スーパーボウルも終わって、いよいよ本格的なシーズンオフに突入しました。スーパーボウルは史上初のオーバータイムとなり、素晴らしい試合でしたが、結果的にはニューイングランドペイトリオッツの勝利に終わりました。いろいろな見方があると思いますが、個人的にはアトランタファルコンズがボールコントロールができなかったこと、それによってディフェンスが試合後半に疲れてしまったのが敗因だったと思います。

タイム・オブ・ポゼッションはペイトリオッツの40分31秒に対してファルコンズは23分27秒、トータルのオフェンスプレー数はペイトリオッツが93でファルコンズはその半分の46でした。ペイトリオッツに勝つにはいかにQBトム・ブレイディにプレーをさせないかがポイントなのですが、ファルコンズはそれができませんでしたね。それと大差がついてちょっと気が緩んだようなところもあったと思います。


ドルフィンズは元DEのアンドレ・カーターと面談する予定だということです。ドルフィンズはアシスタントディフェンシブラインコーチを探しており、それについての就任をカーターに打診するよでです。

カーターは2001年にドラフト1巡目指名でサンフランシスコ49ersに入団し、2013年までの13シーズンで49ers、ワシントンレッドスキンズ、ペイトリオッツ、オークランドレイダースでプレーしました。通算で80.5QBサックを記録し、2011年には10QBサックを記録してプロボウルにも選出されています。

そして、引退後は母校のカリフォルニア大学でボランティアのアシスタントコーチを務めていたようですが、正式なアシスタントコーチとしての経験はありません。ドルフィンズでアシスタントコーチのキャリアをスタートさせることになるんでしょうか。


毎年恒例なのですが、来シーズンの対戦相手の難易度というのが発表されています。それによると2017年のドルフィンズの対戦相手の2016年シーズンの成績をトータルすると140勝116敗だそうで、NFLでは6番目に厳しいスケジュールだということです。また、2016年シーズンにプレーオフに進出したチームとの対戦は5試合あります。

対戦相手の勝率という見方をすると、ドルフィンズの場合はペイトリオッツと必ず2試合するのでそれだけでかなり勝率が上がってしまいます。したがって、ドルフィンズに限らず同地区のバッファロービルズ、ニューヨークジェッツも対戦相手の勝率を見ると厳しいスケジュールになってしまいます。

まったく根拠のない難易度ではないでしょうが、それにとらわれすぎるのもどうかと思います。これに限らず、スタッツというのはあくまでも参考程度に見たほうがいいのではないでしょうか。