January 02, 2017

Week 17 対ペイトリオッツ戦

レギュラーシーズン最終戦、ホームゲームでもありあわよくばと期待したんですが、やはりペイトリオッツは強かった。というか、強かったというより巧妙でスキがないという感じですかね、とにかく一枚も二枚も上だということを感じた試合でした。

13点を追う第4Q、RBダミアン・ウイリアムスのファンブルによるターンオーバーがクローズアップされるかもしれませんが、そこは大きな問題ではなく、一番の問題は序盤から20得点を連取されたところだったと思います。ペイトリオッツを相手にする時には先に得点を取ってターンオーバーをしない、ということが重要だと思いますが、この試合ではいずれも当てはまりませんでした。

ターンオーバーはこの試合で2つあり、その結果計11得点を奪われておりそれも敗因の1つではあると思いますが、それよりも序盤2つのTDが一番痛かったですし、絶対に与えてはいけないものだったと思います。

特に最初のTDですが、あのTDドライブでは最初の2プレーを抑えて3rdダウン残り6ヤードまで追い込んだんですが、次のプレーでQBトム・ブレイディのスクランブルにより1stダウンを更新されてしまいました。そしてその後はリズムをつかんだペイトリオッツのオフェンスがテンポよくエンドゾーンまでボールを運んでしまいました。

あのブレイディのスクランブルはプレーが壊れてしまった結果のものですので、それを抑えてパントを蹴らせていたらこの試合はもっと違う展開になっていたと思います。まあ、普通に考えてブレイディが走るとは思わないですから難しかったでしょうが、本当に悔やまれるプレーだったと思います。

ドルフィンズは今シーズンの第2週にペイトリオッツと対戦しており、その時はブレイディはいなかったんですが、この試合はその時と同じような負け方をしています。前回の対戦でも最初に24得点を連取されて、結局最後に追い上げたんですが追いつかず7点差で敗れています。今回は得点差こそ21点だったんですが、ウイリアムスのファンブルがなければTDを取れてて6点差になって、結局最後は追いつかずという展開が予想されます。

ということはドルフィンズは同じパターンでペイトリオッツにやられていることになります。そのあたりディフェンスはもっと考えなければいけなかったのかなと思います。それも含めて今シーズンは本当に最初に相手に得点を与えてしまうというケースが非常に多く、それがディフェンスを苦しくし、加えて試合展開を苦しくしています。

まあ、見方を変えればペイトリオッツの試合に対する準備が完璧で、1つの勝ちパターンになっているんでしょうね。最初に得点を重ねて相手チームより優位な展開で試合を進めていく、そういう戦い方をすれば勝つ確率は高くなってくるのは当然と言えます。

それとこの試合に限らず毎回感じることですが、得点を取った直後にすぐに取り返されるというのは非常にまずいです。第3QにQBマット・ムーアがWRケニー・スティルスにTDパスを決めて6点差に追い上げました。そのドライブは3rdダウンコンバージョンを3回連続成功させてリズムよく攻撃したもので、次のオフェンスにも期待をさせるものとなりました。

しかし、直後にビッグプレーでTDを取り返されてしまいました。まあ、ペイトリオッツ側としてもまさかあんなビッグプレーを期待してはいなかったでしょうが、ドルフィンズの反撃ムードを打ち消すには大きな効果がありました。事実上あのTDで試合は決まってしまったと言ってもいいでしょうね。 

ただ、ドルフィンズのディフェンスも人材不足の上に故障者続出で厳しい面もあるでしょうし、その上にペイトリオッツの上手さというかブレイディの上手さで仕方のないところでしょうか。結局ブレイディは0QBサックでペイトリオッツは0ターンオーバー、パスラッシュなどのプレッシャーもあまりかかっていなかったんですが、それもブレイディの上手さですね。

ムーアはインターセプトでターンオーバーを犯してしまいましたが、それほど悪くはなかったと思います。QBサックも受けなかったのでオフェンシブラインもよくムーアを守っていたと思います。それとペイトリオッツもそれほどパスラッシュが厳しくなかったです。

ただし、RBジェイ・アジャイのランプレーは特に序盤は完全に抑えられました。ペイトリオッツ側はランプレーを警戒していましたが、それに正面から挑んでいって、結局オフェンスが進めなかったので、序盤のオフェンスでもう少し工夫が欲しかったという気もしました。実際に得点差が開いてディフェンスが引いて守るようになったらそこそこランが出ていましたから、それを考えると残念な面もあります。

それとあと気になったのは、細かいことですが、ドルフィンズはTEへのパスが1つもなかったということです。正確には1つありましたが、プレーが崩れた末のパスでしかもインターセプトされてしまいました。TEへのパスが使えなかったのがオフェンスの幅を狭めた要因だったような気がします。

これでレギュラーシーズンの全日程が終了しました。最後はあまりいい終わり方ではなかったんですが、来週からはプレーオフが始まりますので気持ちを切り替えて次のピッツバーグスティーラーズ戦に臨んでもらいたいと思います。ちなみにスティーラーズに勝利すればまたペイトリオッツと対戦することになります。

その時にリベンジを、と期待したいのですが、怪我人も多いですしやはり難しいでしょうかね。ただ、ペイトリオッツは確かに上手くて強いんですが、決して勝てない相手ではないということもこの試合を振り返って見て感じました。それほど今シーズンのドルフィンズのチーム状態はよくなっていると思います。



 

dolphin_one at 20:25│Comments(4)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック GAME RECAP 

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この記事へのコメント

1. Posted by 海豚好   January 03, 2017 16:42
初めて投稿させて頂きます
昔からのドンシュラリスペクトです
思えばリッキーウィリアムズの
突然の薬物引退から全ての歯車が
狂いだしたと回顧しています
ニックセイバンやパーセルズを
使ってもオーガニゼイションに難が
あるチームに成り下がっちゃったなあ
と考えてましたけどゲイスの下で
昔の様な規律正しいチームへと
再建して欲しいと思っています
ブログ試合分析的確ですね!
テリブルタオルは恐いけど
何とかいい天気の下でアップセット
を熱望しています
2. Posted by どるふぃんわん   January 03, 2017 17:43
海豚好さん、コメントをいただき、どうもありがとうございました。

リッキー・ウイリアムスの引退騒動の件は本当に青天の霹靂とも言える出来事でした。おっしゃる通り、あそこからいろんなことが狂ってきたような気がします。

スティーラーズ戦は厳しい戦いになるでしょうが、私もアップセットを期待しています。

3. Posted by bobykent   January 05, 2017 13:02
ペイトリオッツファンです
プレイオフ復活おめでとうございます

最終戦ですが
私は2個目のTDが大きかったと思いました。
フロイドのTDアタックを3〜4人で止めれなかったのがもったいなかったと思いました。

今シーズンのドルフィンズ
中盤からの追い上げは凄かったですね
個々の勝利に対する気持ちが結果に結びついたんじゃないかと思いました。
タネヒル欠場後もその気持ちが切れなかったその精神力に敬意を表したいです。

プレイオフに向け
初戦意地でも勝ってほしい
プレイオフで思い切り再戦しましょう^^
東地区の力を見せつけましょう
4. Posted by どるふぃんわん   January 05, 2017 19:54
bobykentさん、コメントをいただきありがとうございました。
他チームのファンの方に見てもらえるだけでも有り難いのに、コメントまでいただいて感謝しています。

ドルフィンズはプレーオフに進出したとはいえ、まだまだ力不足です。
ただ、おっしゃる通り初戦はなんとか勝ってもらってペイトリオッツとの再戦を見てみたいです。

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