今シーズン、スコアリングオフェンスがNFL最下位の1試合平均15.2点のドルフィンズなんですが、興味深い数字が紹介されていました。

それは敵陣レッドゾーン内に攻め入った時のTD率なんですが、ドルフィンズは70.59%でフィラデルフィアイーグルスに次いでNFL2番目の成績だそうです。ちなみにイーグルスは72.41%です。

ただし、ドルフィンズが敵陣レッドゾーン内に攻め入った回数はNFLでシカゴベアーズに次いで2番目に少ないということです。敵陣レッドゾーン内に数多く攻め入ればそれだけTD率も下がってくるでしょうが、それにしてもTD率70%というのは優れた数字だと思います。

ドルフィンズのレッドゾーン内でのTDはすべてパスですから、そういう意味ではQBジェイ・カトラーというのはレッドゾーン内での決定力に優れているという証明なのでしょうか。

逆に相手チームに自陣のレッドゾーン内に攻め入られた時のTD率は77.3%で、これはNFLで最悪だということです。これはディフェンスがなんとかしなければいけないところでしょう。

ディフェンスについては最近3試合が特に酷かったので急に悪くなったような印象がありますが、オフェンスがあまりにも悪くて、ディフェンスの悪さが目立たなかっただけなのでしょうか。それがすべてではないと思うのですが、今後ますます不安が募ります。