Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

September 2015

Week 3 対ビルズ戦

なんとも寂しいホーム開幕戦となってしまいました。41-14という大敗はHCジョー・フィルビン政権となって最悪で、2010年の対ニューイングランドペイトリオッツ戦以来となりました。ちなみにその時のスコアも41-14で、スペシャルチームがミスを連発して大量失点し、試合終了後にスペシャルチームコーディネーターが解雇されています。

ここまで3試合を消化していますが、いずれも同じような内容で、前半にリードを奪われてそれを追いかける展開、しかも相変わらずオフェンスは進まず、ディフェンスはランプレー、パスプレーともに止められず、パスラッシュも全くと言っていいほど機能していません。

先週の対ジャクソンビルジャガーズ戦での敗戦を教訓としてこの試合に臨んでいるはずなのですが、全く変わってないというか、そのように見えてしまうのは虚しいかぎりです。当然悪かったところは修正し、対戦相手に対して対策を立てているはずですが、それができていないというのはやはり首脳陣の責任は非常に大きいと思います。

この試合では先にドルフィンズが攻撃をしたんですが、1stダウンも更新できずにパント、直後のビルズの攻撃を抑えられずにわずか5プレーでTDを取られました。さらにその直後のドルフィンズの攻撃も低調な内容でパントに終わり、逆にビルズはビッグプレーも織り交ぜながら81ヤードをドライブしてTDを決めて14-0とリードしました。改めて振り返ると、この2回ずつの攻守の攻防でこの試合が決まってしまった感があります。

チーム状態が悪いとやることなすこと上手くいかないもので、14点を追いかけるその後の攻撃でビルズ陣内38ヤード地点からという絶好のフィールドポジションだったにもかかわらず、いきなりパスを取り損ねて、あげくにそれがインターセプトされるという悪循環を生んでいます。

QBライアン・タネヒルはこの試合で3つのインターセプトを犯しているんですが、そのうちの最初の2つは全く不運としか言いようのないものでした。これがチーム状態が悪いことを象徴していると思うのですが、チーム状態がよければ少なくともこの2つのインターセプトはなかったと思います。

相手が苦手のビルズということもあったかもしれませんが、試合の序盤からなにかオフェンスもディフェンスも自信がなさそうにプレーしている印象を受けました。逆にビルズの方はアウェイでの試合で、しかも先週はペイトリオッツに敗れているにもかかわらず、チーム全体が伸び伸びとプレーしているように見えました。ビルズの方はこの試合にむけてしっかりと準備し、各選手がその通りにプレーしていたという結果だったんでしょうね。ドルフィンズはそれができていませんでした。

この敗戦でさらに首脳陣への風当たりは強くなりました。フィルビンやDCケビン・コイルは今すぐ辞めろという過激なものもあるようです。コイルに関しては昨シーズン終了後に解雇されてしかるべきだったのですが、結局残留させました。しかし今シーズンもここまでディフェンスは悪くなる一方で、この先修正できる気がしません。選手もコイルを信頼しているのかどうかわからないところもあります。

またOCビル・レイザーも例外ではありません。結局昨シーズンからオフェンスが向上しているとは言いがたく、この試合でも第4Qに2度敵陣奥深くまで攻め込みながらいずれも単調なプレーを繰り返してTDを取れていません。大差がついて試合が決した状態だったとはいえ、もう少しプレーコールに工夫があればTDは十分に可能な場面だったと思います。レイザーのOCとしての力量を疑問視せざるを得ないでしょう。

3試合を消化して1勝2敗という状況で首脳陣がすぐに解雇されることはないでしょうが、この先オフェンス、ディフェンスが立て直されてチーム力が向上してく気がしていないのは私だけではないでしょう。まあ、私の予測が外れてチームが上昇していってくれれば言うことはありませんが、望みは薄いですかね。

大差がついた後半に新人WRデバンテ・パーカーがパスレシーブを決めた時にはスタジアムのファンから歓声が上がっていました。やっぱりファンはみんな期待しているんですから、試合に勝つ負けるは別としても、とにかくファンが納得するいいプレーを見せてもらいたいと思います。WRジャービス・ランドリーとリシャード・マシューズが孤軍奮闘みたいな感じで活躍していますが、他の選手もそれに続いていってほしいと思います。




Week 3 対ビルズ戦 プレビュー

先週の対ジャクソンビルジャガーズ戦で嫌な負け方をしたドルフィンズですが、今週末はもっと嫌な対戦相手であるバッファロービルズとの試合です。ドルフィンズはビルズに苦手意識のようなものを持っていて、しかもビルズのHCはレックス・ライアンですから、さらに嫌らしい状況です。

ビルズに対する苦手意識の最も大きなものは強力なディフェンシブラインです。オフェンシブラインに不安のあるドルフィンズにとってはランプレーを止められて、さらにQBライアン・タネヒルにパスラッシュをかけられるということで思うようなオフェンスが展開できません。そのあたりが試合中はもちろん、試合前からもプレッシャーをかけられる部分だと思います。

しかし、この試合はドルフィンズにとって今シーズンのホームでの開幕戦です。その意味でも、また同地区のライバル対決でもありますので、なんとしても勝ちたい試合です。この試合にいい勝ち方をすれば、先週の敗戦で落ち込んでいたチームのムードも変わってきますし、勢いもついてくると思うのですが。

というわけで、この試合のドルフィンズの勝利のポイントは次のようなところです。

1 ランプレーを出すことが必要
ドルフィンズのランプレーは今シーズン2試合で平均3.4ヤード獲得で、これはNFLで26位という成績です。逆にビルズのランディフェンスは相手チームに対して平均3.8ヤードしか許していません。加えてドルフィンズはエースRBラマー・ミラーが足首を痛めていて万全の状態ではありません。ビルズ相手にランプレーを挑むことは厳しいでしょうが、それでもランを出していかなければ勝つことは難しいでしょう。

2 ドルフィンズのオフェンシブライン対ビルズのディフェンシブライン
QBライアン・タネヒルはこれまで5回しかQBサックを受けていませんが、より多くのプレッシャーを受けています。ドルフィンズのオフェンシブラインがタネヒルを守ることが必要ですが、プロボウルLTブランデン・アルバートが欠場濃厚です。ビルズのディフェンシブラインには3人のプロボウラーがおり、ドルフィンズは相当苦しめられるでしょう。

3  ディフェンシブラインの覚醒なるか
今シーズン開始前、ドルフィンズのディフェンシブラインはNFLでトップクラスだと言われていました。しかし開幕して2試合、わずか1QBサックしか記録できず、相手チームには平均142ヤードのラッシングを許しています。DTダムコン・スーは期待外れ、DEキャメロン・ウェイクとオリビエ・バーノンは怪我を抱えています。もし同じような状況ならば、ビルズのRBルショーン・マッコイを中心としたランプレーに苦しめられるでしょう。

4 スペシャルチームが堅実にプレーすること
昨年の最初の対ビルズ戦で、ドルフィンズはジャービス・ランドリーがパントリターン時に2つのファンブルを犯して敗戦の要因を作ってしまいました。また先週の対ジャガーズ戦ではKアンドリュー・フランクスが42ヤードのFGをミスしています。スペシャルチームがミスのない堅実なプレーをすることが勝利に結びつく要因となります。

5 3rdダウンコンバージョンを成功させること
ビルズのディフェンスはここまでの2試合で相手チームに対して44%の確率で3rdダウン時に1stダウン更新を許しています。数字はよくないですが、しかしこれは相手QBがアンドリュー・ラックとトム・ブレイディだったことを割り引いて考えなければいけません。ドルフィンズの3rdダウンコンバージョン成功率は37%でNFL22位です。3rdダウン時にしっかりと1stダウン更新を重ねていくことが勝利に直結します。

この他にもポイントはいくつかあると思いますが、勝つためにはやはりオフェンスが得点を重ねていくことが最も重要だと思います。昨年の対ビルズ戦2試合目ではオフェンスが短く速いパスを多用してビルズのディフェンスを攻略していました。今回の対戦でもその戦術は有効だと思いますが、ビルズも当然警戒してくるところだと思います。

ドルフィンズはアルバート、ミラー、ウェイクの他にもTEジョーダン・キャメロンやディオン・シムズ、DTアール・ミッチェルといった主力に怪我人が多く苦しい戦いを強いられそうですが、ミスを少なくして、どんな形でもいいからこの試合に勝利してもらいたいと思います。勝てばチームにとって大きな自信となることでしょう。期待しています。



 

Week 2 対ジャガーズ戦

このジャガーズ戦、当然ドルフィンズは勝てる試合でした。それは我々ファンだけでなく、もちろんチームの首脳陣や選手もそう思っていたでしょう。しかし結果は不甲斐ない状態で敗れてしまいました。まあジャガーズもNFLのチームですから、試合に勝とうと全力でぶつかってくるわけですから、当然勝てるだろうという予想は虫がよすぎるということですかね。

試合は先週のワシントンレッドスキンズ戦と同じように、前半でリードを奪われる苦しい展開だったんですが、先週と違うところは後半に勝ち越せなかったこと、そして相手がミスしてくれなかったことでした。言い換えればそのミスを誘発できなかったドルフィンズのプレーも勝つためには不十分だったということでしょう。

細かいことを言い出せば本当にきりがない試合内容だったんですが、まず振り返って見て試合開始直後の最初のオフェンスでジャガーズにTDを取らせてしまったことが、ジャガーズの選手やチーム全体に自信を持たせてしまいましたね。それがこの試合でのビッグプレー連発につながったと思います。

ドルフィンズのディフェンスは相変わらずランプレーが止められず、またパスラッシュでプレッシャーがかけられません。ドルフィンズはDEキャメロン・ウェイクが怪我の影響か十分にプレーができなかったようですがほぼベストメンバー、対するジャガーズはオフェンシブラインの先発選手が2人欠けていたようで、これでなぜドルフィンズはQBサックを奪えなかったのか、理解に苦しみます。

ジャガーズ側は当然ドルフィンズのディフェンシブラインを警戒していたでしょうが、それにしても昨シーズンから8試合連続で4QBサック以上を奪われ続けていたジャガーズに対して1つのQBサックも決められなかったのは信じられません。ディフェンスシステムの問題なのか、そうであれば改善されないかぎり今後ますます落ち込んで、選手の士気にも影響してきます。

前半終了間際にドルフィンズがFGを失敗し、逆にジャガーズがFGを決めた一連の攻防がありました。両チームの新人キッカーの明暗がわかれたわけですが、ドルフィンズの失敗は論外として、ジャガーズの成功は58ヤードですから、あれは決めた方を褒めなければ仕方がないでしょう。その前のパスインターフェアの反則が納得がいかないところもありましたが、インターセプトできるところをできなかったのが悔やまれます。

オフェンスに関しては、いろいろと見方はあると思いますが、QBライアン・タネヒルは悪くなかったと思います。ただ、パスを44回も投げなければいけなかったというのは、チームとしてベストの状態ではなかったですね。結局ランプレーが出せずにタネヒルによりプレッシャーがかかったということですが、途中でLTブランデン・アルバートが抜けたオフェンシブラインでは苦しいでしょう。

RBラマー・ミラーも10キャリーでわずか14ヤード獲得に止まったんですが、なぜもっと走らせなかったのかと思っていたら、どうやら足首を痛めてしまったようです。そうなると残るRBはダミアン・ウイリアムスだけで、早々にRBラマイケル・ジェームスをカットしてしまったことが影響してしまいました。

明るい話題といえば2人のWR、ジャービス・ランドリーとリシャード・マシューズでしたね。いずれも110ヤード以上のレシービングを記録し、特にランドリーは今やチームのNo.1WRです。TEジョーダン・キャメロンも3回のパスレシーブで62ヤードを獲得したんですが、こちらも怪我をしたようで心配です。大きく報道されていないので軽症だと思いますが。

試合終盤にタネヒルがQBサックを受けてあわやセーフティかというシーンがありました。その時LTジェイソン・フォックスがボールを戻してセーフティを回避したんですが、残り試合時間は2分半ぐらいありましたし、タイムアウトも3回残っていました。もし仮にセーフティになっていたら、上手くすればその後FGで逆転できた可能性も考えられますが、まあフォックスも本能的にボールを戻してしまったでしょうし、何よりもドルフィンズのチーム状態からしてかなり確率は低かったでしょうね。

この敗戦によりチーム状態はかなり悪くなっていると思われます。それによって首脳陣に対する風当たりもますます悪くなる一方です。HCジョー・フィルビンはもちろんDCケビン・コイルやOCビル・レイザーの責任も重大です。なんとか早急にたて直していかないと、次のホームでの対バッファロービルズ戦の結果次第ではチームは一気に落ち込んでしまいそうです。

またプレシーズンゲームから気になっていたんですが、反則が多いのも大きな問題です。そのあたりも首脳陣の力量によるところが非常に大きいと思います。チーム状態も悪く怪我人も多いので厳しいかと思いますが、まだシーズンは始まったばかりでファンとしては希望を失いたくありません。何かのきっかけでチームがいい方に変わってくれることを願いたいところです。



 

Week 2 対ジャガーズ戦 プレビュー

先週の開幕戦、アウェイでワシントンレッドスキンズに勝利したドルフィンズは、第2週もアウェイでの対ジャクソンビルジャガーズ戦です。ジャガーズは開幕戦はホームでカロライナパンサーズに敗れています。

ドルフィンズは開幕戦で勝利したものの、オフェンス、ディフェンス共に好調とはいえない状態でした。このジャガーズ戦をきっかけにチーム状態を立て直したいところですが、主力のDEキャメロン・ウェイクやSレシャッド・ジョーンズが怪我をしており苦しい状況ではあります。

加えてドルフィンズが所属するAFC東地区は4チームすべてが開幕戦に勝利していますので、ドルフィンズとしてはこの試合も確実に勝利したいところです。この試合のポイントとして次の5つがあげられています。

1 ジャガーズの新人RB T.J.イェルドンを止めること
ジャガーズは先週の試合で新人RBイェルドンが12キャリーで51ヤードを獲得しています。対するドルフィンズはレッドスキンズに161ヤードのラッシングを許しています。ジャガーズのランプレーを止めることが勝利のためには不可欠です。

2 QBブレイク・ボートレスにプレッシャーをかけること
ボートレスは先週の試合ではパス40回投中20回成功で183ヤード獲得、1TDパスに対して2インターセプト、そして5回のQBサックを受けています。またドルフィンズは昨年のボートレスとの対戦で2つのインターセプトを奪っています。このボートレスにプレッシャーをかけてミスを誘発させることが勝利につながります。

3  レッドゾーンで確実に得点すること
ドルフィンズはレッドスキンズ戦で相手のレッドゾーン内に侵入しながらTDを1つしかあげられませんでした。QBライアン・タネヒルのプレーを安定させることで得点力を上げていかなければいけません。レッドスキンズ戦のようにオフェンスで10得点しかできないようでは多くの勝利は望めません。

4 ランプレーでリズムをつかむこと
ドルフィンズはレッドスキンズ戦の前半、ランプレーで4キャリーでわずか2ヤードしか稼げませんでした。最終的には74ヤードを稼いだものの、ランプレーを安定させてオフェンスのリズムをつかむことが勝利への鍵となります。RBラマー・ミラーが15キャリー以上することが必要でしょう。

5 ラインバッカー陣のプレー向上
ドルフィンズのLB陣のうちコア・ミーシーとジェラニー・ジェンキンスがレッドスキンズ戦では共に11タックルを記録しました。しかしTEのパスカバーは不十分で、ジョーダン・リードに対して11回のパスレシーブで63ヤード、1TDを許しています。またミドルLBは先発のケルビン・シェパードと控えのザック・ビジルが併用されていました。LB陣のプレーが向上しないとラン、パスのディフェンスがよくなりません。

その他、これ以外にも試合のポイントとなる部分はあるかと思いますが、まずは勝つことが重要で、そのためには序盤からリードを奪って試合を優位に進めたいところです。レッドスキンズ戦のように過剰な焦りは相手につけ入る隙を与えてしまいかねません。実力的にはドルフィンズの方が上回っていると思うので、多少上手くいかなくてもどっしりと構えてプレーすることが大切でしょう。

両チームの対戦成績は過去6試合でドルフィンズの4勝、特にジャガーズの本拠地では3勝1敗とドルフィンズがリードしています。 




 

開幕戦を終えて

NFLはレギュラーシーズンの第1週が終わりました。ドルフィンズも開幕戦に勝利してこれから第2週の対ジャクソンビルジャガーズ戦に備えるわけですが、まだ1試合しか消化していないんですが、シーズン開始前と比べて予定外のことがいくつか発生しています。

まずキックオフ、パントのリターナーを務めるはずだったRBラマイケル・ジェームスが解雇されました。開幕戦でのファンブルが大きな要因だったわけですが、ジェームスはプレシーズンゲームの最終戦でもファンブルしています。開幕戦ではファンブルした後はまったく使われなくなりましたが、もう一度チャンスを与えてやってもよかったのかもしれません。ただ、その後ジャービス・ランドリーがパントリターンTDを決めていて、その差が大きかったのもジェームスにとっては不運だったでしょう。

ジェームスはリターナーの経験はあったようですがスペシャリストというわけではありませんでした。昨年のランドリーの代わりを探す中で適任者がなく、仕方なくジェームスに任せたような格好だったと思います。ただ、当然練習も積んできているでしょうから、ジェームスにとってはミスしたことの言い訳にはならないでしょう。

今後はどうなるのかということですが、ランドリーは今やドルフィンズのNo.1WRとなっていますのでリターナーとしては優秀ですが使いたくない。というわけで、フィラデルフィアイーグルスの練習生だったRBラヒーム・モスタートという選手を獲得しています。次の試合でいきなりモスタートをリターナーで使うかどうかはわかりませんが、ジェームスの他にジョナス・グレイも解雇してRBがラマー・ミラーとダミアン・ウイリアムスの2人だけになってしまったことも関係しています。

モスタートは今年ドラフト外でイーグルスに入団しましたが、最終ロースターカットで解雇された後に練習生で契約していました。プレシーズンゲームではランで157ヤード、パスレシーブで191ヤードを獲得し、トータルで351ヤード獲得というのはNFLでトップの成績だったようです。またリターナーとしても2試合で162ヤードを記録しています。なぜ最終ロースターに残れなかったのかは不明ですが、どこかで実力が劣っているのでしょうね。

その他、先発ミドルLBケルビン・シェパードが使えないようです。レッドスキンズ戦では後半に新人LBザック・ビジルの姿をよく見かけていたんですが、途中からシェパードとビジルを併用していたようです。

当初ドルフィンズの先発LBはミドルLBにコア・ミーシー、アウトサイドLBにジェラニー・ジェンキンスとクリス・マッケインという布陣で臨むはずでした。それがマッケインが先発として不適格であることとミーシーがミドルよりはアウトサイドで実力を発揮できるということで、その結果ミドルはシェパードが入るという、どちらかというと消去法でシェパードが先発を任されたという経緯があります。

シェパードがミドルLBとして実力が劣るとなっても、新人のビジルを即先発というわけにはならないでしょう。次の試合でも同じように併用して使うのかもしれませんが、レッドスキンズ戦でランプレーを止められていなかった要因はそこにもあったのでしょう。

また、ディオン・シムズが脳震とうを起こした関係でTEがジョーダン・キャメロン1人になったことも懸念材料で、急きょ練習生からジェイク・ストーンバーナーを昇格させましたが、果たしてシムズの代わりが務まるのか。シムズについては今シーズンはかなり期待していたんですが、これで当分は試合に出場できないでしょう。できる限り早期の復帰を望みたいです。

差し当たって次戦は実力が劣ると思われるジャガーズですから勝利できる可能性は高いと思いますが、今シーズンのドルフィンズの真価を問われるのは第3週の対バッファロービルズ戦からでしょう。その試合でどんな戦い方をするかで今シーズンが占えるかもしれません。



 
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