Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

August 2015

Preseason Game 対ファルコンズ戦

ドルフィンズのプレシーズンゲーム第3戦は初めてのホームゲームで、しかも改装されたサンライフスタジアムでの試合でした。以前はメジャーリーグベースボールとの兼用スタジアムでしたが、今回の改装でフットボール専用になりました。新しく改装されただけあって、とてもきれいでクールな感じでした。

肝心の試合の方ですが、最後は逆転されるんじゃないかと思ってハラハラして見ていましたが、あっけない終わり方でちょっと拍子抜けでした。しかし、プレシーズンゲームとはいえ、改装後のホームスタジアムでの初戦を勝利で飾ることができたのはよかったと思います。

過去2試合と同様にドルフィンズの1stチームはこの試合でも好調でした。QBライアン・タネヒルは6回の攻撃シリーズでぷれーして、パス19回投中15回成功、WRリシャード・マシューズにTDパスを決めています。内容としてはパスの落球が2つありましたので、完全なパス失敗はわずか2回だけという上々の出来でした。

プレシーズンゲームはあと1試合残っていますが、タネヒルはもうプレーしないでしょうから、これで開幕を迎えることになります。結局プレシーズンゲーム3試合での成績は、パス41回投中33回成功(パス成功率80%)で毎試合1つずつのTDパスを記録し、インターセプトは1つもありませんでした。

心配されたオフェンシブラインですが、LTにダラス・トーマスを入れて、その代わりのLGには新人のジャミル・ダグラスが入りました。さらに試合途中でCマイク・パウンシーが怪我をして退いたために、完全な布陣ではなかったのですが、それでもQBサックは受けず、内容的にはよかったのではないでしょうか。あとはLTブランデン・アルバートの復帰を待つばかりです。パウンシーもたいしたことはなく、大事をとった欠場だったようです。

その他オフェンスではWRジャービス・ランドリーが光っていました。5回のパスレシーブで84ヤードを獲得していますが、今シーズンもタネヒルのNo.1パスターゲットとなりそうです。

そしてさらに凄かったのがディフェンスです。ファルコンズの1stチームオフェンスはドルフィンズの1stチームディフェンスに対して計15プレーを行いましたが、パス獲得ヤード数は33ヤード、ラン獲得ヤード数にいたってはマイナス1ヤードという結果でした。QBマット・ライアンも過去2試合のプレシーズンゲームではいずれもQBレイティングが最高の158.3でしたが、この試合ではパス7回投中3回成功で67.0に抑えられています。

それに加えて、ライアンは4回の攻撃シリーズで計3回のQBサックを受けています。これはドルフィンズのディフェンシブラインのプレッシャーの凄さを物語っているんですが、特にDTダムコン・スーの存在が脅威です。スー自体はこの試合でタックルもQBサックも記録していないんですが、スーがいることにより他の選手が活きてきています。DTアール・ミッチェル、DEキャメロン・ウェイクとオリビエ・バーノンは今シーズンは相当活躍しそうです。

あと気になったのはスペシャルチームの新人2人、Kアンドリュー・フランクスとPマット・ダーです。フランクスは51ヤードのFGを決めていますし、ダーは2回のパントで平均44.0ヤードとブランドン・フィールズよりもいい数字を記録しています。最終的にはロースターに残れないのかもしれませんが、1stチームのKカレブ・スタージスとフィールズは内心穏やかではないでしょう。



 

プレシーズンゲーム第3戦に向けた最新情報

ドルフィンズは今週末にプレシーズンゲーム第3戦、対アトランタファルコンズ戦を行いますが、この試合は今シーズン初めてのホームゲームで、改装された新しいサンライフスタジアムでの試合となります。新しくなったスタジアムが見れるので楽しみです。

ただ、現在のドルフィンズは主力に怪我人が多く、その試合にもベストメンバーで臨めません。最新のニュースではプロボウルLTブランデン・アルバートがフルスピードでの練習を始めたようですが、次の試合にはおそらく出場しないでしょう。

その場合はこれまでどおりジェイソン・フォックスがLTを務めることになりますが、フォックスは先日の対カロライナパンサーズ戦で脳震とうを起こしており、次の試合にも出場はできないでしょう。そうなるとLTのポジションは誰が務めるのか、現時点では不明です。

LTに誰が入るにせよ、オフェンシブラインの弱体化は否めませんが、そうすると怪我のリスクなどが上がり、QBライアン・タネヒルがプレーする上では大きな支障となります。通常ですとプレシーズンゲームの3戦目には1stチームの選手は試合前半ぐらいをプレーするはずですが、そこまでプレーさせるかどうかは疑問です。怪我を恐れていては何もできませんが、いざタネヒルが壊れてしまうと大変なことになります。

その他にもパンサーズ戦で怪我をしたCBジャマー・テイラーやLBジョーダン・トリップも次の試合には出場しないでしょう。新人WRのデバンテ・パーカーもまだ試合には出場できません。

朗報としては、LBコア・ミーシーが練習に復帰したということです。ミーシーが次の試合に出場するかどうかはわかりませんが、仮に出場したとしてもそのポジションが定まっていません。ミドルLBとなるのかアウトサイドLBとなるのかが最終的に決定していないようで、現在ミドルLBを務めているケルビン・シェパードの出来次第ということになるのでしょうか。いずれにしてもその動向が注目されます。

その他、あまり関係がありませんが、FAのOGエバン・マシスがデンバーブロンコスと契約したようです。マシスに関してはドルフィンズが興味を持っていた選手ですが、金銭面で契約は難しいだろうと思っていました。ただ、400万ドル(約4億8000万円)の1年契約だということで、スーパーボウルを狙えるチームを選んだということでしょうね。



 

Preseason Game 対パンサーズ戦

ドルフィンズはプレシーズンゲームの2試合目も敗れてしまいました。31-24となったところで、このまま負けるかと思っていたんですが、最後はよく見せ場を作ってくれました。レギュラーシーズンゲームならばエキストラポイントのキックを蹴って同点とするところでしょうが、プレシーズンということであえて2点コンバージョンを敢行しました。どうせならあの勢いで逆転してほしかったですが、残念でした。

この試合の一番の見所といえば、第2Qのドルフィンズのゴールラインディフェンスでしょう。パンサーズに攻めこまれて1stダウンゴール残り2ヤードとなったところから、4回のランプレーをすべて封じてパンサーズに得点を与えませんでした。

最初のランプレーはLBクリス・マッケインとSウォルト・エイケンズがタックルを決めて1ヤードで止めて、2度目のランプレーはLBケルビン・シェパードとSマイケル・トーマスがタックルして1ヤードをロスさせ、3度目のランプレーはDTダムコン・スーとエイケンズが1ヤード地点で止めました。そして最後のプレーはパスだったんですが、スーのラッシュにプレッシャーを受けたQBカム・ニュートンがスクランブルでエンドゾーンを狙ったんですが、1ヤード地点でDEデリック・シェルビーが阻止しました。

プレシーズンゲームとはいえ、こういうディフェンスができるとディフェンス全体に自信ができてくるでしょうし、この一連のディフェンスではスーのプレーが大きなポイントになったと言えます。大きなお金をかけてFAでスーを獲得した効果というのが表れていたんじゃないでしょうか。本番のレギュラーシーズンでもこんなプレーを度々見せてもらいたいものです。

それと1stチームのオフェンスも先週にひき続いて好調でした。最初の得点のドライブでは4thダウンギャンブル失敗で得点にならないところだったんですが、パンサーズ側の反則によって助けられていますので少し割り引いて考えなければいけないかもしれません。しかし2度目の得点のドライブは堂々たるものでした。

QBライアン・タネヒルはパス15回投中12回成功で102ヤード獲得、1TDパスという内容だったんですが、QBサックも1つ受けています。このQBサックはオフェンシブラインではなくてTEディオン・シムズがブロックできなかったために受けています。タネヒル自身は非常に落ち着いていて安定したプレーをしているんですが、やはりオフェンシブラインには課題が残っています。

タネヒルはこの試合でロングパスを2本投げたんですが、いずれも不成功でした。1本めはWRケニー・スティルスに投げたもので、オーバースロー気味だったんですが、2本目のTEジョーダン・キャメロンに投げたものはパーフェクトでした。できればキャメロンに取ってほしかったんですが、ディフェンスのカバーもよかったので仕方ないところです。ロングパスが1本でも決まれば、タネヒルにもチームにも自信となるんですが。

それとオフェンスでは控えのRBが目立ちました。ダミアン・ウイリアムスはランとパスレシーブでそれぞれTDをあげて活躍しました。昨年のドラフト外入団で、どちらかというと地味な感じの選手なんですが、今年は今のところ第2RBという位置づけなので昨年以上の活躍を期待したいです。

それともうひとりはラマイケル・ジェームスです。ジェームスはキックオフ、パントのリターナーとしても起用されているんですが、結構いい数字を記録しています。また本職のランプレーでもこの試合では6キャリーで45ヤード(平均7.5ヤード)でした。元々実力のある選手ですから、その才能をドルフィンズで開花させてもらいたいです。

不安な要素としては怪我人が出たことです。CBジャマー・テイラーとボビー・マッケイン、そしてLTジェイソン・フォックスがこの試合で怪我をしています。いずれも重症ではなさそうですが、テイラーはこの試合でインターセプトを決めており、先発CBとして期待されているだけに、この怪我は痛いところです。

またフォックスはどうやら脳震とうのようで、次の試合には出場できない可能性もあります。フォックスは本来先発LTではないんですが、もしブランデン・アルバートが開幕に間に合わないようだとフォックスがいないと非常に苦しいです。早期の回復を望みたいのですが、脳震とうはちょっと厄介ですから心配です。

次の試合は1週間後の対アトランタファルコンズ戦です。その試合では主力組がもう少し長くプレーするでしょうが、くれぐれも大きな怪我人がでないように願いたいところです。



 

Sデルマス、シーズンアウト

Sルイス・デルマスが靭帯を損傷して今シーズン絶望となりました。ドルフィンズはここまで大きな怪我人もなく順調にきていたんですが、カロライナパンサーズとの合同練習で不運な事故が起こってしまい、非常に残念です。

デルマスは昨年も12月に靭帯を損傷して最後の3試合を欠場していました。その怪我も癒えて、今シーズンは開幕から出場できるということで期待していました。チームのディフェンスにとっても大変痛いですが、何よりデルマス本人にとって残念な結果となってしまいました。またデルマスはリーダーシップに長けていた選手なので、チームの士気という点でもこの欠場は痛いです。

デルマスはパンサーズWRテッド・ギンとの1対1のパスカバー練習時に怪我をしたということですが、ギンといえばかつてのドルフィンズのドラフト1巡目指名選手で、ドラフトの失敗例としてたびたび話題に上っている選手です。そのギンが絡んでの怪我ということで、ドルフィンズにとっては皮肉な話です。別にギンがわざと怪我させたわけではないんですが、何か因縁めいた話です。

まあ失ったものは仕方がないので、デルマスの穴を埋めてくれる選手に期待したいと思います。今のところ先発Sを争うのはマイケル・トーマスとウォルト・エイケンズです。元々のデルマスのバックアップはトーマスだったんですが、エイケンズの成長が著しく、エイケンズが一歩リードしているようです。

今後プレシーズンゲームを通じて査定が行われるでしょうが、両選手にとっては飛躍できる大きなチャンスです。開幕戦で誰が先発Sとしてプレーしているのか注目されます。デルマスの分まで活躍してもらいたいですね。



 

トレーニングキャンプ終了

ドルフィンズのトレーニングキャンプが終了しましたが、最終日には欠場していたWRケニー・スティルスが練習に復帰し、QBライアン・タネヒルからのロングパスをキャッチしたということです。スティルスはふくらはぎを痛めて、2週間以上も満足に練習ができていませんでした。

8月22日(日本時間23日)にはカロライナパンサーズとのプレシーズンゲームが行われますが、それにスティルスが出場する可能性も出てきました。スティルスはドルフィンズにとって期待のビッグプレーWRで、タネヒルも復帰を喜んでいます。

これであとワイドレシーバーではドラフト1巡目指名WRデバンテ・パーカーの復帰を待つのみですが、パーカーについては開幕に間に合うか微妙だという報道がされていました。しかし、最新の情報ではランニングを開始しているということで、このまま順調にいけば、もしかしたらプレシーズンゲーム中にも復帰できるのではないかと思われています。

その他の話題として、DTアール・ミッチェルがFBのポジションに入って練習していたようです。ミッチェルはアリゾナ大学には一時FBとしてプレーしていたということです。

近年のNFLはパス全盛時代でFBの選手の需要が減っており、ドルフィンズでも昨シーズンはFBの選手が53人のロースターの中にはいませんでした。
実際にレギュラーシーズンの試合でミッチェルをオフェンスに参加させるのかどうかはわかりませんが、使ってみたら意外と面白いかもしれませんね。



 
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