NFLドラフトの2日目は2巡目と3巡目の指名が行われました。ドルフィンズは当初それぞれ1つずつの指名権を保有していたんですが、まず2巡目指名権についてはボルチモアレイブンズとのトレードで4巡目指名権を譲渡して、2巡目の指名を繰り上げて全体38番目でベイラー大学のCBザビアン・ハワードを指名しました。
CBの選手はドルフィンズにとって必要だったのですが、同ポジションではマッケンジー・アレキサンダーやケンドール・フラーが残っており、それらの選手が先に指名される価値があるのではないかと考えられていました。
しかしドルフィンズがハワードを指名したのは特にアレキサンダーやフラーよりも大型だったということがあります。DCバンス・ジョセフは大型のディフェンシブバックを好んでいるということがハワード指名の決め手になっているのではないでしょうか。
ハワードは過去2年間で26試合すべてに先発出場して、合計93タックル、9インターセプト、23パスディフェンスを記録しており、インターセプトはいずれもチームトップで、2014年は4つ、2015年は5つ記録しています。
そして3巡目は当初の予定どおり全体73番目でアラバマ大学のRBケニアン・ドレイクを指名しました。アラバマ大学ではデリック・ヘンリーに次ぐNo.2のRBだったんですが、そのヘンリーがまだ残っていたにも関わらずドルフィンズはドレイクを指名しましたので、ドレイクにとっては驚きの指名だったようです。
昨年は13試合に出場して77キャリーで408ヤード獲得(平均5.8ヤード)、1TDランを記録するとともに、29回のパスレシーブで276ヤードを獲得して1TDパスレシーブも記録しています。
パスレシーブができるというのも新しいオフェンスにとっては魅力だったようですし、スペシャルチーム選手としてキックオフリターンもこなせるというのが指名の決め手になったようです。
身長185cmという大型のRBで、大学時代には腕と足の両方を骨折したことがあるようですが、それも完治してプレーには影響がないようです。上手くいけば3rdダウン時のRBとして起用されることが予想されます。
さらにドルフィンズはミネソタバイキングスとのトレードで3巡目指名をもう1つ増やし、全体86番目でルトガー大学のWRレオンテ・カルーを指名しました。
このトレードでドルフィンズは今年の6巡目指名権と来年の3巡目、4巡目の指名権をバイキングスに譲渡しています。それほどまでにしてこのカルーが欲しかったのは意外ですし、ドルフィンズのWR陣はジャービス・ランドリー、デバンテ・パーカー、ケニー・スティルスの3人がいますのでドラフトで指名する必要がないと思われます。
しかしカルーは身長183cmの長身WRで、昨年は39回のパスレシーブで809ヤードを獲得して10TDパスレシーブを記録しています。特に平均獲得ヤードは20.7ヤードですので、スピードを活かしたロングパスのレシーブ能力に長けているのでしょうか。またキャリア通算では29TDパスレシーブを記録しています。
そうなってくると現在のドルフィンズにあってスティルスの立場が微妙になってきますが、その点に関してはあまり触れられていません。しかしもしカルーが使えるとなるとサラリーキャップの問題もありますし、スティルスをトレードするということも視野に入れているでしょう。
以上、ドラフト2日目は3人の選手を指名していますが、共通して言えることはいずれの選手も身長180cmを越える大型であるということです。首脳陣が入れ替わったドルフィンズは大型でフィジカルが強い選手を好むということなんでしょうか。
明日は最終日で4巡目以降の指名が行われます。ドルフィンズは5巡目を1つ、7巡目を2つと3つの指名権を保有しているんですが、今年の傾向を見ているとその時々でポジションに関係なく、チームのシステムに合いそうな最良の選手を選択をしてきていると思われます。明日の指名も楽しみにしたいと思います。
CBの選手はドルフィンズにとって必要だったのですが、同ポジションではマッケンジー・アレキサンダーやケンドール・フラーが残っており、それらの選手が先に指名される価値があるのではないかと考えられていました。
しかしドルフィンズがハワードを指名したのは特にアレキサンダーやフラーよりも大型だったということがあります。DCバンス・ジョセフは大型のディフェンシブバックを好んでいるということがハワード指名の決め手になっているのではないでしょうか。
ハワードは過去2年間で26試合すべてに先発出場して、合計93タックル、9インターセプト、23パスディフェンスを記録しており、インターセプトはいずれもチームトップで、2014年は4つ、2015年は5つ記録しています。
そして3巡目は当初の予定どおり全体73番目でアラバマ大学のRBケニアン・ドレイクを指名しました。アラバマ大学ではデリック・ヘンリーに次ぐNo.2のRBだったんですが、そのヘンリーがまだ残っていたにも関わらずドルフィンズはドレイクを指名しましたので、ドレイクにとっては驚きの指名だったようです。
昨年は13試合に出場して77キャリーで408ヤード獲得(平均5.8ヤード)、1TDランを記録するとともに、29回のパスレシーブで276ヤードを獲得して1TDパスレシーブも記録しています。
パスレシーブができるというのも新しいオフェンスにとっては魅力だったようですし、スペシャルチーム選手としてキックオフリターンもこなせるというのが指名の決め手になったようです。
身長185cmという大型のRBで、大学時代には腕と足の両方を骨折したことがあるようですが、それも完治してプレーには影響がないようです。上手くいけば3rdダウン時のRBとして起用されることが予想されます。
さらにドルフィンズはミネソタバイキングスとのトレードで3巡目指名をもう1つ増やし、全体86番目でルトガー大学のWRレオンテ・カルーを指名しました。
このトレードでドルフィンズは今年の6巡目指名権と来年の3巡目、4巡目の指名権をバイキングスに譲渡しています。それほどまでにしてこのカルーが欲しかったのは意外ですし、ドルフィンズのWR陣はジャービス・ランドリー、デバンテ・パーカー、ケニー・スティルスの3人がいますのでドラフトで指名する必要がないと思われます。
しかしカルーは身長183cmの長身WRで、昨年は39回のパスレシーブで809ヤードを獲得して10TDパスレシーブを記録しています。特に平均獲得ヤードは20.7ヤードですので、スピードを活かしたロングパスのレシーブ能力に長けているのでしょうか。またキャリア通算では29TDパスレシーブを記録しています。
そうなってくると現在のドルフィンズにあってスティルスの立場が微妙になってきますが、その点に関してはあまり触れられていません。しかしもしカルーが使えるとなるとサラリーキャップの問題もありますし、スティルスをトレードするということも視野に入れているでしょう。
以上、ドラフト2日目は3人の選手を指名していますが、共通して言えることはいずれの選手も身長180cmを越える大型であるということです。首脳陣が入れ替わったドルフィンズは大型でフィジカルが強い選手を好むということなんでしょうか。
明日は最終日で4巡目以降の指名が行われます。ドルフィンズは5巡目を1つ、7巡目を2つと3つの指名権を保有しているんですが、今年の傾向を見ているとその時々でポジションに関係なく、チームのシステムに合いそうな最良の選手を選択をしてきていると思われます。明日の指名も楽しみにしたいと思います。