DEキャメロン・ウェイクと2年間の契約延長を締結したことを発表しました。ウェイクは2018年シーズンまでドルフィンズでプレーすることになりました。契約内容は2年間で総額1900万ドル(約21億4000万円)で、そのうち1100万ドル(約12億4000万円)が保証されます。

ウェイクは2015年のアキレス腱断裂という大怪我から復帰した2016年シーズンは、当初控えDEという扱いでしたが第6週の試合から先発の座に復帰し、最終的にチームトップの11.5QBサック、5ファンブルフォース、1インターセプトを記録しました。11.5QBサックはAFC3位でNFLでは6位の成績でした。

正直言って怪我から復帰しただけでも素晴らしいと思うのですが、その上に好成績を残してプロボウルにも選出されたことは驚きでした。34歳という年齢のこともあったので、まさかここまで活躍してくれるとは思いませんでした。昨日解雇されたDEマリオ・ウイリアムスはウェイクより若いんですが、そのプレースタイルを見るとウェイクの方がはるかにスピード、パワーともに上でした。

今年35歳となったウェイクですが、まだまだNFLのトップパスラッシャーとして活躍してくれると期待しています。

なお、ドルフィンズではWRジャービス・ランドリーとSレシャッド・ジョーンズも契約延長が考慮されています。両選手ともに2017年シーズン終了後にFAの権利を得ることになっています。


昨日解雇されたDTアール・ミッチェルですが、早くも次の所属が決まりそうです。ミッチェルはシアトルシーホークス、サンフランシスコ49ers、アトランタファルコンズ、デンバーブロンコスの4チームと面談を行う予定だと報じられました。

特にシーホークス、49ers、ファルコンズはいずれも4-3のディフェンス隊形を採用しており、ミッチェルが過去3年間ドルフィンズでプレーしていた隊形と同一なので、この3チームが有力候補となりそうです。

ミッチェルもいい選手なんで残ってほしかったんですが、決して安くないサラリーと昨年怪我をしたことが放出の要因となってしまいました。新天地での活躍を祈念しています。