ドルフィンズはウィンストン・チャップマンという24歳のロングスナッパーの選手と契約しました。

チャップマンは2012〜15年までミシシッピー州立大学に在籍していましたが、4年生の時に靭帯を痛めるまで通算40試合に出場して、その間一度もスナップミスを犯したことがなかったようです。

卒業後はドラフトにもかからず、ドラフト外でもNFLのチームと契約することはなかったようで、今回ドルフィンズと契約したのがNFLとの最初の関わりです。

現在の先発LSデニーは2005年にドラフト外でドルフィンズに入団して以来、12年間に渡ってドルフィンズでプレーし1試合も欠場したことがありませんでした。そしてその間、ニック・セイバン、カム・キャメロン、トニー・スパラノ、トッド・ボウルズ、ジョー・フィルビン、ダン・キャンベル、アダム・ゲイスと暫定も含めれば7人のヘッドコーチの下でプレーしてきました。

38歳となるデニーは今年FAとなりますので、今回のチャップマンとの契約により、もしかしたらドルフィンズには戻ってこないかもしれません。しかしデニーは非常に安定したLSで、2010年と2012年にはプロボウルにも選出されていますので、再契約してチャップマンと競争させるということも考えられます。

ただ、ドルフィンズとしてはデニーの年齢のこともありますので、若い選手に出てきてもらいたいということもあるんでしょうね。2017年シーズンの開幕時にドルフィンズのLSが誰になっているのか、気になるところですね。