OTAと呼ばれるチーム練習が終わりました。計10日間のチーム練習からわかったことを、公式ウェブサイトのコラムニストであるアンディ・コーエン氏が紹介していました。

1 QBライアン・タネヒルは大丈夫
2 WRデバンテ・パーカーは今までとは見違えるようだ
3 DEチャールズ・ハリスの指名は間違いなかった
4 RBジェイ・アジャイはパスレシーブが向上している
5 TEジュリアス・トーマスはビッグプレーが期待できる
6 DTジョーダン・フィリップスは成長している
7 Cマイク・パウンシーとLBコア・ミーシーは怪我からの回復に時間がかかる
8 Sレシャッド・ジョーンズは怪我をする前と同じようにみえる
9 DCマット・バークは選手から信頼されている
10 HCアダム・ゲイスは昨年と少しも変わっていない

ポジティブな要素ばかりで、今シーズンが楽しみになってくるんですが、来週の火曜日6月13日(日本時間14日)からは3日間の予定でミニキャンプが行われます。これまでのチーム練習よりは内容の濃いものとなりますが、そのミニキャンプから7月下旬に始まるトレーニングキャンプを通じたポジション争いも注目です。

今後予想されるポジション争いのトップ10をSun Sentinelのオマー・ケリー氏が紹介しています。

1 ダミアン・ウイリアムス、ケニアン・ドレイクの第2RB争い
2 クレイグ・アービック、アンソニー・スティーンの控えC争い
3 ジャキーム・グラント、ドレイクのリターナー争い
4 アンドレ・ブランチ、チャールズ・ハリスの先発DE争い
5 マイク・ハル、レークワン・マクミランの先発LB争い
6 ボビー・マッケイン、マイケル・トーマスのニッケルCB争い
7 ニック・ウイリアムス、ダボン・ゴッドチョー、ビンセント・テイラーの第3DT争い
8 バイロン・マックスウェル、トニー・リペット、コードレイ・タンカーズレイの先発CB争い
9 マット・ダー、マット・ハークのP争い
10 ブランドン・ドーティ、デビッド・ファレスの第3QB争い

この中でブランチとハリスの先発DE争いを最も注目したいです。ハリスの動きがとてもいいようなので、もしかしたら開幕から先発もありうるかもしれませんね。


昨シーズンまでドルフィンズに在籍していたLBスペンサー・ペイシンガーがニューヨークジェッツと契約しました。ジェッツはLBデビッド・ハリスを解雇したばかりで、そのハリスの穴埋め的なところもあるんでしょうか。ただ、ペイシンガーはLBというよりスペシャルチーム選手でしょうね。

ペイシンガーは2011年にドラフト外でニューヨークジャイアンツに入団して2014年まで在籍していましたので、ジャイアンツと同じホームスタジアムを使用するジェッツに移籍したというのは、古巣に戻ったようなものなのかもしれません。