Miami Heraldの記事でドラフトに関する興味深いものが掲載されていました。それによると、2000年以降のドラフト指名選手とプロボウル選出回数の関係をAFC東地区のチーム別に見たものがあり、次のようになっています。

ドラフト指名された選手がプロボウルに選出された延べ回数です。

ニューイングランドペイトリオッツ:17選手が63回選出
ニューヨークジェッツ:14選手が36回選出
バッファロービルズ:13選手が30回選出
マイアミドルフィンズ:12選手が19回選出

プロボウル選出はチームの成績に比例することもありますので、ペイトリオッツの数字が圧倒的に多くなっているということは当然と言えるかもしれません。

しかし、この数字を見ると、プロボウルに選出された選手の数は4チームでそんなに大きな差はないのに、選出の延べ回数は大きく違ってきており、ドルフィンズはジェッツやビルズと比べても大きく劣っています。チームが強くなっていかなかったというのもこの数字を見れば頷けます。

ただ、ドルフィンズにとって明るい部分としては、ペイトリオッツのドラフト指名選手でプロボウルに選出されたのは2103年のジェイミー・コリンズ以来ありませんが、ドルフィンズでは2014年のジャービス・ランドリー、2015年のジェイ・アジャイと2人います。そして昨年のラレミー・タンシルも近いうちにプロボウルに選出されるかもしれません。


また、同じ記事の中で今年のドラフト1巡目指名選手の候補者を予想しています。それによると、ディフェンスの選手が8人でオフェンスの選手が2人となっており、それぞれ次のようになっています。

【ディフェンス】
CBガレオン・コンレイ(オハイオ州立大学)
LBジャラッド・デービス(フロリダ大学)
LBルーベン・フォスター(アラバマ大学)
DEチャールズ・ハリス(ミズーリ大学)
CBケビン・キング(ワシントン大学)
DTマリック・マグドウェル(ミシガン州立大学)
Sジャブリル・ペッパーズ(ミシガン大学)
LBハッサン・レディック(テンプル大学)

【オフェンス】 
TEデビッド・ニョック(マイアミ大学)
OGフォレスト・ランプ (ウエスタンケンタッキー大学)

ドルフィンズの1巡目指名は全体の22番目で、その時点で誰を指名するのか予定通りにはいかないでしょうが、順当にいけばディフェンスの選手で、もしランプが残っていればランプを指名する可能性が高いというところでしょうか。

いずれにしても、4月27日(日本時間28日)のドラフト初日が注目されます。