今週ドルフィンズは3人のドラフト指名候補と接触を取るようです。まず、セーフティの選手2人を招聘するようで、ノースカロライナ州立大学のジョシュ・ジョーンズとテキサス農工大学のジャスティン・エバンスがマイアミを訪れます。

ドルフィンズはFAでネイト・アレンとT.J.マクドナルドというベテラン2人を獲得しましたが、さらに若い選手にも興味を持っているようです。

アレンは先発Sのポジションの穴埋めはできるでしょうがやや力不足は否めません。またマクドナルドは前半8試合は出場停止処分が課せられています。Sのポジションのデプスを充実させるためには実力のある新人を加入させることは理にかなっていると言えます。

そしてもうひとり、ミシガン州立大学のDTマリック・マクドウェルにも興味を持っています。ドルフィンズはFAでDTの選手を補強しませんでしたが、ドラフトでは指名する可能性は十分にあります。

マクドウェルについてはディフェンシブラインコーチのテレル・ウイリアムスがわざわざミシガンまで出向いて、個人的にテストするということです。

ドルフィンズは全体22番目のドラフト1巡目指名権を持っていますが、DTとSは指名する可能性が高いポジションだと言えます。したがって、前述の3選手がドルフィンズの今年のドラフト1巡目指名選手となる可能性は高いと思われます。


FAとなっているLBザック・ブラウンについてはドルフィンズもオファーを出していますが、いまだに移籍先が決まっていません。そのブラウンがワシントンレッドスキンズと面談を行う予定だと報じられています。

ブラウンに関してはドルフィンズかオークランドレイダースのどちらかが移籍先になるだろうと考えられていたんですが、結局どちらにも行かなくなり、ここにきて新たな移籍先の候補としてレッドスキンズが浮上してきました。このままレッドスキンズで決まってしまうかもしれませんね。

ちなみにブラウンのFA市場での価値はSpotracというウェブサイトでは4年間総額1810万ドルだと見られています。ということは年平均452万ドルだということですが、ドルフィンズがブラウンに提示した額はそれより高いのではないかと思います。ただ、ブラウンは複数年契約を求めていると思われますので、単年での契約を望んでいるドルフィンズとはすれ違いがあるようです。

ドルフィンズの3人目の先発LBはベテランのコア・ミーシー、若手のネビル・ヒューイット、そしてドラフトで指名される可能性のある新人選手のいずれかになりそうです。