ドルフィンズはOTジャワン・ジェームスに5年目の契約オプションを行使したことを発表しました。これによってジェームスは2018年までドルフィンズでプレーすることになります。

ドラフト1巡目指名の選手に関しては、3年目が終了した時に5年目の契約オプションがあり、5年目を契約するかどうかはチームが選択することができます。仮にそのオプションを行使しなければ、今シーズン終了後にFAとなることになっていました。

ジェームスは2014年ドラフト1巡目指名でドルフィンズに入団し、1年目から先発RTとしています。2014年と2016年は16試合すべてに先発出場し、2015年はつま先の怪我で9試合を欠場しています。

ジェームスは昨シーズン序盤にはプレー内容の悪さから試合途中でベンチに下げられたこともありましたが、本来は堅実なRTの選手です。Pro Football Focusの評価ではNFLのオフェンシブタックルの78選手中32位にランクされており、特にランブロックについて見ると18位にランクされていました。


昨日の記事で、ドラフト2巡目指名のLBリークワン・マクミランがパスカバーに難があると書きましたが、その反面タックルミスは非常に少なく、過去3年間で268回のタックル中でミスタックルしたのは23回だけだったそうです。ちなみにマクミランと比較されたバンダービルト大学のLBザック・カニンガムは昨年だけで21回のタックルミスを犯していたということです。ドルフィンズはその部分を高く評価しての指名だったのでしょうか。


ドルフィンズがドラフト外で獲得した選手にアウトサイドLBのプライズ・マーチン-オグイケという選手がいます。彼の代理人によると、16チームから興味を持たれていて、そのうちシカゴベアーズ、ロサンゼルスラムズ、ワシントンレッドスキンズからオファーがあったということですが、ドルフィンズと契約しています。

マーチン-オグイケはテンプル大学での4年間通算で17.5QBサック、27.5ロスタックル、11ファンブルフォースを記録、またキックをブロックしたのも5回あったということです。

しかしこの選手は在学中に女子学生をレイプして起訴された経験があるということです。ただし、無実を裏付ける証拠があり、告発が取り下げられたんですが、その件でキャリアの2年間を失っています。2014年に復帰した後は特に問題なくプレーしていたようで、この選手が果たして最終的にロースターに残ることができるのか、注目すべき選手の1人になりました。