2016年シーズンのチーム表彰選手の発表があり、RBジェイ・アジャイがチームMVPと言える Dan Marino Most Valuable Player Award 、DEキャメロン・ウェイクがスポーツマンシップや勇気の模範となる選手に贈られる Ed Block Courage Award とフィールド内外でリーダーシップを発揮した選手に贈られる Don Shula Leadership Award 、そしてWRケニー・スティルスが南フロリダ地域への貢献が評価される Nat Moore Community Service Award をそれぞれ受賞しました。

アジャイについては文句なく、2016年シーズンのMVPでしょう。200ヤード以上のラッシングを3試合で記録し、シーズン通算ではチーム史上3番目の記録となる1282ラッシングヤードを記録、そして何よりもチームの2008年シーズン以来のプレーオフ進出に大きく貢献しました。

また、ウェイクについても2つの賞を受賞するに値するシーズンでした。2015年のアキレス腱断裂という大怪我から復帰しただけでなく、チームトップの11.5QBサックを記録し、通算5回目のプロボウルに選出されました。その活躍はまさにスポーツマンシップと勇気の象徴となり、チームリーダーとして勝利に貢献しています。


そしてそのウェイクについてですが、DTダムコン・スーと共にAP通信社が選出するオールプロのセカンドチームに選出されました。両者とも今シーズンの活躍から考えると順当といえるんですが、ウェイクは前述のとおりの成績、またスーは今シーズン、いずれもチーム3位の72タックルと5.0QBサック、そして11ロスタックル、6パスディフェンスを記録しています。


そしてもう1つ明るい話題としては、欠場中のQBライアン・タネヒルが練習を再開したようです。と言っても通常通りの練習はできず、限定的なものなんですが、それでも怪我の状態からすれば大きな前進と言えるでしょう。

プレーオフ初戦の対ピッツバーグスティーラーズ戦にはQBマット・ムーアが先発し、タネヒルは試合出場もできませんが、ドルフィンズがプレーオフを勝ち進んでいけば、ひょっとしたらプレーできる機会もあるかもしれないと期待を抱かせます。

しかし、チームがどんな状況になっても、タネヒルは今シーズンはもう試合には出場しないほうがいいと思います。今後の回復具合では、場合によっては手術をしなければいけないとも言われていますし、焦ってプレーしてさらに悪化でもしたら大変なことです。それにチームとしては本当の勝負は来年以降だと思っていますので、タネヒルはその時に万全の状態でプレーしてもらいたいと思います。


それと最後に残念なニュースですが、DEジェイソン・ジョーンズが解雇されました。今シーズンのジョーンズは5試合の先発を含む14試合に出場して36タックル、3.5QBサック、2パスディフェンスを記録したんですが、プレーオフを2日後に控えたこの時期に実績のあるベテラン選手が解雇されるということはチームにとって大きなマイナスです。

解雇の理由は明らかにされておらず、HCアダム・ゲイスによると、組織としての決定としか伝えられていません。ジョーンズは今シーズン、飲酒または薬物の影響下での運転により2試合の出場停止処分を受けていますが、今回の解雇がそれと関係しているのかどうかはわかりません。いずれにしても、大事な試合の前だけによほどのことがあったと推察されます。

なお、この件を受けてDEマリオ・ウイリアムスの出場機会が増えることが予想されています。ウイリアムスについてはシーズン終了後に解雇されるだろうという報道がされていますが、その状況でハイレベルなプレーはあまり期待できそうもありません。しかしウイリアムスには元プロボウラーとしてのプライドを持って試合に臨んでもらいたいと思います。