Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

May 2015

ドラフト3日目

NFLドラフトの3日目は4巡目以降の指名が行われ、ドルフィンズは予定通り4巡目で1人、5巡目で4人の計5人の選手を指名しました。

第4巡 15番目:OGジャミル・ダグラス
第5巡 9番目:CBボビー・マッケイン
第5巡 13番目:RBジェイ・アジャイ
第5巡 14番目:FSセドリック・トンプソン
第5巡 20番目:CBトニー・リペット

4巡目でオフェンシブラインの選手を指名してきました。ダグラスはアリゾナ州立大学時代は4年生の時にはLTとして13試合すべてに先発出場しています。しかし3年生の時にはLGとしてプレーしており、ドルフィンズでもLGとして育てるようです。

マッケインはメンフィス大学での過去2年間で11個のインターセプトを記録し、そのうち4個でリターンTDを記録しているというビッグプレーを連発した選手です。ちなみにドルフィンズにはすでにマッケインという選手がCBブライス・マッケインとDEクリス・マッケインの2人がおり、3人ともロースター入りすると非常にややこしくなりそうです。

アジャイは大型のパワーRBです。ひざの怪我の影響で指名順は大きく落ち込みましたが、その実力は1、2巡目ぐらいで指名されてもおかしくないようです。ただ、昨年は1800ラッシングヤードと500レシービングヤードを同時に達成しており、ランで28個、パスレシーブで4個の計32TDを記録しています。

ドルフィンズは先発RBラマー・ミラーが今年契約最終年を迎えるようで、このアジャイが実力通りの結果を残してくれるようならばミラーと再契約を望まないでしょう。ひざの状態がどうなるのか、ややギャンブル的な指名のようですが、パワーRBなので貴重な存在です。

トンプソンはミネソタ大学時代の4年間で32試合に先発出場しています。昨年はチーム2位の83タックルを記録しており、自分はタックルが得意でミスしない、と明言しています。スペシャルチーム選手としてロースターに残れるかどうかでしょうね。

リペットはミシガン州立大学ではCBとWRの2つのポジションでプレーしていました。経験年数でいえばWRの方が長いようですが、ドルフィンズはCBとして育てる方針です。188cmという長身なのでCBで定着できればおもしろいんですが、こちらもスペシャルチーム選手として残れるかどうかですね。


ドラフトが終了してドルフィンズは計7人の選手を指名しましたが、全体を通して見たらLBの指名はできなかったんですが、そんなに悪い結果ではなく、専門家の評価も低くはないようです。この7人のうち1人でも多くの選手が最終ロースターに残って活躍して欲しいですね。


 

ドラフト2日目

NFLドラフトの2日目、この日は各チームが2巡目と3巡目の指名を行いましたが、ドルフィンズはWRケニー・スティルスのトレードで3巡目指名権を失っており、2巡目だけの指名になりました。

その2巡目ですが、当初は15番目の指名順だったんですが、予定していた意中の選手が次々と他チームに指名されてしまったからでしょうか、結局フィラデルフィアイーグルスとのトレードで20番目まで指名順がダウンしました。

その結果、これも意外な指名だったんですが、オクラホマ大学のDTジョーダン・フィリップスを指名しました。LBやCBの選手が必要であったと思うのですが、その時点ではそれよりもフィリップスがいいという判断だったんでしょうか。ドルフィンズのDTはジャレッド・オドリックとランディ・スタークスが抜けて、その代わりに獲得したのがダムコン・スーだけなので1人足りないといえばそうなんですが。

オクラホマ大学は3-4のディフェンスシステムを採用しており、フィリップスはそのディフェンスでNTのポジションでプレーしていました。ドルフィンズは4-3のディフェンスシステムなのでそのあたりが違うのですが、システムが違っても適応できるということでしょう。

昨年は13試合すべてに先発出場して7つのロスタックルと2つのQBサックを記録しています。専門家の中では1巡目指名されてもおかしくないという評価もされており、196cm、149kgという体格で能力的には優れた選手であるようです。

イーグルスとのトレードの結果、ドルフィンズは明日の3日目は4巡目が1つ、5巡目が4つという計5つの指名権を持つことになっています。明日も指名権の交換があるかもしれませんが、その5つを使ってLB、DB、RBの選手を指名してくるものと思われます。特にLBは数が足りないだけに、かつてのザック・トーマスのような掘り出し物に期待したいですね。



 

ドラフト1日目

2015年のNFLドラフト1日目が終了し、各チームの1巡目指名が行われています。

ドルフィンズに関してはトレードアップもトレードダウンもなく、当初の全体14番目でルイビル大学のWRデバンテ・パーカーを指名しました。パーカーの名前はドラフト予想でも上がってきていましたので特に意外ではなかったのですが、先週ベテランWRグレッグ・ジェニングスと契約したのでWRの1巡目指名はないと思っていました。

予想の多かったCBトラエ・ウェインズが11番目でミネソタバイキングスに、そして直前に話題になっていたRBトッド・ガーリーが10番目でセントルイスラムズに指名されてしまったので、14番目の時点でパーカーが1番だと判断したんでしょうか。CBでは予想で名前の上がっていたマーカス・ピータースも残っていたんですが。

パーカーについてはこれまでドルフィンズになかった大型WRが獲得できたということでプラスになるんでしょうか。ただ、これでドルフィンズのWR陣はジャービス・ランドリー、ジェニングス、ケニー・スティルス、リシャード・マシューズ、そしてパーカーとややダブつき気味になっています。この中ではマシューズがロースターからもれそうで、明日以降で下位のドラフト指名権とでも交換できればという気もしますが、まあ難しいでしょうね。

パーカーとはどんな選手かということで調べてみると、昨シーズンは足を怪我して最初の7試合を欠場しています。しかしその後の6試合では43回のパスレシーブで855ヤードを獲得して5TDパスレシーブを記録しています。

大学4年間での通算では33個のTDパスレシーブを記録していますが、これはルイビル大学の歴代最多タイの記録だそうです。足の怪我で欠場しなければ新記録は間違いなかったでしょう。さらに特筆すべきは大学2年生の2012年シーズンからパスの落球がわずかに3回しかないということで、身体のバランスとレシーブ能力に長けているということです。

過去2シーズンの試合出場、パスレシーブ回数、総獲得ヤード数、TDパスレシーブ数を比べてみると次のようになっています。

2014 6試合 43回 855ヤード 5TD
2013 12試合 55回 885ヤード 12TD

これを見ると2014年は2013年の半分の試合出場でほぼ同数のレシービングヤード数を記録していますが、それが怪我をした後での数字ということで、怪我からの復帰後のプレー内容に力強さを感じます。まあ、もちろん他のいろいろな要素が重なっての結果でしょうが、それにしても目を見張るものがあります。

パーカーのプレーを見るのが今から楽しみなんですが、ドラフトもまだ2日間あります。今後はCB、LB、OG、RBといった選手の指名が予想されますが、どんな指名が行われるのかというのも注目すべきところです。



 
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