Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

February 2017

Dolphins Daily News 2.28

WRケニー・スティルスのドルフィンズ残留が難しくなりました。スティルスはドルフィンズが支払うことができる金額以上のサラリーを望んでいるようです。

Miami Heraldの情報によると、スティルスとの再契約は年平均1200万ドル(約13億4800万円)程度の契約が必要になるだろうと報じています。ドルフィンズ側にこの金額を支払うことはできないでしょうから、スティルスはFA市場に出ていくことになり、新天地はフィラデルフィアイーグルスが有力だと言われています。

この1200万ドルという金額ですが、ピッツバーグスティーラーズのWRアントニオ・ブラウンが新たにチームと結んだ契約が年俸1500万ドルで、WRとしては史上最高額だということです。それと300万ドルしか差がないということで、いかに大きな金額かということがわかります。

スティルスはドルフィンズでの2年目となった昨シーズン、チームトップとなる9つのTDパスレシーブを記録しました。ジャービス・ランドリーとデバンテ・パーカーがそれぞれ4TDパスレシーブですから、スティルスの貢献度は高かったと言えます。ただし、パス獲得ヤード数はランドリー、パーカーに次いで3位となっています。

ドルフィンズはランドリーとの契約延長も視野に入れており、仮にスティルスがドルフィンズに残ったとしてもNo.3のWRという扱いでしょうし、当然ランドリーよりもサラリーは低くなります。そう考えればスティルスとしてはFA市場で自らの価値を図り、適正な金額を提示してくれるチームと契約するという道を選択するのは当然と言えます。

ただ、スティルスが活躍できたのはHCアダム・ゲイスのオフェンスシステムに適合したことが大きな理由だったと思いますので、そのオフェンスシステムから離れて、果たして同等もしくはそれ以上の成績が残せるかというと疑問が残るところです。TD数が多かったというのも相手チームのディフェンスがランドリーやパーカーをより警戒し、その結果スティルスへのマークが緩くなっていたということも考えられます。

まあどんな結果になるかはやってみなければわかりませんので、スティルスが他チームに移籍してエースWRとなり、プロボウルに選出されるような活躍をするかもしれません。そうなれば1200万ドルという金額に見合った選手と言えるのでしょうが… いずれにしても今後の動向を見守るしかありませんね。



 

2016 SEASON REVIEW

どるふぃんわんホームページ 〜マイアミドルフィンズ非公式ウェブサイト〜 で2016年シーズンの MIAMI DOLPHINS SEASON REVIEW をアップしました。シーズン終了からかなり経過してしまいましたが、やっとアップすることができました。

http://www.dolphin-one.com/MDmain.html


また、YouTubeに2016年のドルフィンズのすべてのTDが見られる動画がアップされていましたので、お楽しみください。

2016 MIAMI DOLPHINS ALL TD




Dolphins Daily News 2.25

NFLは今年のドラフトでの補償指名権を16チームに付与したことを発表しました。補償のドラフト指名権は全部で32個で、ドルフィンズはそのうち3つを獲得しています。

ドルフィンズが獲得した指名権は、3巡目の33番目(全体97番目)、5巡目の35番目と41番目(全体180番目と186番目)で、それを含めると今年のドラフト指名件は次のようになります。

1巡目:22番目
2巡目:22番目
3巡目:33番目
4巡目:なし
5巡目:22番目、35番目、41番目
6巡目:22番目

4巡目がもらえなかったのは残念でしたが、トータルで7つのドラフト指名権を持てることになりました。ただ、ドラフト当日には指名権のトレードも発生するかもしれませんので、最終的にはドラフトで何人の選手を指名できるか終わってみなければわかりませんね。


QBライアン・タネヒルの膝の怪我が概ね治癒したようで、手術の必要はなく、オフシーズンのプログラムを進めることができるようです。そして順調にいけば7月のトレーニングキャンプには万全の態勢で臨むことができそうで、大変嬉しいニュースです。

ただし、練習中はもちろんでしょうが、シーズン中もニーブレイスを着けることになるようです。以前のような足を使ったプレーはできにくくなるので、一部プレーブックの修正が必要になるかもしれませんね。


ドルフィンズを解雇されたDTアール・ミッチェルがサンフランシスコ49ersと契約しました。契約内容は4年間で総額1600万ドル(約17億9000万円)ということですが、金額よりも契約年数にちょっと驚きました。4年間というのはちょっと長いような気がしますが、それだけ49ersとしては期待しているんでしょうか。



 

Dolphins Daily News 2.23

ドルフィンズは米国時間の2月22日、ダン・マリーノ、ボブ・グリーシー、ナット・ムーア、ラリー・リトル、キム・ボカンパー、サム・マディソンの6選手との再契約を発表しました。そしてその6選手は翌23日にドルフィンズの選手として正式に引退することになります。

この6人はいずれもドルフィンズのチーム史上でトップ50選手に選ばれており、6人合計して3人が殿堂入り、2人がNFLのMVP受賞、2つの永久欠番、そしてオールプロの1stチーム選出が14回とプロボウル選出が25回という輝かしい経歴を持っています。

引退した選手が以前在籍したチームで1日だけ再契約して引退するという話は時々聞くんですが、6人一度にというのはちょっと珍しいんじゃないでしょうか。それにしてもこれだけのメンバーが揃えばイベントとしても華やかですね。


ドルフィンズへのトレードが内定しているTEジュリアス・トーマスですが、身体検査も問題なかったようで、正式に3月9日をもってドルフィンズにトレードされるということになりそうです。トーマスはドルフィンズの施設を訪れて数人のコーチと面談したようです。 

トーマスを獲得したことにより先発TEのポジションが埋まったことになりますが、ドルフィンズはFAとなるTEディオン・シムズとの再契約も視野に入れているようです。

トーマスがパスレシーブに長けた選手であるのに対して、シムズはランブロックに長けた選手です。タイプの違うTEを揃えておけばオフェンスにも幅が出ます。また怪我のリスクがあるトーマスですので、先発TEとしても使えるシムズを残しておきたいところです。

ただし、シムズがFAとなって他チームと交渉し、その結果好条件でのオファーを受ければドルフィンズを去ることも十分考えられるところです。その場合は、昨年末に再契約したマーキス・グレイが第2TEということになりますが、ちょっとインパクトに欠けるところがあります。

いずれにしてもトーマスを獲得したことにより、FAやドラフトではLB、DEといったディフェンスの選手が中心となりそうです。ベテランCBの補強を目論んでいるという報道もありますし、ディフェンスの強化を図ってくるでしょう。


ところでそのドラフトですが、トーマスとのトレードで7巡目指名権を失うドルフィンズは、今年のドラフトでは現時点で4つの指名権しか持っていないことになります。1巡目と2巡目、そして5巡目、6巡目の4つです。3巡目と4巡目は昨年のドラフトでWRレオンテ・カルーを指名するためのトレードアップで失ってしまいました。

ドラフト指名権が4つしかないというのはチーム史上最も少ない数となります。ちなみにこれまでの最少は2002年で、この時は5つの指名権しかなくて1巡目、2巡目がいずれもありませんでした。

ただ、ドルフィンズは昨年のFAでRBラマー・ミラーとDEオリビエ・バーノンを失っており、その補償として中位のドラフト指名権がもらえると思われますので、今抜けている3巡目、4巡目指名権が獲得できる可能性はあります。



 

Dolphins Daily News 2.22

ドルフィンズはウィンストン・チャップマンという24歳のロングスナッパーの選手と契約しました。

チャップマンは2012〜15年までミシシッピー州立大学に在籍していましたが、4年生の時に靭帯を痛めるまで通算40試合に出場して、その間一度もスナップミスを犯したことがなかったようです。

卒業後はドラフトにもかからず、ドラフト外でもNFLのチームと契約することはなかったようで、今回ドルフィンズと契約したのがNFLとの最初の関わりです。

現在の先発LSデニーは2005年にドラフト外でドルフィンズに入団して以来、12年間に渡ってドルフィンズでプレーし1試合も欠場したことがありませんでした。そしてその間、ニック・セイバン、カム・キャメロン、トニー・スパラノ、トッド・ボウルズ、ジョー・フィルビン、ダン・キャンベル、アダム・ゲイスと暫定も含めれば7人のヘッドコーチの下でプレーしてきました。

38歳となるデニーは今年FAとなりますので、今回のチャップマンとの契約により、もしかしたらドルフィンズには戻ってこないかもしれません。しかしデニーは非常に安定したLSで、2010年と2012年にはプロボウルにも選出されていますので、再契約してチャップマンと競争させるということも考えられます。

ただ、ドルフィンズとしてはデニーの年齢のこともありますので、若い選手に出てきてもらいたいということもあるんでしょうね。2017年シーズンの開幕時にドルフィンズのLSが誰になっているのか、気になるところですね。




 
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