時代に一緒だったのでよくわかっているでしょうから、どうしてもほしかったらクラブツリーよりも先に声をかけているでしょう。それをしなかったということはそれほど重要視していないということでしょう。

WRに関してはベテランが一気にいなくなって若い選手ばかりになったんですが、ベテランのリーダーシップを持った選手がいればなおいいんでしょうが、適任者がいなければ無理やり加入させることもないと思います。


昨年ドルフィンズからサンフランシスコ49ersにトレードされたOTジョナサン・マーチンが49ersを解雇されました。しかしすぐにカロライナパンサーズが獲得したようです。

マーチンに関してはドルフィンズのみならずNFL全体を揺るがせたハラスメント問題の主人公なんですが、恩師であるジム・ハーボーが49ersに引き取った恰好になっていました。しかしそのハーボーも49ersを去ってしまって、その結果マーチンが解雇されたと言ってもいいでしょう。

昨年49ersでは9試合に先発出場したようですが、パンサーズでは控えのOTとなる可能性が大きいということです。さらにもしかしたらシーズン開始前までにパンサーズを解雇されるかもしれません。いずれにしてもマーチンのNFLでのキャリアもそう長くないような気がします。

一連のハラスメント問題の加害者とされたOGリッチー・インコグニトがバッファロービルズに加入した今、あのハラスメント問題は本当のところは何だったのかとあらためて考えさせられます。



 

新加入選手のジャージナンバー

ドルフィンズに新しく加入した選手のジャージナンバーが発表されています。

DTダムコン・スー #93
TEジョーダン・キャメロン #84
C J.D.ウォルトン #59
CBブライス・マッケイン #24
WRケニー・スティルス #10

また再契約した選手のジャージナンバー変更も発表されており、LBケルビン・シェパードが#97から#52へ、RBラマイケル・ジェームスが#33から#27に変更となります。

スーはデトロイトライオンズ時代の90番ではなくて93番を選んだようです。ちなみにこの番号はネブラスカ大学時代に着けていた番号と同じだそうです。

現在ドルフィンズで90番を着けているのはDTアール・ミッチェルで、もしスーが希望すればミッチェルの番号を譲ってもらえたのでしょうが、そうしなかったというのはミッチェルに配慮したということもあり、また新たなスタートという意味もあるのでしょう。 

ところで、ドルフィンズの#93といえばDEトレース・アームストロングを思い出します。アームストロングは1995〜2000年までドルフィンズに在籍した選手で、パスラッシュに定評がありました。

ドルフィンズでは27試合の先発を含む95試合に出場して、187タックル、56.5QBサック、16ファンブルフォースを記録しています。反対サイドのDEジェイソン・テイラーとのパスラッシュは破壊力がありました。2000年シーズンにはプロボウルにも選出されています。

1998年シーズンのプレーオフでの対バッファロービルズ戦で、勝利を決定づけたQBサックが印象に残っています。ビルズのQBはダグ・フルーティで、ドルフィンズはフルーティに最後まで苦しめられました。


 

3人のベテランと再契約

ドルフィンズはSルイス・デルマス、QBマット・ムーア、RBラマイケル・ジェームスの3選手との再契約を発表しています。デルマスとムーアは無制限FA、ジェームスは制限付FAとなっていました。 

デルマスは昨年ドルフィンズに加入して先発Sとしてチームに貢献してくれたんですが、第14週の対ボルチモアレイブンズ戦で靭帯を損傷して故障者リスト入りしました。今回再契約したわけですが、果たして今シーズンの開幕までに怪我が100%完治するのかというのが心配です。

仮にシーズン開幕に間にあったとしても、プレーには支障が出るような気がしますが、再契約に踏み切ったというのはそのあたりのことも考慮してのことでしょうから、大丈夫だと思いたいのですが…

そしてムーアの再契約はファンとしては嬉しいです。他チームに移籍すればもしかしたら先発も狙えるかもしれないのに、控えQBとしてドルフィンズに残ってくれました。ムーアが控えにいてくれると非常の心強いです。他チームからの誘いがあったのかどうかわかりませんが、ムーア自身もドルフィンズに残りたかったようですし、よかったのではないでしょうか。

それとジェームスですが、昨シーズン途中にドルフィンズに加入したのでほとんど試合でプレーする機会はありませんでした。先発RBラマー・ミラーの控えという待遇でしょうが、ミラーの先発の座を脅かすような意気込みを見せてもらいたいです。そうすればランオフェンスの向上にもつながります。



 

新たなFA獲得候補

ドルフィンズは他チームからFAとなっている3選手との面談を行いました。WRマイケル・クラブツリー、QBターバリス・ジャクソン、C J.D.ウォルトンの3人ですが、このうちウォルトンと契約を結びました。

ウォルトンはニューヨークジャイアンツで先発Cを務めていましたが、Pro-Football Focusのウェブサイトでは昨シーズンのランキングは41人中38番目だったということです。ドルフィンズではマイク・パウンシーが先発Cを務めるので、ウォルトンはその控えとしての契約です。

ただし、ドルフィンズのオフェンシブラインは両サイドのガードが定まっていないので、ウォルトンは先発OGの座を争うことにもなりそうです。 

そしてジャクソンについては、過去3年間シアトルシーホークスでラッセル・ウイルソンの控えQBでしたが、QBライアン・タネヒルの控え候補となるんでしょうか、ただしまだ契約は結んでいないようです。現在の控えQBはマット・ムーアなんですが、ムーアもFAとなっており金銭的に見ても再契約は難しい状態です。かといってムーアも他チームと面談を行っているわけでもないようですので、今後控えQB問題がどうなるのかわかりません。

そしてこの3人の中で一番のビッグネームであるクラブツリーですが、ドルフィンズに不足している経験のあるベテランWRです。2009年にドラフト1巡目指名でサンフランシスコ49ersに入団し、先発WRとして2012年シーズンのスーパーボウル進出に貢献しています。しかし2013年にはアキレス腱を断裂して5試合しか出場できず、昨シーズンは16試合すべてに出場したものの68回のパスレシーブで698ヤード獲得、4TDパスレシーブに止まっています。

クラブツリーは経験はあるんですが、怪我の影響もあり、また若手の手本となるリーダーとなれるのかというところが疑問です。しかしドルフィンズの上級副社長であるマイク・タネンバウムのお気に入りだそうですし、最新の情報では年平均350〜400万ドルで契約間近だということです。

もしクラブツリーがドルフィンズに加わるとなると、TEチャールズ・クレイの退団が決定したドルフィンズにとっては貴重な戦力となるんですが、くれぐれも自己中心的な態度や言動は慎んでもらいたいものです。



 
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