January 09, 2017

Wild Card Playoff 対スティーラーズ戦

ドルフィンズの2008年シーズン以来のプレーオフ進出ということで盛り上がりましたが、この初戦の対ピッツバーグスティーラーズ戦はやはり大方の予想通りの結果となりました。大変残念なんですが、振り返って見れば、圧倒的に実力の差があったかと言えばそうでもない気がしました。

敗因は細かいことを言うといろいろとあるんでしょうが、やはり怪我人が多かったですね。特にディフェンスは厳しかったと思います。ベストメンバーで戦っていたらどうだったかというのが見たかったんですが、それを言っても仕方がないところです。

試合展開から見ると、前半終了間際からの3連続ターンオーバーが痛かったです。結果的にはそのターンオーバーから第3Qに10点取られたわけで、得点差的にはそれがかなり重かったです。

ただ、それより問題なのは前半の20失点だったと思います。敵地でのプレーオフ初戦、しかも戦前から不利だと予想されている状況で相手に先に得点を取られるというのは非常に厳しいです。しかも得点の取られ方がスティーラーズのオフェンスの中心3人、QBベン・ロスリスバーガー、RBレベオン・ベル、WRアントニオ・ブラウンが揃って活躍しての得点ですから、スタジアムも一層盛り上がりますし、アウェイのチームとしては大きなハンデとなりました。

今シーズンのドルフィンズについては、この試合だけでなく、試合序盤に相手に先にリードを許して追いかける展開が多くて、そこがこの試合での懸念材料だったんですが、結局その傾向は修正できませんでした。スティーラーズに簡単に2連続TDを奪われてしまったんですが、そこのところをもう少しなんとかできなかったのかという気がします。

14点取られた後、FGでなんとか3点は返して、その後のスティーラーズの攻撃を抑えればよかったんですが、次のベルのTDランを抑えられなかったのも大きかったと思います。あの攻撃ではスティーラーズは10プレーすべてでベルを走らせました。その結果およそ80ヤードを走られたわけですが、抑えるのは難しかったですかね。

それでもドルフィンズはその直後にFGを返して結構食い下がって試合を作っていたと思います。それだけに前半最後のところでのファンブルが残念だったんですが、仮にあそこでTDを取って20-13で前半を折り返していたとしても、後半で逆転できていたかと言えば、恐らく厳しかったでしょう。それだけに3TDのうち1つでも防いでいたらというのが悔やまれます。

スティーラーズとはレギュラーシーズンで1度対戦していますが、その時はドルフィンズのディフェンスはベルもブラウンも抑えていました。そのイメージがこの試合にも残っていて、彼らの実力を軽視していたということはないと思いますが、ここまでやられるとは思っていなかったのではないでしょうか。いずれにしてもディフェンスの準備が不十分だったと言わざるを得ません。

ただ、確かにドルフィンズのディフェンスはよくなかったんですが、基本的に人材不足な上に多数の怪我人が出ており、限界があったんでしょうね。それにスティーラーズの方が一枚上手だったということでしょうね。最初のブラウンのTDパスレシーブで勢いづかれてしまったような気がします。

一方オフェンスの方ですが、QBマット・ムーアはパス36回投中29回成功で289ヤード獲得で1TDパスという内容は数字的にはよかったと思います。ただ、インターセプトとファンブルのターンオーバーがチームにとって致命傷になりました。先にリードされた状況で追い上げなければいけないというプレッシャーもあったんでしょう。

それとRBジェイ・アジャイですが、もう少し走れると思ったんですが、スティーラーズのディフェンスがしっかりと準備をしてよく抑えたのではないかと思います。得点差がついて、特に後半ほとんどランプレーが出せなかったのもオフェンス的には残念でした。それにオフェンシブラインも完全にスティーラーズのディフェンスに負けてましたね。

オフェンスもディフェンスもいいところがあまりなかったんですが、スペシャルチームはいいプレーを見せてくれました。KRケニアン・ドレイクはいいキックオフリターンを見せてくれましたし、Kアンドリュー・フランクスは風の影響を受ける難しい場面で2本のFGを決めました。それとフェイクパントからマイケル・トーマスのランで1stダウンを更新したプレーも見事でした。スペシャルチームの活躍はこの試合で数少ない光ったプレーだったと思います。

これでドルフィンズの2016年シーズンが終了しました。全体的な総括はまた別の機会にするとして、今シーズンは近年になく我々ファンを楽しませてくれたと思います。シーズン開始前は6〜8勝ぐらいだと予想されており、1勝4敗という酷いスタートを切ったにも関わらず、10勝6敗という素晴らしい成績でシーズンを終了し、プレーオフに出場して1試合多く見せてくれました。そして何よりも来シーズンに大きな期待を抱かせるシーズンだったと思います。

この試合での敗戦はとても残念なんですが、この試合での経験を来シーズンにつなげて、来シーズンはより多くの試合を見せてくれるチームに成長してもらいたいと思います。


 

dolphin_one at 17:34│Comments(4)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック GAME RECAP 

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この記事へのコメント

1. Posted by s.tanaka   January 09, 2017 18:39
現地のファンサイトからはThank youというメッセージが出ていますが、やはり近年になくワクワクさせてもらった2016シーズンということで私もサンキュードルフィンズですかね。来期はチームを立て直し、ベストメンバーでまたプレイオフを狙ってワクワクさせてもらいたいですね。この試合アロンソは指骨折してたんでしたっけ、ムーアも、みんなよく頑張りました !!!
2. Posted by 海豚好   January 09, 2017 21:17
実質最初の3シリーズで終わってしまいましたね
マリーノのラストゲーム@jakの
プレーオフ62失点のデジャフの様な
速攻モメンタムの取られ方でした

来季は求心力のあるプレーヤーが
各ユニット毎に出現して欲しいです
フィードラーは凡庸なQBでしたが
懸命なプレースタイルで人望厚く
皆の信頼を得ていました
彼の様な自軍の選手にリスペクト
される選手が増えて欲しいです
でも今年度は最後まで楽しめました

有り難うドルフィンズ!
3. Posted by あー   January 09, 2017 23:04
CIN BAL NE PIT
今年日本でのテレビ中継では
1試合も勝つとこが見れませんでした…
次期シーズンはテレビ中継なくてもいいんで(NFL Mobileで我慢するので)、
更なる高みを!
4. Posted by omura100   January 13, 2017 10:16
今年はTV中継がなくガッカリしていたのですが
YOU TUBEでNFLの試合(公式的なものだと思いますが・・。)で5試合ほど楽しませてもらいました。
これは面白かったです。

プレーオフですが
第2Qのときマットムーアがヒットされサイドラインにさがってからチームに少し火が付いたように思えたのですが、ターンオーバーで・・・。

ハーフタイムに入る前にムーアが下を向きながら控室に向かうのは良くなかったですね。
まるで負けチームの雰囲気でした。
ムーアが一流になれない要因を観たようなかんじでした。

でも今年のドルフィンンズはファンとして期待以上のものがあり楽しませてくれました。

ありがとうございました!!!!

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