Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

September 2016

Week 4 対ベンガルズ戦 プレビュー

ドルフィンズの第4週の試合はサーズデーナイトゲームで、敵地でシンシナティベンガルズと対戦します。両チームとも1勝2敗と黒星が先行していますが、日曜日の試合でドルフィンズはクリーブランドブラウンズにオーバータイムの末に勝利し、対するベンガルズはデンバーブロンコスに敗れています。

この試合を前にしたドルフィンズは主力選手に怪我人が多発しています。現時点で出場できないのはTEジョーダン・キャメロンとCマイク・パウンシーですが、オフェンシブラインではLTブランデン・アルバートとCアンソニー・スティーンの出場が微妙となっています。

また怪我ではないんですが、RTジャワン・ジェームスがブラウンズ戦ではプレー内容の悪さから試合終盤でベンチに下げられました。もしアルバート、スティーン、ジェームスの先発選手3人が出場しないとなると、ただでさえ脆弱なオフェンシブラインがさらに弱くなります。

その他、LBのコア・ミーシーとジェラニー・ジェンキンスも欠場が濃厚で、代役はネビル・ヒューイットとドナルド・バトラーが務めることになります。

RBアリアン・フォスターもまだ出場できないので、ランオフェンスはブラウンズ戦同様、ケニアン・ドレイク、ジェイ・アジャイ、アイザイア・ピード、ダミアン・ウイリアムスを併用して起用することとなります。

怪我人が多く万全の体制ではないドルフィンズが敵地で試合に臨むというのは非常に厳しい状況です。特にオフェンシブラインが心配で、ランプレーが出せるのか、QBライアン・タネヒルをプレッシャーから守れるのかというのがポイントとなるでしょう。

ベンガルズはオフェンス、ディフェンスではドルフィンズを上回っているんですが、得失点はいずれもドルフィンズより劣っています。オフェンスが進んでいる割には得点が取れず、ディフェンスが抑えている割には失点しているということが言え、チーム状態としてはあまりよくないかもしれません。

しかし、特にオフェンスに関してはQBアンディ・ダルトンはAFCのリーディングパッサーで938ヤードを投げており、RBジェレミー・ヒルは平均4.1ヤードのランを記録、またWR A.J.グリーンは22回のパスレシーブで295ヤードを稼いでいます。

ダルトンからグリーンへのホットラインをいかに抑えられるかが課題となりますが、パスカバーに難があるドルフィンズのディフェンスですので、ディフェンシブラインを中心としたパスラッシュが一層重要になってくるでしょう。

直接対決ではドルフィンズが3連勝中で、直近では2013年に同じくサーズデーナイトゲームで対戦しており、ドルフィンズがオーバータイムの末に22-20とセーフティで勝利をつかんでいます。ただし、この時はマイアミでの試合でしたが。

ちなみに今回の試合ではドルフィンズは全身オレンジのジャージを着用して試合を行いますので、それも注目されます。

ブラウンズ戦で今シーズン初勝利をあげたドルフィンズですがこの試合でどういう結果を残すのか、いろいろな意味で注目されるところですが、やはり勝利するのは難しいというのが大方の予想でしょうか。でもファンとしては期待していますし、1つでも多くいいプレーを見せてもらいたいと思います。




 

Week 3 対ブラウンズ戦

ドルフィンズのホーム開幕戦、どうしても勝ちたい試合でしたが、結果は勝つには勝ったが…という試合でした。勝利するにしてもその勝利の仕方が問題で、今後に勢いやリズムをつける内容になればいいと思っていましたが、その期待とは違う結果になりました。
QBライアン・タネヒルがサックされてファンブルし、ブラウンズがFGを狙った時にはほとんどすべてのファンの方がドルフィンズの負けを覚悟したと思います。当然私もそうでした。しかし、ブラウンズがミスしてくれたおかげで、最終的にドルフィンズに勝利が転がり込んできました。

最後のRBジェイ・アジャイのTDランはちょっとあっけないものでしたが、その前のWRジャービス・ランドリーへのパス成功で試合が決してしまったようでした。1つよかったのはオフェンスがFGで終わらず、TDで決めてくれたのが幸いでした。

第3週目にして今シーズン初勝利をあげたわけですが、試合内容の数字的なものは負けた2試合よりも悪く、開幕からだんだん悪くなってきています。特にディフェンスはほとんどいいところがなく、悪いところばかりが目立っていた印象があります。

ディフェンス面から見ると、この試合で意外だったのはブラウンズのWRテレル・プライヤーを使ったワイルドキャットフォーメーション、そしてプライヤーがQBとしてプレーしたことでした。これはおそらくほとんどの人が予想をしていなかったことでしょう。実際にドルフィンズもこれは予想していなかったと思いますので、その点でディフェンスが撹乱されたというところはあったでしょう。そうしているうちに先発QBだった新人のコディ・ケスラーも自信を持ってきていいプレーをしてきましたから、なおさらディフェンスとしては慌ててしまったという印象がありました。

それと相変わらずランプレーが止められません。これも開幕戦からどんどん喪失ヤード数が増えてきており、この試合では169ヤードも走られています。試合前からブラウンズの武器はランオフェンスが主であろうと思っていましたが、それ以上にパスが好調だったのでランの方もよくなるという相乗効果があったと思います。

ドルフィンズのディフェンスを見ていると、何か動きが空回りしているような印象を受けます。気持ちは焦っているんだけど体がついていかず、各選手が自分の役割をしっかり守っていないという気がしました。パスラッシュについても激しくプレッシャーをかけているようですが、相手QBにはパスを通されていまい、それがさらに焦りを助長しているような気がします。確かにパスラッシュは必要ですが、そればかりに重点を置いて後ろがおろそかになっている印象があります。

この試合ではDEキャメロン・ウェイクが今までの倍ぐらいの時間でプレーしていたようですが、それにもかかわらず喪失ヤード数は最悪になっています。ディフェンスのシステムが本当にこれでいいのか疑問が残りました。バンス・ジョセフもディフェンシブコーディネーターとしては1年生ですから、その点は不安があります。 

オフェンスにしても第4Qに24-13と11点差をつけた時には、これでこの試合は余裕で勝てるかなと思ったんですが、その後のオフェンスがスリー&アウトの連続で、挙句の果てには同点に追いつかれた後に浮足立ってしまいファンブルを誘発させられたところは正直いってがっかりさせられました。

ちなみにそのファンブルのきっかけとなったプレーで、RTジャワン・ジェームスが先発から降格されられたようです。さすがにその1プレーだけで降格を決めたのではないと思いますが、試合に勝ったのに非常に後味が悪い状況になっています。ジェームスの代わりはビリー・ターナーが務めたようですが、次の試合はどうするのか、注目されるところです。

本当に悪いところばかりが目立った試合でしたが、いいプレーもいくつかありました。最初のタネヒルからWRデバンテ・パーカーへのTDパスとなったドライブはオフェンスのリズムもよかったですし、パーカーへのパスもよかった、素晴らしいドライブでした。その要因はやはりランプレーにあると思いますので、ランとパスのバランスが取れたオフェンスをすれば得点をあげられる可能性は高いです。

そのランプレーですが、先発RBケニアン・ドレイクの9キャリーで37ヤード獲得を筆頭に、チーム全体で25キャリー、115ヤード獲得(平均4.6ヤード)と悪くなかったです。今シーズン最高の数字なんですが、それでもまだ物足りなさはあります。

あと気になる点は、ボール保持時間がおよそ8分間ブラウンズより少なかったです。これはランプレーが少ないということもありますが、それに加えて3rdダウン時の1stダウン更新率が10回中わずか2回だったということもあります。ボール保持時間はこれまでの3試合でいずれも相手チームよりかなり少なく、今シーズンはこういう傾向が続くのでしょうか。そのあたりを改善しなければ本当に勝てる試合は少なくなってきます。

まあしかし、酷い内容でも勝ちは勝ちなので、この勝利が次につながってくれればいいのですが、怪我人も多く出ているようですし、次は木曜日の試合なので通常より間隔が短いです。オーバータイムを戦った後でもあり力を出し尽くした感もあって、しかも敵地での試合と厳しい条件が重なっています。ここをどう戦うのか、ある意味真価が問われるかもしれません。



 

Week 3 対ブラウンズ戦 プレビュー

開幕連敗スタートのドルフィンズが、同じく連敗スタートのクリーブランドブラウンズを迎えて行われる、今シーズンのホーム開幕戦です。両チームにとって勝ちたい試合ですが、特にドルフィンズにとってはホームゲームであり絶対に落とせない一戦です。

戦前の予想ではドルフィンズが圧倒的に有利とされていますが、その理由の1つはブラウンズに怪我人が出ているということです。フィラデルフィアイーグルスとの開幕戦でエースQBロバート・グリフィンを失い、先週の対ボルチモアレイブンズ戦では第2QBのジョシュ・マッカウンも失いました。いずれも肩を痛めたということです。

さらにそれに追い打ちをかけるように、チームのトップWRである新人のコリー・コールマンが練習中の怪我で腕を骨折してしまいました。コールマンは7回のパスレシーブで173ヤードを獲得し、2TDパスレシーブを記録していました。

怪我人ということではドルフィンズの方もCマイク・パウンシーは相変わらず出場できませんし、先週の対ニューイングランドペイトリオッツ戦ではエースRBアリアン・フォスターが足の付け根を痛めてこの試合には出場できません。そして今週木曜日の練習ではDEジェイソン・ジョーンズが足首を痛めたということで試合出場が微妙になっています。

ただ、両チームを比べた時にブラウンズの怪我人の方が不利な状況になっており、元々の戦力差から考えてもドルフィンズが有利であるという予想がされるのは当然の流れかと思います。

数字的にもほとんどドルフィンズの方がブラウンズを上回っているんですが、ブラウンズが有利であるという点はランオフェンスとランディフェンスです。特にランオフェンスは現在のブラウンズの大きな武器となったと言っても過言ではないでしょう。そのランオフェンスを支えるのがRBアイザイア・クローウェルで、先週のレイブンズ戦では18キャリーで133ヤードを獲得して1TDランを記録するなど、過去2試合で195ヤードを走って2TDラン、平均獲得ヤードは6.5ヤードとなっています。

ドルフィンズのランディフェンスは過去2試合で平均137ヤードのラッシングを相手チームに許しており、これはNFLでは31位という悪い数字です。ブラウンズは新人QBコディ・ケスラーが先発するということで当然ランプレーを多用したオフェンスを展開してくると思われます。ドルフィンズとしてはここをしっかりと止めなければこの試合の勝利は難しいかもしれません。またランを止められなければパスも通されやすくなり、いかに新人QBとはいえドルフィンズのディフェンスにとっては大きな障害となります。

ディフェンスも大切ですが、それ以上に大切なのがオフェンスの方かもしれません。ドルフィンズの過去2試合のオフェンスを見ると、特に前半が悪く、10回の攻撃シリーズを5プレー以下で終了しており1stダウン更新にも苦労しているような状態でした。HCアダム・ゲイスもディフェンスが抑えられないのはオフェンスが悪いからだという意味の発言を行っています。

しかし先週のペイトリオッツ戦では試合後半にQBライアン・タネヒルが273ヤードを投げて2つのTDパスを決めるなどで21得点をあげています。ノーハドルのオフェンスでリズムをつかんで得点を重ねたことから、この試合では序盤からリズムをつかんで攻撃し、確実にオフェンスを進めて得点を奪うことが必須になってくるでしょう。

そのためには当然パスプレーだけではなくランプレーも絡めていかなければいけません。フォスターが欠場するので控えRB陣の活躍が鍵になると思われますが、これまでの2試合でタネヒルが記録した11キャリーで52ヤード獲得というのが最高のラッシングとなっているのが問題です。ブラウンズのランディフェンスはNFL17位でよくはないのですが、決して悪いとも言えません。先発RBはジェイ・アジャイでしょうが、その他のケニアン・ドレイクやアイザイア・ピードでどれだけランプレーを出せるかがポイントになります。特にペイトリオッツ戦でNFL初TDランを記録したドレイクに期待したいところです。

ブラウンズは過去11試合のロードゲームで10敗と非常に悪い数字となっており、怪我による戦力ダウンとも合わせるとドルフィンズが勝利する確率は高いと思われます。しかし試合が始まると何が起こるかわかりませんし決して侮れない相手です。ただ勝利するにしてもどんな勝ち方をするのかということで今後の試合に影響すると思われますので、しっかりと堅実なプレーをして確実に勝利してほしいと思います。過去2試合では後を引く負け方をしているだけに、そのいやな流れを断ち切るような勝利を期待しています。




 

Week 2 対ペイトリオッツ戦

第2週、先週に続いて難敵との対戦、対ニューイングランドペイトリオッツ戦でしたが、結果は大方の予想通りドルフィンズが敗れました。得点は31-24ということで1TD差だったんですが、内容的にはひどく痛めつけられたような印象があります。ただし、後半の追い上げもあり、悲観的になるほどではないような気がしています。

ペイトリオッツに勝利するためには相手が予期していないことが起こらなければ難しいと思っていましたが、その予期せぬこと(QBジミー・ガロポロの負傷退場)が起こったので、あるいはと思いましたが、それまでに得点を取られすぎていたのが痛かったというところです。

細かいことを言い出すとキリがないのですが、まず感じたことは最初に21点連取されたときにはどうなることかと思ったんですが、その後はドルフィンズのディフェンスもアジャストしてきてそこそこペイトリオッツのオフェンスを止められていたと思います。

21失点にしても確かにディフェンスがよくなかったということもありますが、相手のオフェンスも素晴らしかったと言わざるを得ません。あまりにもリズムよく進まれていましたので、おそらくこの試合のためにしっかりと準備されたプレーコールで、それが見事に当たったんじゃないかと感じました。

ディフェンスに関して残念だったのは第4Qに7点差まで追い上げた後、まだ時間が6分間残っていましたので、そこでディフェンスがペイトリオッツのオフェンスを早い段階で止めていたらということがあります。ただ、まあそれも結果論なので、最終的にTDを狙えるチャンスはあったわけで、それをしっかり決められなかったというのが敗因でしょう。ペイトリオッツだって勝つために最善を尽くしているんですから簡単ではないですね。

それとやはりターンオーバーから失点してしまったのが敗因の1つでしょう。ペイトリオッツのようなチームに勝つためには、まずターンオーバーをしないことですし、そこからの失点を絶対に防ぐことです。その意味では最後の10点はターンオーバーからの失点なので、そこが命取りになったともいえます。

そのターンオーバーからの失点についてですが、第3Q開始直後の攻撃でいい感じでボールを進めていたんですが、QBジェイ・アジャイのファンブルをきっかけにTDを奪われたシーンがありました。CBボビー・マッケインの反則などもあって、ある意味切れてしまっても仕方がないかなと思われました。おそらく昨年までのチームだったらあのままズルズルいってその後21点も取れていないと思います。それを考えると今の首脳陣は前とは違うのかなと評価してもいいのではないでしょうか。

オフェンス面で感じたことは、この試合でWRデバンテ・パーカーが復帰したわけですが、やはりパーカーがいればパスオフェンスに厚みが増すということです。この試合ではパーカーとWRジャービス・ランドリーが2人とも100ヤード以上のパスレシーブを記録しています。これは相手チームにとっては脅威となるでしょう。

ランプレーに関してはエースRBアリアン・フォスターが怪我をしてしまって途中で退場しています。フォスターの今後については非常に不安ですし、仮にフォスターがいなくなるとランオフェンスはかなり苦しい。その意味では新人RBケニアン・ドレイクがTDランを決めたのは期待できる材料です。本職でないQBライアン・タネヒルが2試合続けてリーディングラッシャーというのも問題でしょう。 

そのタネヒルについてですが、タネヒルに対してはフランチャイズQBとして賛否両論、というか否の方が多のかな、でも個人的には悪くないと思います。ただこの試合を見ていて感じたのですが、まず先週の対シアトルシーホークス戦でも思ったんですが、もっとクイックパスを使わないとディフェンスのいいチーム相手だと苦しかと思います。まあこれはプレーコールとの関係もありますので一概には言えませんが。

それと精神的なところでの成長が必要かなと思います。この試合では24-0となった後にやや開き直ったのか積極的に長いパスを投げるようになりました。まあ負けているから当然なのですが、もっと早い段階で失敗してもいいから長めのパスを投げていれば、もしかすると試合展開も変わってきたのかもしれません。ランドリーやパーカーはパスキャッチの能力が高いんですから信頼してどんどん投げ込めばいいと思います。

また最後の最後で適格なパスが投げられず追いつけないというのも精神的なものがあるのではないでしょうか。いいパスも投げられるんですから、自信を持って味方のレシーバーを信頼してパスを投げ込んでもらいたいと思います。

先週のシーホークス戦もそうなんですが、最後はもう少しだ、惜しかった、だから今度は勝てるだろう、ではいけないと思います。いくら惜しくても負けは負けですから、これではいけないということをチーム全体で認識しなければいけません。まあ、そんなことは当然わかっているでしょうが、そういう面でチームが成長していくことが必要なのではないでしょうか。



 

Week 2 対ペイトリオッツ戦 プレビュー

先週シアトルシーホークスとの開幕戦で惜敗したドルフィンズですが、今週も敵地で、しかも難敵ニューイングランドペイトリオッツとの対戦です。戦前の予想ではペイトリオッツが有利と見られていますが、特にペイトリオッツのホームではドルフィンズは現在7連敗中、しかもその7試合での平均失点は1試合あたり32点です。

QBライアン・タネヒルも当然フォックスボロでのペイトリオッツ戦は4連敗中なんですが、その4試合での成績は4TDパスに対して7インターセプト献上、そしてQBサックは22回受けています。まあ負けているから当然の結果ともいえますね。

ただし今回の対戦ではペイトリオッツの主力選手が欠場します。出場停止処分を受けているQBトム・ブレイディとDEロブ・ニンコビッチ、そしてTEロブ・グロンコウスキーとLBドンタ・ハイタワーは怪我をしていて100%の状態ではありません。攻守の要となる選手が欠場、または万全ではない状態で、ドルフィンズが勝利する可能性は低くないと思われます。

しかしペイトリオッツは先週の開幕戦でブレイディやグロンコウスキー抜きで、敵地での対アリゾナカージナルス戦に臨み、強敵カージナルスに23-21で勝利しています。ブレイディの代役を務めたQBジミー・ガロポロは昨シーズンNFL5位のディフェンスを誇ったカージナルスを相手に、パス33回投中24回成功で264ヤードを投げて1TDパスを記録しチームを勝利に導いています。

ドルフィンズのディフェンスはシーホークス戦ではQBラッセル・ウイルソンに240ヤードを許していますが、1インターセプトを奪いTDパスを試合終了間際まで許さなかったなど、試合には敗れましたが苦しめました。今回のガロポロに対しても同様にプレッシャーをかけて苦しめられるかがポイントとなります。

ドルフィンズはディフェンシブラインの先発選手のうちDTアール・ミッチェルが故障者リスト入り、DEマリオ・ウイリアムスが脳震とうで出場が微妙となっており、シーホークス戦では限定的な出場だったDEキャメロン・ウェイクのプレー時間が増えることになりそうです。ウイリアムス自身は出場に意欲を見せているようですが、最終的には試合当日までわからないということです。

シーホークス戦では第4QまでTDが奪えない苦しい状況だったドルフィンズのオフェンスですが、この試合では序盤から得点を取って主導権を握りたいところです。シーホークス戦を欠場していたWRデバンテ・パーカー、RBジェイ・アジャイとアイザイア・ピードがこの試合では復帰するようですからよりオフェンスの武器は増えてきます。

特にパーカーは昨シーズンの最終戦のペイトリオッツとの試合ではチームの勝利に貢献しています。ペイトリオッツのディフェンスもパーカーは要注意と見ているでしょうから、仮にパーカーがマークされればその分他のレシーバーがフリーになる機会が増えるので、パーカーがいるのといないのとでは大きく違うと思います。

そしてアジャイとピードの復帰はRBアリアン・フォスターの負担軽減になります。フォスターはシーホークス戦でランとパスレシーブで計100ヤード以上を稼ぎましたが、やはりほぼひとりでランオフェンスを担うのは厳しいです。タイプの違うアジャイやピードと併用することでフォスターのプレーも向上するのではないかと思われます。

ペイトリオッツのディフェンスはシーホークスのそれに比べると劣っていると思われますので、ドルフィンズとしては早いうちに得点を奪ってオフェンスのリズムを作りたいところです。シーホークス戦では1stダウン更新わずか11回、3rdダウンコンバージョン成功が14回中わずか3回でしたが、ここの数字を上げていかない限りオフェンスのリズムは作れないと思います。

ペイトリオッツに最後にフォックスボロで勝利したのは2008年シーズンでした。その試合はドルフィンズが初めてワイルドキャットオフェンスを使ったものだったんですが、その新兵器でペイトリオッツのディフェンスを翻弄しました。ペイトリオッツに勝利するためには相手の予期していない戦略や戦術が必要になりますが、それが出せるかどうかが勝利の鍵となるでしょう。



 
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