カンサスシティチーフスからFAとなっているDTドンタリ・ポーが明日ドルフィンズと面談する予定です。

今年のFAで大物の一人と言えるポーですが、すでにインディアナポリスコルツ、ジャクソンビルジャガーズ、そしてアトランタファルコンズと面談していますが、いずれも契約には至っていません。

ちなみにチーフスはポーと再契約せず、ポーの穴を埋めるべく元フィラデルフィアイーグルスのDTベニー・ローガンと契約しています。したがってポーが再びチーフスに戻ることはありません。

仮にポーがドルフィンズと契約すれば、ダムコン・スーとポーが並び立つディフェンシブラインは非常に見応えがありますが、金銭的な面から考えるとドルフィンズがポーと契約する余裕はないと思われます。その1つの理由としては、ドルフィンズがLBキコ・アロンソやWRジャービス・ランドリーとの長期契約を視野に入れているためです。

ただし、まったく契約する気がないのにポーとの面談を予定するということはないので、そこは何かの駆け引きが当然あるものと思われます。ドルフィンズにとっては昨年NFL30位と低迷したランディフェンスを立て直すには優秀なディフェンシブラインの選手がどうしても必要になります。

ドルフィンズはあり得ないと思っていたLBローレンス・ティモンズと契約していますので、こちらもあり得ないと思われるポーと契約する可能性は当然ありますが、果たして面談の結果はどう出るんでしょうか。

このポーのニュースに関連して、Miami Heraldではポーと契約できなければニューヨークジャイアンツからFAとなっているDTジョナサン・ハンキンスと契約することも考えられると報じています。